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【WEEKLY OCHIAI】2021.3.17 【落合陽一】地震、津波、噴火。天災リスクのリアル_メモ
今週のWEEKLY OCHIAIは、安宅和人さんの回で触れられた災害の話。半年未来を語るWEEKLY OCHIAIだけど、半年後に地震起きたら嫌だなとか考えつつ、止められるものでもないので、今から考えることは大切だと考える。
この回の見どころは、黒川清さんの暴走に、鎌田浩毅さん、越村俊一さんがキチンと地震の話で答えるのと、佐々木紀彦さんの名ファシリテーション、そして落合陽一さんが楽しそうなこと!
■近い未来に起こりうる災害
●南海トラフ巨大地震
2030〜2040年に必ず起こる。
死者・行方不明者数は最大23万人を超える可能性がある。
●富士山噴火
いつ起こるかは予測不可能。しかし噴火前にはマグマの活動を観測可能。
江戸時代は50〜100年周期で噴火していたが、現在は300年もマグマを溜め込んでいる状態。
●首都直下地震
いつ起こるか予測不可能。(30年以内に70%)
3000万人に被害。
■東日本大震災からの教訓
東日本大震災以降、制度等は整備された。ハザードマップまでは作られているが、それを元にどう対策するのかはまだ課題がある。
津波が来たら、逃げるしかない。予防として、防ぐ事は難しいが、危ないところに住まない事は可能なのだろうか。米国では危険な土地を買い上げることもあるらしいが、日本は危険地域が広く、また住民の土着意識からも中々難しいのではないだろうか。
また、2030年のような少し未来に津波が来たらどうなるのか。Society5.0が実現したデジタルな世界は津波に耐えられるのだろうか?超高齢化社会で逃げられるのだろうか。平時の便利な議論だけでなく、有事についても議論が必要である。
■黒川清さんの「どうして?」
異なる意見を言わない。グループシンクの罠。コロナ禍でもお金をジャブジャブ配ってるが、将来の負担になるのに、誰もマスコミも何も言わない。
冷戦時は、言われたことやるだけで、経済成長できていた。(この時、たまたま日本は地震の少ない時期だった。高度成長できた)
戦前の国債は時効になった事実。国民のお金は取られる。
政治家は地元の小さい目線だけ考えているとダメ。
鎌田浩毅さんは黒川清さんの長い外からの話に、すごい、必ず地震の話に戻してくれる。
南海トラフでも、若者が立て直す!ノブレス・オブ・リージュ。
■"災害大国ニッポン"を生き抜くためには?
【鎌田浩毅】地震が起きたら火事が起こる。関東大震災では、10万人の死者のうち9万人が火事で亡くなっている。
【越村俊一】未来志向津波てんでんこ。津波てんでんこは、三陸でてんでバラバラに逃げなさいという教訓。未来の新しい生活の中でてんでんこで逃げることを、みんな考えてほしい。集団全体の生存率を上げる。
【黒川清】休学のすすめ。健全な愛国心で、日本のマズイところがわかる。
【落合陽一】バックキャスト。災害後の未来人として、未来から考える。
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