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デザイン深堀り〜Bacha cofee編〜

シンガポールのお土産の定番「Bacha coffee」。
一箱25SGD〜50SDGぐらいする高価なコーヒ。
コーヒーはさまざまな種類があり、どれも美味しいものの、他にも美味しいコーヒー屋さんはたくさんあり、個人的には価値と中身があってないと思ったり。。。
なのに、多くの人が爆買いする姿を多く見かけます。
なぜ、こんなに人気があるのか、デザイナーの視点で考えてみた。


1つ目は、魅力的な店舗デザイン。


この店が目の前に現れたら、何も考えずして足を踏み入れてしまいそうです。

Baccha coffeeの店舗の共通しているのは、
パッケージが壁棚に陳列され、それが壁紙みたいになり、統一的かつbacha ccoffeeオリジナルのスペースを作り上げている印象です。

ここに取り入れられているのは、
デザインの基本4原則の1つ「反復」
ではないかと思います。

繰り返すことで、統一感を生み出していると思います。


そして、華やかな空間を生み出している理由の一つに

照明

があります。

店外、店内に照明をつけることで、華やかな非日常感を演出しています。
ゴールドの配色も、照明をより際立たせる効果を発揮しています。

どの店舗も壁にミラーが貼られており、照明の明るさをよりサポートしています。

2つ目は、人を興奮状態にする配色。

bacha coffeeの店舗で共通して使われている色は、
オレンジ・赤・ゴールド

オレンジは、ブランドカラー

赤・ゴールドは、海外ではクリスマス、日本や中国ですとお正月など
お祝いごとに使われる色で、人を興奮状態にさせる色だと言われています。



その辺りの配色を店舗デザインに取り入れ、人をソワソワ・ワクワクさせ、買い物したくなる空間を作っているのかを思います。


最後に、

パケ買いしたくなる、魅力的なパッケージ


配色は、ゴールド・ブラック・原色の配色で、コーヒーのようなキリッとはっきりした印象です。

また、パッケージに使われているプラナカンの装飾を使われており、
華やかな印象を演出します。


 プラナカン文化とは
シンガポールで中国やマレー、ヨーロッパの文化を融合させた独自の生活スタイル
http://www.clair.org.sg/j/mail-magazine/201808_sin_peanakan_tiles/


このように、華やかなかつゴールドの配色のパッケージで高級感を演出し、
高い価値を生み出し、高い価格に疑問を示さず買えるのだと思います。


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