最悪な一日になりかけたが蘇生
今日は実際にはどうかということは別として、自分の人生の中で相対的に、逃げ場のない不幸を体感した。
まず午前寝た。この時点で50点減点。
一日の半分を無で過ごしている。
テストの答案に半分空白で出すようなもん。
私は自分の名前でもいいから何かしらは必ず書くタイプ。
そして気を取り直して午後、先輩と電話した。
これが今日唯一の救い。
意気揚々と自分の暮らしを豊かにするマイルールとか語っちゃって。
今から思うとあんたが一番時間を無駄にしているって感じなのに、
楽しくおしゃべりし、私も素敵な一日を過ごすこと確信して電話を切った。
今日の予定は、最近始めたアルバイトのお金をもらうための地方銀行の開設だった。
先輩と電話する前の隙間時間で、化粧と洗濯物を済ませたので、あとは出るだけ。やっぱりけつかっちんだと物事うまくいきがち。
で、ここで事件発生「眼鏡ない」
まあよくあることだ。すぐいろんな所においてしまうから。
さっきまで寝てたベッドを見る。ない。
デスクを見る。ない。
洗面所を見る。ない。
ないんだけどーーーーーーーーーー。
なんでないのーーーー???
いろいろ考える。最後に眼鏡をした記憶って???
昨日の夜ごはんまではかけてた。
夜お風呂に入ってからはかけていない。
もう一度洗面所を念入りに探す。
無い。ベッドも念入りに。無い。ソファやテーブルを念入りに片付ける。
無い。無い。ナイナイナイナイナイナイ。
結果2時間探してしまった。
探しすぎて一度きれいになった部屋はさらに探し過ぎて汚くなってしまった。
「なんでないの???」
「こんなに無いの初めてだわ。」
の二つの怒り、あきれの独り言が部屋に響く。
無さ過ぎて、イライラして、ちょっと泣いたり、なんでこんなことで泣いてんのって笑いが止まらなくなったりして一人寸劇状態だった。
眼鏡を探すのって、目が見えないので、眼鏡を探すための眼鏡が欲しいって感じだった。
コンタクトをすればいいのに。。。
自分でもわかっているのに、探せば探すほど、蓄積してしまった時間が無駄になるような気がしてなかなか探すのをやめられなかった。
夫に連絡して、「あとで探してあげるからとりあえずコンタクトしなよ」
と言われて、やっとあきらめがついた。その時間が16時。
ここからだ!!!ぎゅっと今日やりたかったことを凝縮して、
なんとか今日という一日を蘇生しよう!そう思った。
急いで車に乗り込み、目的地の銀行をセットする。
???????????
営業終了してた。
もうすべて自分のだらしなさからきてるのだけど、
悔しくて悔しくて。
区役所の感覚でいたわーーー銀行ってそんなにすぐしまるんだ。
悲しかった。
やり場のない怒りだった。
なんか、警察とか呼びたくなった。(もちろん呼びません)
こういうとき、ツイッターしかやれない。
なんか作品に消化しようと思ってくだらないエッセイを今書いている。
ここまでで今日の点数は10点以下くらいだった。
生きてることと衣食住が守られていることと、先輩と電話できたことで十点。
で、せっかく車に乗ったので、セブンで、ポンデリングみたいなやつと、
「上質な一日」って書いてあるおいしそうなコーヒーを買った。
夫のお金で買った。(完全に八つ当たり)
人のお金で買った好きなものを食べるというぜいたくをしたかった。
おいしかった!!
今日はビーフストロガノフだったので、圧力なべにぶっこむだけだった。
あしたは仕事なので弁当の準備もしつつ、割とすぐ自由な時間を手に入れることができた。
カフェミュージックのライブ配信を聞きながらこのノートを書いたり、
自分のやりたいことをできた。
上質な一日のコーヒーと、ドーナツをたべながら、ようやく自分のやりたいことができた。
「いかにも」なことや誰かが言ってる正しいっぽいことを、素直にやることが苦手だ。なんか自分でたどり着いた何かだけで生きていきたいと思っている節がある。でも最近は、そんな意地を捨てようと意識してる。
カフェで勉強するし、カフェミュージックとか聴くし、おしゃれなコーヒーとか飲むし。
いろんなことを感受するには、行動して、アウトプットしないとと思う。
変な意地のせいで、行動が制限されるのはもったいないと思う。
自分が好きなものは、他者の意見とか関係なしに好きでいたい。
そんなこんなで、夫が帰ってくるまでの時間をかなり有意義に過ごすことができた。
夫が帰ってきたら、眼鏡を見つけてくれた。
ジムにも行って汗も流した。
結果的に、なんとか良い一日で丸め込めた。
明日からもがんばろう!!
「上質な一日」過ごせるようになりたいけど、
過ごせるようになろうと必死こいて、ダサすぎて、
生産性なくって、っていう日々も自分らしさと思う。
転び方を忘れた大人にはなりたくなくて、
整理され過ぎた大人にはなりたくなくて、
泥臭く成長したいし、その時々に応じた暮らしができるようになればと思う。
でもただ、自分のやりたいと思ったことがやれるということだけは、もっと大切にしたい。
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