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簡単!日本の年金制度とは?

日本では20歳になると、国民全員が国民年金に加入します。そうすることで、以下の3つの年金を必要な時に受け取ることができます。
1.老齢年金
年をとったら受け取れる年金
2.障害年金
障がい者になったら受け取れる年金
3.遺族年金
働き手が亡くなったら受け取れる年金

皆さんが考える年金といえば、老齢年金のことを指すことが多いと思います。

そこで、老齢年金についていくつかの疑問に答えていきます。

Q.年金は何歳からもらえるの?
60歳〜70歳の間で選ぶことができます。
現在50歳以下の会社員の方は基本的に65歳から受け取ることができます。

Q.年金はいくらもらえるの?
保険料を納めた期間により、一人ひとり金額が違います。また、受け取りを遅らせると年金額は増え、早めに受け取ると減ります。
2019年現在、以下の世帯モデルでは月々約22万円の給付額となっています。
※夫は会社員(正社員)、妻はパート(扶養の範囲内)。二人合計して約22万円。

Q.自分がもらう年金は働きながら積み立てるの?
年金の財源は、働く現役世代の納める保険料(税金)です。つまり、今現在の働き手が納める税金を、年金として支給しています。
少子高齢化が進む日本では、働き手が減っていくため、長期的には財源が減り、給付水準が低下していく見込みです。

Q.年金制度はいつか破綻するの?
破綻はしません。しかし、制度を継続していくために、保険料(税金)を増やしたり、給付額を減らしたり等の調整を行います。また将来の給付に充てるために積立金を運用しています。

上記の内容を踏まえると、年金が老後の生活の助けになる事は間違いありません。
しかし、長生きした場合、それだけでは生活が成り立たなくなる可能性があります。
そのために、今から老後の備え=資産形成が必要なのです。



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