推しの熱愛が発覚して。

初めまして。Travis Japanの川島如恵留くんを推している大学生の怜と申します。今回は3月22日(にゃんにゃんですね)に発売された某週刊誌に掲載された熱愛と、ハイタッチ会などを受けて感じたことや考え等を述べます。まず前提として私は如恵留くんのリアコです。もしアイドルとファンではない世界線で出会えたのならば、付き合いたいと思ってしまうような人間です。

ただの1のえ担の意見だと思って下さい。

約2ヶ月間もかかったのは、私自身気持ちの整理がつかず言語化するまでに時間を要した為です。

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如恵留くん新連載おめでとうございます!
そんなおめでたい日にこのような投稿を致しますこと申し訳ございません。


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3月21日、週刊誌発売の前日、Xの推し垢で流れてきたポストに目を疑いました。Travis Japanのメンバーの熱愛が出ること、またツーショット写真があることが最初に知ったことでした。どこの媒体だったかは忘れてしまったものの、如恵留くんは誤解をさせないために友人であっても女性とはツーショット写真は撮らないと知っていた為、如恵留くんは絶対大丈夫だと思い込んでいました。これが盛大なフラグであると知らずに……。
それから30分後ぐらいでしょうか、タイムラインが更新された途端、目に飛び込んできたのは川島如恵留という文字。その次に彼女さんの名前。そして6年の真剣交際、結婚前提という単語、2人の親密そうな写真……とすぐには受け止められない現実が広がっていました。水着の写真も、後ろから抱きしめている写真も明らかに如恵留くんだとしかいいようがない写真でした。笑顔が苦手だと感じさせないくらい、写真の中の2人は幸せなカップルの姿に見えました。その写真の如恵留くんは金髪にフープピアスで結構好きなビジュアルでもありました。2020年頃でしょうか、Jrの頃のですね。その写真を見たとき格好いいと思ってしまった私がいました。

ただそれだけで悲しみは消えてくれませんでした。

せめてもの救いは2月に破局していたことでしょうか。とはいえ結構最近ですよね。
今迄もこのような類いの話はないわけではありませんでした。ですがどれも確実な証拠はなく、如恵留くんの可能性もあるぐらいの認識でいました。
私の知る限り明らかな恋愛のものは今回が初でした。
知ろうとしなかった部分、信じたくなくて受け流してしまった部分もありますが……。違和感を抱くことがあっても見ないふりをすることで傷つかずにいられるのなら知らないふりをしてしまうじゃないですか。少なくとも私はそうでした。


熱愛を知ってから数時間は悲しい、辛いが感情の大半を占めていました。ですが、少し冷静になってくると、もしこれが熱愛ではなく結婚発表だとしたら悲しくてもまだ好きな人の幸せなことだし良かったのでないか、如恵留くんの精神面は大丈夫なのか、を考えるようになりました。好きな人が傷付いてしまうのは悲しいし、傷付くのはオタク側だけで十分だと私は思っています。全肯定する訳ではないですが、如恵留くんは隠してくれていたし、本人に届く可能性がある場所で叩くのはどうなのかなと感じていました。しかし叩く側の気持ちも分かってしまうだけに苦しかったです。アイドルという、ある種の色恋を売りにしている以上プライベートだとはいえ恋愛に否定的な層も多い立場です。私を含めリアコオタクも一定数います。
それに加え、インテリ、真面目、クイズなどの如恵留くんが作り上げてきたイメージが余計に響いたのでしょう。トラジャ担以外にも様々な意見を持つ方がいましたし、Xでは他界隈にも広がっていました。
こんな形で、のえゼミで言っていた「真面目って損ですね。」を実感するとは思ってもみなかったです。
また「デビューは結婚、ピンキーリングはのえ担の恋人としての証、へそピアスはトラジャ担を想って」と発言されていただけに裏切られたの?と感じてしまう部分もありました。これは勝手に私がしたことですが、左耳に4つ、右耳に3つ、へそに1つと同じ位置に同じ数だけピアスを開けて、ゴールドのピンキーリングを付けて、如恵留くんを好きでい続ける覚悟を決めていました。如恵留くんがのえ担にくれていた言葉や愛を文字通りに受け取っていたかったし、如恵留くんが作り上げた虚像を信じて甘い夢に溺れていたかったです。辛い時はピンキーリングを見て、如恵留くんを思い浮かべ、乗り切っていました。熱愛がでた翌日もネイルはボロボロでメイクも不完全だったのにピンキーリングとピアスは習慣でつけていました。仮に如恵留くんの言葉や、ピンキーリングが元彼女さんに向けられたものだとしても、それに支えられてきたし、好きは変わらなかったです。
当たり前のことですが、写真を見た時、如恵留くんも一人の人間で一人の男なんだなと実感して悲しかったです。何も知らずにリアコしていた自分が酷く哀れに思えました。アイドルである以前に一人の人間であるということ、わかっているつもりで全くわかっていなかったのだと思い知らされました。アイドルの姿は虚像で、その人自身だとは限らないし、表で見せてくれる部分は一部にしかすぎないですよね。
私には如恵留くんがいないと駄目ですが、如恵留くんからしたらただの1ファンでしかなくて、ガッツでもない私は認知もされていないでしょう。また、如恵留くんの支えになっていたのは、のえ担ではなくて彼女さんだったのではないかと思います。

一つ知ってしまうと見ないようにしてきた小さな違和感が答え合わせされていって。辻褄があってしまうことも悲しくて。恋は盲目、まさにですね。盛られている可能性もありますが、具体的な期間がわかると余計に辛くなります。8.8の時も、無期限の留学の時も彼女さんがいたのだなとわかってしまうから。
過去の映像やグッズを見ても付き合う以前かを考えてしまう自分がいました。
6年って長いですよね。付き合う前となるとこんな昔になってしまうのだと当時の写真をみて苦しくなりました。


熱愛がでた後、バイト先の方が話を聞いてくれました。その中で、「29歳だと結婚も考えるよね。」と何気なく発したであろう言葉が痛いぐらい刺さりました。アイドルじゃない世界線が見えた気がして。偶然にもこの言葉を発したのは29歳既婚者男性でした。だから余計にそう感じたのかもしれません。アイドルじゃなかった世界線を想像しやすかったので……。



元々私は病みやすい性分でした。如恵留くんの「生きててくれてありがとう。」、「生きてるだけで偉い」という言葉に幾度救われたことでしょうか。如恵留くんがいなければ私は今、生きてはいないと思います。私にとって生き甲斐=如恵留くんでした。
言葉を選ばなければ如恵留くんに生かされているといったところですかね。ここからも分かる通り、かなり一方的に依存しながら生きていました。
カラーコンタクト、ヘアカラー、白色の服、小物、メイク用品など揃えたり自分に合うメイクを研究したりしてライブやイベントで如恵留くんの視界に入れる一瞬にかけていました。苦手だったカラーコンタクトも、少しでも可愛い姿で逢いにいきたかったから、何度も練習して入れられるようになった。
如恵留くんに少しでも近づきたくて、お揃いを増やしたくて、青山学院を受験したり宅地建物取引士の資格の勉強をしたり、クイズを始めたりしました。
自己満足といわれればそれまでかもしれません。ですがのえ担として胸張れるようにありたいから。
如恵留くんを推している自分が好きなだけかもしれない。
ですが全てを捧げてでも推したいと思ったのは如恵留くんが初めてでした。

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4月19日、 約1ヶ月がすぎた頃、元彼女さんが公式声明を出されました。その中の一部に如恵留くんとの交際に触れている部分がありました。その他2度、未遂行為をしたとも書かれていました。これらが一部では議論を呼びました。先述しておりますが、如恵留くんが公式媒体にて発してきた「生きててくれてありがとう」、「生きてるだけで偉い」などの言葉は元彼女さんに向けられたものなのかとも考えてしまいました。考えすぎてしまっている部分はあると思います。記事の内容を含め、どこまでが本当かはわからないし、誇張表現もあるかと思います。ただ考えたくなくてもその可能性を消しきれないなと思ってしまいました。


さて何も知らずに推すことと、裏や現実を知りながら推すことのどちらが幸せでいられるのでしょう。知らないことの怖さも知ってしまうことの辛さもわかります。知らないがゆえに、無意識に傷つけてしまっていないか怖いと思ってしまいます。だから知らない方がいいこともあると分かりながらも知ることを選んでしまいました。

今回の件で私がどれだけ如恵留くんに依存していたのか気付かされました。


のえ担になってから今迄で恋人がいた時期もあります。でも結局如恵留くん以上に愛せる人はいなくて。
ただ好きになった人がアイドルだっただけです。
如恵留くんには幸せでいて欲しいと思っている一方、誰かの特別になって欲しくないと考えてしまいます。
ただオタクでは支えきれない部分があるのは事実ですよね。
アイドルではない、素の如恵留くんの日常に私はいません。
Road to Aの購入特典であったTalk withで如恵留くんは「「幸せですか?」と聞きたい」(ニュアンス)と言っていましたが、逆にいま「アイドルでいて幸せですか?」と聞きたいと思いました。「アイドルは天職」、「アイドルが本業」これらの言葉を信じてはいます。ですがアイドルじゃなくても生きていける人でしょうから。私が想像する以上に厳しい世界だと思いますし、何年も表で活動し続けるには辛い時期もかなりあったと思います。だからアイドルを選んだことを後悔していないのか聞きたくなってしまう時があります。デビューまで時間がかかってしまってもアイドルを続けてくれて嬉しかったですし、アイドルとして生きることを決めてくれてありがとうございます。


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今、彼女がいないとは限らないですよね。アイドルに彼女がいることを悪いと言いたいわけではありません。ですがそれによって生活に支障がでるレベルで傷付く人も一定数います。リアコも多い界隈ですよね。
せめて隠し通してくれたなら……。と思いたいですが、元彼女さんのことも結果的に表に出てしまいましたが交際期間中は隠してくれていましたし……。難しいですね。
画面の外の姿を知ることはアイドルとオタクの関係ではかなわないので。

Road to Aでの、のえちゃかユニット曲『Day off』の歌詞が、熱愛を知った後だと余計に刺さりました。この曲、衣装もジャケットやスーツではなくて、どちらかというと私服に近いような感じでしたよね。
Road to Authenticity での演出も手描き(風?)での歌詞表示や、コンサート用に付け加えられた間奏のみダンスパートになっていて、仕事とプライベートの狭間を描いているように解釈しました。(具体的には来月の感想回にて書こうと思います。)

ここで一度歌詞を載せます。

Day off  宮近海斗、川島如恵留
作詞 Chaka/Noel
作曲 Noel

  私には分からない
  それでもいいんじゃないのかな
  生きてるんだって 
  全身で受け止めながら

  休みの日は何してる?って
  寝てる以外の答えが見つからずに
  うちなる本音を知ったって
  それを伝えてどうなるんでしょうか?
  服の趣味はなんですか?って
  どんな髪型が好きですか?って
  知ったら人生豊かになりますか?
  そう、それなら教えます

  生きてく為にする仕事
  仕事の為に生きる事
  どっちが間違いだとか不正解だとか
  そんなの考えずに
  ひたすら探した境界線
  見つからない人生(life) Gradation
  拡げてみようか Imagination
       Day offくらいまったりしよう

  他人と自分を重ねて
  羨むことはやめて
  切り取られてく
  自分の時間を誰かに割いて
  見失ってる本当の自分を
  Ah
  

       私には分からない
  それでもいいんじゃないのかな
  無理せず今週もよく頑張ったんだし
  誰かと比べる事なんて止めて
  今日はダラダラして過ごそう
  生きてるんだって
  全身で受け止めながら

  「また歳をとった」と
  無駄に時が経ったみたく
  嘆きなのか 後悔なのか
  そんな不確かな戯言はやめて
        Day off, it's your life !
        Why don't you go your way?
        Stop wasting your time!
        Don't compare yourself to anyone!


  一人一人が
  画面の外の自分を愛せば
  切り離された
  現実と虚構の溝を埋めて
  取り戻せる本当の自分を
  Ah
  

  私には分からない
  それでもいいんじゃないのかな
  無理せず今週もよく頑張ったんだし

  誰にもわからない
  それこそいいんじゃないのかな
  無理せず来週も笑っていたいんだよ
  誰かと比べられない感情
  集めてイキイキと胸張ろう
  生きてるんだって
  全心で受け止めながら


ここからもアイドル(=虚構)とプライベート(=現実)には差があることが読み取れると思います。特に如恵留くんパートの、「一人一人が画面の外の自分を愛せば 切り離された現実と虚構の溝を埋めて 取り戻せる本当の自分を」の歌詞がこれを指しているのではないでしょうか。無意識にアイドルという虚構の姿を押し付けてしまっている部分があったかもしれないと気付かされました。常にアイドルでい続けなければいけないことは如恵留くんにとって、ある種の枷あったのかもしれない、時にはのえ担の存在が重荷になっていたのかもしれないと考えてしまいました。のえ担にくれた言葉や伝えてくれた愛を信じたいと思っているのに、歪んだ解釈をしてしまうことも我ながら苦しかったです。
如恵留くんが作り上げてきたアイドル像があまりにも完璧を見据えていたから、それが一気に壊れていくことが怖いと思いました。
長年かけて隙のないように積み上げてきても崩れ落ちるのは一瞬で、アイドルという存在の儚さも感じました。

私が見てきて好きになったのはアイドルのTravis Japanとしての如恵留くんで、川島如恵留くん自身とはまた異なるのでしょう。悲しいことですが、これが現実でした。
また特に好きなビジュアルの時、大体彼女がいるのは何故でしょうか、笑。
なんと悲しい皮肉でしょう、笑。


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熱愛がでて数日後、どうしたらいいのか分からなくなり、Road to Authenticity 3月9日の静岡公演まで持っていたファンサうちわを壊しました。
その内容が 結婚しよ? 系のものだった為、しばらく持って入ることはできないなと思い、やりきれない感情のまま泣きながらカッターを突き刺しました。作る時よりも壊す時の方が簡単で、何時間もかけて決めたデザインは、あっさりボロボロになりました。
現場参戦した時には見つけて欲しい、視界に入って欲しいと思ってたにも関わらず、今となってはそのうちわがどうか如恵留くんの視界に入っていないことを願っています。仮に記事が本当で、2月に別れたばかりだとしたら、交際期間中も破局後すぐにもこのうちわを持っていたことが申し訳ないと思ってしまいました。ただ純粋に、本気で結婚したいと思ってそのうちわを作っただけでしたが、無知の怖さを思い知らされました。

そしてこの時期私は金髪にしていました。ですが視界に入る度に写真がよぎって辛くなってしまうことから髪を染め直し、元々ギャル系の服を着ていた時期もあったのですが、そのギャル系の服も手放しました。元彼女さんの系統に近付こうと思ったからです。今まではライブ参戦の時だけ系統を変えていましたが普段の系統から変えようと思いました。
如恵留くんが好きそうな系統になろうと。
目指す先がわかってしまったので、笑。

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今回の件に限らず、推していたことで苦しんだ時期もありました。それでも1番辛くて、消えたかった時に如恵留くんに救われて如恵留くんのおかげで生きられているから。
推しに依存した生き方をしたくないと思いながらも苦しい時に思い浮かべるのは「生きてて偉い」という如恵留くんの言葉でした。
消えたいと思ってしまう時があっても、あとこれぐらい頑張れば、如恵留くんに逢える、如恵留くんのこれからを見続けたい、と思って生きてきました。私にとっての生きる希望や理由は全て如恵留くんです。
だからこそ依存してしまいました。依存していることはわかっていてでも、如恵留くん以上に推せる人も好きになれる人も居なかったこともあります。

掛け持ちで別の先輩グループを推していた時期もありました。
いや、この熱愛がでるまで推していました。降りた理由は、熱愛がでた時、如恵留くんだけに全てを捧げて推し切れていない自分が許せなかったからです。訳がわからないですよね。普通降りるなら逆だと思いますし、我ながら謎だなと思っております。
依存は治るどころか更に墜ちていきました。
ですが今迄も、推しに依存して推しを基準に、推しを追いかけて生きてきました。だから推しがいない生き方を知らないですし、如恵留くんなしでは私は生きられないです。
こうしたい、ああしたいなどはなくて、如恵留くんが生きているから生きるそれだけでした。極論、もしものことがあったら殉死するくらいの覚悟でいます。如恵留くんがいるから生きているというだけなので、笑。


如恵留くんのやりたい事を否定したくは無いし、夢や目標がかなったらのえ担としては喜びたいけど、どこか悲しさを感じてしまうこともあって。
この1ヶ月間に色々なことがありすぎたのでしょう。
でも苦しくなったり悲しくなったり傷付くのはまだ好きだからで、
これが如恵留くんじゃなかったら私は傷付くこともありませんでした。
好きでいるのを苦しいと思ってしまう時もあります。
でも好きなのは変わらないです。

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熱愛から約10日後の3月31日、東京で行われたハイタッチ会にも行きました。ハイタッチ会に行くまではどんな気持ちで会えばいいのかわからなくて。それでもその時点でできる私なりに1番綺麗な姿で会いにいきたくて。15cmの厚底を履いて身長差を約15cmにして、全身に白を纏って、友達が作ってくれたネイルチップをつけて、プロの方にヘアセットをしてもらって、メイクも似合うものを研究して、向かいました。夜の部だったので開演時間になるまでずっと逢いたいけど逢ってしまったら感情が抑えられなくなると葛藤していました。会場前で大阪のレポを読んで話すことのシュミレーションをしてその時が来るのを待っていました。
ハイタッチ会に行って限られた時間ではあったけどお話することができて、手が触れた時、色々考えていた事が全部飛んで、もう彼女がいてもいいと思えるくらい好きだと気が付いてしまいました。のえ担に向ける好きは仕事上のものでしかないとしても、私は好きだし、推すことができるだけで十分幸せだと思いました。数秒間だけですがその間は2人きりの世界でした。今までで1番幸せな数秒間でした。伝えたかったことを言えて、如恵留くんからも言葉を貰えて、好きが溢れて思わず泣きたくなるくらい幸せな瞬間でした。
ですが電車の帰り道、車窓に映る白で飾られた私の姿は酷く哀れでした。同じ電車でも会いに行く時はキラキラして見えたのに。分かってはいてもアイドルとファンの距離の遠さを実感しました。決して交われない世界線にいるのだと。
会っている時が一番幸せで、でも会場をでた瞬間に魔法が解けて苦しくなるのは何故でしょうか。わかってはいるのですが、一時の幸せの為に会いにいってしまいます。その時だけは何もかもを忘れられるので。麻薬みたいですよね。一度その幸せを得てしまったらもう引き返せなくて、叶うのであれば何度でも会いにいきたくなります。お金をかけるだけが愛では無いけど、愛が無ければお金を使えないのはあると思います。遠い地域でもチケットを取れたなら会いに行くし、会った直後から会いたいと思ってしまいます。会える機会があるのならば頑張るし、アルバム頑張って買って良かったなと思いました。
次いつ会えるのか分からないから、会える1回1回を大切にしたいし、悔いのないようにしたいと思っています。基本画面越しでしか会えない距離なので。会いたい時にネットに触れれば画面越しで会えるけど直接会えるのはいつになるか分からない。

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そしてオタ垢で思うのは、担降りしていくファンを見るのは同担拒否していたとしても悲しいということです。特に歴が長かったり現場に行ったりしている方だとより……です。またオタクが推しを否定する姿は悲しくなります。基本は好きな筈なので。ただ悲しんだり納得できなかったりするのも好きが残っているからだと思います。冷めてしまったら興味や関心がなくなりそのコンテンツを追うこともないと思いますし、見たとしても何も感じなくなると思うからです。

また同担の意見を見ていて、降りるまではいかないけど魔法は解けたと表現している方がいて、なぜか私が悲しくなりました。今まで受け入れられていたことが受け入れられなくなる、全肯定出来なくなるといった辺りでしょうか。全肯定が良いとは限らないですし、好きだから受け入れられないこともあると思います。推しだって人間だからオタクの望まないことをすることもありますし、オタクの意見も人それぞれです。推し方も人それぞれですよね。

結局の所、如恵留くんが選んだ特別があることが悲しかったなと思います。オタクでは絶対に埋められない部分を埋めてくれる人がいたこと、アイドルじゃない姿で特定の方を愛し、愛されていたことが悲しかったです。手の届かない存在であることを如実に分からされました。

あれから朝が来る度、襲ってくる虚無と積み重なる憂鬱。
知りたくなかったな、好きになった人が、真剣に愛していた人を。
また元彼女さんも色々な事情があるとはいえ凄い経歴を持つ方で。
見ない方が傷付かないとわかっているのに元彼女さんのSNSアカウントや、2人の写真を見てしまっていました。何度私とも恋に落ちてくれても良かったのではないか?と思っては、私じゃ駄目だと絶望したことでしょう。
不可能なことはわかっています。ですが、私だけをみて欲しいと思ってしまうこともあるし、普通の恋もリアコも何も変わらないです。来世は如恵留くんに飼われる猫になりたいです。その前に現世をどうするか、といったところですが、笑。
アイドル誌を読んでいても恋愛系の質問がくると重ねてしまうのもやめたいのにやめられず、勝手に傷付いていました。現実が想像できてしまうと悲しいな、と。
好きだからこそ、恋愛系のものはみたくないと思ってしまいます。
幸せになってほしいのに、純粋な気持ちだけでは幸せを願えない。
如恵留くんの幸せの中に私がいないとわかっているゆえに。
如恵留くんにとっての特別になることが私の唯一の夢でした。
まだ結婚したわけじゃないから可能性はゼロではないのでしょうか?
限りなく低いのはわかっていますが。笑
それでも最愛の人で。

熱愛がでた直後より時間がたってからの方が苦しいのはどうしてでしょう。
受け入れなければいけない現実だと思わされるからなのか、夢ではないことを自覚しているからか……。

いつまでも引きずるのは誰にとってもプラスにはならないし、いい加減切り替えたいと思っています。
ですが不意に蘇って苦しくなってしまうことがあります。例えば金髪×ピアスの頃の写真を見た時や過去の雑誌で恋愛観を語っているのを読んだ時など。

いつ来るかわからない如恵留くんの結婚が怖いです。
おめでたいことだし、如恵留くんが決めたことなら応援して喜びたいと思っていますが、覚悟はできるものじゃないです。

一生忘れられることのない傷を負っても、一生推したいです。
推させてくれる限りは好きでいたいから。

アイドルでいてくれてありがとう。
辞めないでくれてありがとう。
のえ担でいさせてくれて、推させてくれてありがとう。

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