D29.採卵当日【採卵④】
2024.10.26(D29)
今日は採卵日。
前回早く着きすぎて病院が空いてなかったので、今回は病院の指定時間より10分早く着くくらいで家を出た。
泣いても笑っても今回の採卵が最後だ。
そういう気持ちだったので必然なのか、緊張はなかった。
麻酔も静脈麻酔から部分麻酔に変えてもらったがそれに対する不安も不思議となかった。
リカバリールームへ行き、体調確認を終えると痛み止めの坐薬を渡される。
自分で入れるのは初めて。看護師さんから指の第二関節まで入れて下さいと言われ、頑張ったが全く入らなかった。とりあえず薬自体は入ったからOKらしい。
坐薬を入れ、水分補給のための点滴を打ち30分後。
手術室へ呼ばれる。
点滴された左腕がちょっと痛い。
消毒をし、麻酔。
左右2,3回ずつぐらい打ってた。
チクッとする痛み、少し痛いが子宮をいじられる痛みより大分マシ。
そしてエコーで卵胞チェック。
右26,25…
左28,24,22,22…
右3左6ぐらいと言われる。
前よりは卵胞の大きさがベストな気がするが
、数が減っている…?
後に聞いたことだが、この時のエコーは全体にどのぐらいあるかざっと確認するだけで隅々まで見ないらしい。
2個減って残念だなと思っていたら「右から行きます」と言われ採卵が始まった。
エコーに針がついてるのか。
今まで静脈麻酔だったからこの事実を初めて知る。
痛くはないけど、お腹の張りが減っていていく感じがわかる。不思議な感じと卵巣ってここにあるんだと実感する。
看護師さんが「モニターに卵胞を吸いとる様子が映りますよ」と教えてくれ、その様子をしっかりと確認した。
その後モニターは顕微鏡に切り替わり、獲得した卵子が映し出される。
改めて、その場で見届けられるのは部分麻酔の利点だと思った。
右の採卵の途中先生が「チョコっぽいな。チョコあるって書かれてない?」と看護師さんと話していた。会話に入る余裕はなかったが、どうやら前回の卵胞チェックで一つ増えていた右の卵胞がチョコだったぽい。
チョコってよく聞くけど…今まで言われたことない、何で急に??
と思っていると左の採卵が始まる。
左は右と違って少し痛かった。
特に左上。下腹部が痛む時左の方が痛みが強いなと思ってたけど、あの痛みは卵巣の痛みだったのかと改めて知る。
左の採卵中、看護師さんから左腕が腫れていると言われ点滴を抜くことに。
少し痛いと思ってたけど腫れているとまでは思わなかった。
そして左の採卵も終了。
終わった時に先生が「9の小1…」とか話していたので、10回刺した内小卵胞1だとわかった。
リカバリールームに戻る。手術時間は20分ほどだった。
点滴を右腕に打ち直し、安静開始。
そして今回は先生の判断で貧血の検査もされる。リカバリールームに戻って30分ぐらいたつと麻酔が切れたのか下腹部が徐々に痛み出す。
看護師さんが湯たんぽみたいなのを持ってきてくれ、お腹にあてた。暖かさでいつのまにか眠りにつく。
1時間後、起こされて安静解除となった。
起きたら下腹部の痛みがすっかりと消えていた。
トイレに行き、ガーゼをとる。血もほとんど出ていない。
着替えて結果を聞きに行く。
今回採れたのは8個と言われた。
前回の卵胞チェックで11個あったので、3個少ない。
1個は卵胞でなくチョコっぽい何か、あと2個は空砲だった。
前回は空砲なしだったので多く感じたが、看護師さん曰く2,3割空砲なのは普通だということのこと。
とりあえず前回の6個より多く採れてよかった…
結果の話が終わるとタイミングよく夫が迎えにきてくれた。前回より採れてよかったねと2人で話しながら帰った。
-本日の会計-
後日記入