【123日目】中村海人の根性
札幌公演のうみちゃん
のえ担だけど、あまりに中村海人の印象が色濃く残った札幌公演だった。
1日目夜公演、その身に何が起こったのかはわからないし、裏でどんなやり取りがあったのかもわからない。
きっと「出ない」という選択肢が、誰かの中にあってもおかしくなかった。
でもきっと、うみちゃん自身はそうではなかったんだと思う。
あれは、プロ意識とは多分また違うと感じる。
やり続けることもプロ意識だけど、
ファンにそういう姿を見せないという考え方もある。
きっとうみちゃんは、不完全なことはわかっていた。
いつも通り歌えないことも、
いつも通りのキレで踊れないこともわかっていて、
それでもステージに立つことを選んだ。
その中村海人という人の、
プロとしての「根性」が
私はとても好きだと思った。
つらいなら無理しないで、という人もいる。
現に見たし、私もその気持ちはあるけど、
その根性で、パフォーマンスに穴を作らずやり遂げると言うなら、
その背中をめいいっぱい押すし、見届ける。
翌日、万全の体調でなくても、
同じように出し尽くそうとするんなら、
あなたがもっと自分を鼓舞できるように、力の限り声を出すよ。
見ていた様子だけでも、本当にどうしてあの曲たちを踊り切れるのか不思議だった。
どんな気持ちだったんだろう、考える余裕なんてないくらい無心で必死だったのかな。
そんな中村海人の根性、ゴリゴリに突き刺さったなあ。
そして2日目、復活した中村海人の煽りに、未だかつてない安心感を抱き、同時にこの上ないテンションの高まりを感じて、いつもの何倍も楽しかった。
クールなフレーズを歌い、煽って、客席やメンバーのボルテージをぐんぐん上げてくれるのは、やっぱりうみちゃんが天下一品だ。