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動画教育を本気で作っている「本当の理由」
こんにちは。
NOEでは、2年くらい前から動画技術教育を始めています。
今も試行錯誤なんですが、ディレクターのSOBUEの努力のお陰で、だんだんクオリティも上がってきた感じです。
今日は、どんな考えでNOEは動画教育をしているのか?について書いていこうと思います。
結論から言うと、
『これまでの美容業界の慣習を変えていかないと、美容師にとって良くないと思っているから』です。
これまでの練習の慣習というのは、直接誰かが教えることです。
直接教えないと伝えられないこともあると思いますし、直接教えることのいい部分もわかっているつもりです。
ただ、これには大きなデメリットがあります。
教えるスタイリストの時間が永遠に奪われるということ。
教える人によって教育の偏りができるということ。
この2点が大きなデメリットです。
教えられる側のアシスタントは、スタイリストデビューしたら原則教えてもらって練習することは、ほぼ無くなります。
ただ、教える側は、そのアシスタントがデビューした後も、次のアシスタントにまた一から教えていきます。
アシスタントをつける以上、フロアマネージャー(NOE独自のポジション)以外は、常に教える時間を作り続けないといけません。
これは、うちの目標にとって大きな問題なんです。
美容師のお金と時間を充実させることが、目標に入っていますから。
また、もう一つの理由ですが、直接教育するスタイリストによって偏りが出ることです。
会社のメリットとして、みんなの力を結集できるということがあるので、動画であれば、それぞれの得意な技術や知識、やり方や考え方などをひとつにまとめることができて、そこから社員であれば誰でも学ぶことができます。
もちろん、直接よりも伝わりにくいので、動画を作成するときは、直接教えるときの何倍も丁寧に具体的に伝えられるように、動画を作成しています。
他にも動画教育をしている理由はありますが、大きな理由としては、この2つのデメリットを解消するために、動画教育を採用しています。
ただ、動画教育は障壁も多いです。
慣習があるので、直接教えないと冷たく感じてしまったり
動画のクオリティが低いと、伝えなければいけないことがすべて入っていなかったり
アシスタントの練習に対するやる気管理が難しかったり
単純に慣習ではないことをすることで、否定的な意見が出やすかったり
ただ、障壁があることとか、難しいからやらないということは、絶対に違うと思ってます。
理想があって、そこに向かうために必要な障壁は越えるべきものであって、諦めたら理想は叶いません。
どう難しいのかではなく、どうしたらその障壁を越えられるのかを考えて、試行錯誤して、障壁を超えることが大事なことだと思っています。
だからこそ、高い障壁だと理解しつつ、NOEでは美容師の充実のために、動画教育を進めています。
目先にとらわれず、理想に対してまっすぐに。
難しくても諦めずに。
会社の力を結集できる教育動画を。
生活を充実させながら、大きな成果を出すために。
そんな思いと、考えで、NOEでは動画教育を行っています。
ありがとうございます。