コロナショックが起きて良かったこと
おはようございます。のえるです。
新型コロナウイルスに関するニュースを目にしない日はないこの頃。
経済は急激に冷え込み、自粛続きで人々は疲弊し、
それでも日に日に死者は増え、
ゴーストタウン化した街の風景には恐怖も感じる。
でも、本当に暗いことばかりなのでしょうか?
確かに雇用を切られ、休業を余儀なくされ、親族に先立たれ、
先行きが見えない、にっちもさっちもいかなくなった人もいるでしょう。
もちろん、明日は我が身で自分もどうなるかはわからない。
そのときにこんな文章を見たら「このやろう」と憤るかもしれない。
だからこそ、書ける今だからこそ
コロナショックが起こったことで得られた「良かったこと」について
今回は述べてみようと思います。
これを読んで少しでも多くの人が、「今」に希望を見いだせたなら嬉しいです。
はじめに
暗いニュースが氾濫し、自粛疲れが囁かれる今。
主にネットで情報収集していると、情報発信しているライターさんや影響力を持つ芸能人、クリエイターが次々と立ち上がり、「今自分にできること」を最大限されています。
元気の出る動画配信だったり、ライブ配信、自粛を呼びかけるメッセージ、見ていて飽きない投稿や時間を忘れて読み入ってしまう文章。
私も物書きの端くれ(というか底辺も底辺なんですが)
自分の文章や普段感じていることが、誰かの心に救いの光となればいいなと思って書きます。
多分「当たり前じゃん」と思うものもあるでしょう。
「そんなん知ってるわ!」というものもあるでしょう。
それでも緊急事態宣言を知らずに外出自粛をしない若者がいたこのご時世。
どこかで誰かが触れるかもしれない、と文章をたくさん残しておくことは大事かなと思うのです。
1.働き方の変化
コロナショックで大きく変貌したのが、働き方。
時差出勤、テレワークで人の往来は随分減ったようです。
かくいう私は数年、満員電車には乗っていないですが…
知人に聞くと格段に人の数は減っているようですね。
満員電車に乗ることによるストレスから解放された人も多いでしょう。
おそらく毎朝満員電車に人を詰め込んでいた駅員さんもストレスから解放されているのでは?
なんなら、痴漢も減っているんじゃないか?
女性が痴漢の被害に遭う危険性も減ったし、男性が痴漢の冤罪に遭う可能性も減ったことになる。これはすごい。
テレワークも思いの外増えていて、何故もっと前からコレをやらなかったのか、と思う方も多いのではないでしょうか。
取り入れた当初は手続きやらで手間取ったりもしたかもしれませんが。
在宅意外といけるじゃーん!となった人は多いでしょう。
もともとフレックスタイム制などは取り入れているところも多かったですし、コロナショックが収束しても時差出勤、テレワークを続けるという企業は少なくないように思います。
オンライン会議、Web面談も増え絵、これまでこういうツールに不慣れだった人もスキルアップできちゃう。
仕事全体のデジタル化も加速していくでしょうね。
2.情報の質があがる
トイレットペーパーのデマ問題でこれは日本国民全員が痛感したはずです。
ネットは情報を拡散しやすいというメリットの反面、匿名で誰でも書き込みができるというデメリットがあります。
そうしたどこの馬の骨ともしれない人が、なんの悪意もなく書いた一言が拡散され、人々の感情や行動に影響を及ぼす。
こういうとき変に小説などを読み込んで想像力がたくましいものだから、
「私のこの一言が国家転覆を招くかもしれない」
などとつい考えてしまうのは私の悪い癖ですが
でも少なくとも、情報を発信しているプロの方々はそれくらいの危機感を持って情報発信していると思う。そう思いたい。最近のTwitterを見るとそうでもないニュースとか多そうだけど。
誰もが情報を発信できる世の中になった今。ちょっとした情報に左右されやすい今だからこそ、個々が上げる情報の質は上がっていくと思います。
私も含め、情報を発信したいと思うなら、読み手を意識して想像力を働かせ、より自身が知識を増やして賢くなる時代です。
情報に疎い人でも安心して受け取れる情報が増えていくと良いですね。
3.クリエイティブな発想が鍛えられる
はじめに、でも述べたように、自粛を要請されたことで自宅で楽しめるコンテンツは増えましたね。
YouTubeには筋トレ動画がアップされ、インスタグラマーはライブ配信が増え、絵師はTwitterに神イラストをアップする。
最後のはいつもと同じか。
他の業界でもクリエイティブな動きが見えてきました。
飲食店はテイクアウトを始め、ライブのできないアーティストはライブ配信を始め、電子書籍は無料公開をスタート。
突然解雇の憂き目にあった人も少なくないと聞きます。
経営が立ち行かなくなり、破産に追い込まれた方もいらっしゃいます。
でも、ここでくよくよしていても事態は好転しない。
バイトのなくなった若者はUBer EATSを始め、在宅ワーカーはクラウドワークスを始め、並み居る有名人がYouTubeチャンネルを開設し、収入を得る方法はまだまだある。
挫折は誰にでもあり、それをコロナのせいにしても良いでしょうし、自身の経営判断が甘かったと反省してみても良いでしょう。
でも、それじゃあどうするか。
そうやってクリエイティブな考え方を鍛え直すチャンスだと思います。
戦後の平和に慣れきった日本人が、現状を切り開く自力をつけるチャンス。
自分の身を自分で守ると考えれば、人は予想以上の力が発揮できるものですよ。
ちなみにWebコンテンツの需要が増えたことで、ライター案件は増えた。
ここらで私もクオリティを上げ、より世に通用するライターになるべく頑張りたいところです。うむうむ。
4.EC活性化
自粛ムードになって、逆に需要が延びて絶好調なところもあります。
コンビニ、スーパーなど日用品を扱う業界はもちろんですが、特筆すべきはEC市場。
自粛ムードになってECのすごさに気づいた人が多いようですが、今どき家の中でも割と何でも買えるんですよね。
野菜や肉などの食品はもちろん、家電製品や洋服、メイク道具だってネットで買える。
手段はたくさんあるけど、「ネットで買うのは怪しい」から買わないという人も多かったはず。
でも知らないだけで、メイクもバーチャルメイクで事前に色をお試しすることもできるのもあるし、洋服もAI活用でサイズミスが防げるよう工夫しているサイトもあるんです。
出勤している人向けに、生鮮食品を新鮮な状態で受け取れるサービスなんかもあるわけですが…そもそも在宅になったらそれも関係ないしねえ。
外出せずに家で食材が手に入るなんて荷物運びもしなくて済むし、良いことづくめですよね。
自粛のおかげでECのこれまで知られていなかった便利な機能が知られることになり、急激にEC市場が加速するような気がしています。
つまりEC系の仕事もなくならないでしょうね。
5.絆の大切さを知る
オンライン飲み会もできるし、SNSやメール、電話などがあれば対面でのコミュニケーションは少なくなる。
デジタル化が進んだら、人のつながりは薄くなるかと思っていました。
しかし基本的に引きこもり体質なんですが、引きこもりだからこそわかることがある。
人は1人では生きられないらしい。。
やっぱりちょっと寂しい。
いくらAmazon musicでお気に入りリスト作成して6時間ぶっ通しで歌っていれば会話しないストレスから解放されるとはいえ。
人の間と書いて人間と書く。
相手がいてこそ人の存在価値は成り立つものです。
だからアナログな交流が減った今、オンラインで話せる知人がいることはとても心の支えになります。
1人でこもって考えていても、ネガティブになる一方です。
こういうとき、電話でもメールでもチャットでも、他愛もないことを話せたり、具体的に仕事をくれたりする仲間がいること、その絆がとても尊いものに思えます。
もともと引きこもり体質じゃない人は、もっと寂しさを感じているのではないでしょうか。
自粛したからこそ人とのつながりの大切さを知ることができた、という人も多いと思います。
リアルな友達がいなかった、という人もネットでどんどんつながるチャンスかもよ?
もちろん、ネットには心無い言葉も多いのでそこだけ気をつけてほしい。
リアルに友達がいなくて、でもネットは怖くて、という人は私が友達になってあげたい。ていうか友達になりたいから連絡ください。うん、それもいいな(何が)。
6.感謝の気持ちに気づける
この状況になっても、コンビニやスーパー、インフラ関係、政府の方々、医療従事者、生産者の方々は休むことができない。
有人レジがあったところで商品の入荷、陳列は人がおこなっているし、どうあってもオンラインにできないという仕事も多数存在していて、それが自粛している人々の生活を支えている。
このことに、深く感謝の気持ちを表します。
普段、コンビニやスーパーの店員にそんな感謝を感じたことはあったでしょうか?
「あったかいものとチョコレート一緒にするんじゃねえええ!!」
と思ったことはないでしょうか?(私はある)
もちろんそこはサービスもちゃんとしてほしいところですけど、まずは出勤してくださることに感謝したい。
それから自分が健康でいられることに対する感謝。
健康に生んで育ててくれた両親には感謝しかない。
ふと見上げた空の美しさに心を動かされることへの感謝。
心を支えてくれる音楽を生み出してくれたアーティストさんへの感謝。
便利な生活ができるよう、ネット環境を整えてくれた過去の偉人への感謝。
尊さしかない素晴らしい作品に出会わせてくれたクリエイターの方への感謝。
感謝の気持ちを忘れると人は錆びる、といいます。
不謹慎かもしれませんが、この状況が感謝の気持ちを思い出させてくれたなら、そこにも感謝しなければいけないのかもしれません。
そう思ったら、世界は少しあたたかく見えてくるのではないでしょうか。
まとめ
今回のことで大切な家族をなくされた方や、収入がゼロになって自分の生活もままならない、という方には、この文章は腹立たしいものに映るかもしれない。
でも、状況はみな同じです。
誰もがいま、自分で自分の身を守る必要がある。
世界中の人が、同じ境遇に立たされているという絆で結ばれていると思う。
自ら道を切り開いていく力をつけていくチャンスです。
一緒に乗り切っていきましょう。
暗いニュースにうんざりして、先行き見えない人には
今回の文章が希望になれば良いなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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