【 占い師が語るアクセスバーズ 】超保守的な我が母に5日連続で施術したらとんでもないことが起きた話【1】
どうも、占い師の端くれです。
いや、改めましょう。
アクセスバーズを
世界中に広めたい人間です。
今回はそんなわたしが、
半ば無理矢理(笑)
我が母にアクセスバーズをしたときのお話です。
なぜ無理矢理かって?
それは我が母は強烈に保守的な上、
目に見えないものを
全く信じないタイプだからです。
どれくらい保守的かって?
ネットショッピングは基本ダメ
クレジットカードも使いたくない
アプリも怖くて追加できない
新しいモノは、信頼している人に
100回ほど説得されて
やっと試供品をもらう
くらいです。
スマホも持ってはいますが、
機能の98%は眠ったままでしょう。
そんな母がアクセスバーズだなんて。
実際、これまで何度も説得を試みたものの、
見事にスルーされるか
「え…新興宗教じゃん…?」と
一蹴されて終わりでした。
※アクセスバーズは宗教ではありません。
わたしに言わせれば、
我が母ほどアクセスバーズに
ぴったりな人間はいません。
歯ぎしりヤバい
肩から上の緊張えぐい
整骨院ヘビーユーザー
楽器演奏者
祖父母の介護がチラつき始める
ご近所トラブルに巻き込まれ中
根っからの超思考型
など、
母は緊張を人間の型にはめたような人ですから。
効果うんぬんは置いといて、
せめてゆるむ感覚だけ感じてもらえたら。
そして今回の帰省では、
絶対にアクセスバーズを試してもらおう。
わたしはそう心に誓い、
鼻息荒く実家へ帰った訳です。
帰省中のある夜。(アクセスバーズ1日目)
すべての家事を終え、
お風呂で一日の疲れを流し、
プシュッと晩酌が始まる頃。
わたしは母に提案しました。
「もみ返しの一切ない、
とろけるような超絶最高な、
だけど全然痛くない、
ウルトラミラクルマッサージあるけどやる?」
あながち間違ってはないです。
ただ、わたしはなぜか、
正常な判断ができる小学生なら、
これは怪しいぞと思うような
謎のお誘いをしてしまったのです。
ヤバい、失敗だ…!
今回もスルーか…?
「あら、いいの?」
ななななんと、
子どもも躊躇するような
怪しさ満点の誘いに
すぐ快諾の返事をくれたのです。
可愛い孫も傍にいて、
ほど良く酔いも回っていて、
機嫌がすこぶる良かったのでしょう。
新しい何かを試すことへの
ハードルが下がっていたのかもしれません。
返事さえもらえれば、
こちらのもの。
母の気が変わる前にと
光の速さで母に寝転んでもらい、
母の頭に手を伸ばしました。
初めて触るので、お試し感覚で20分ほど。
ポイントも1つに絞ってみました。
母の頭に触れて早々気づきました。
奥に尋常ではなく密度の高い
「何か」
が押し込まれているのです。
小学生が学校机の中に
ギュウギュウにプリントを詰めているようなアレ。
エネルギーの流れは良いのに、
何かがせき止めている…?
そんな印象を受けました。
しかし、アクセスバーズは
その原因を突き止めません。
そんな感触を受け止めつつ、
わたしもただひたすらポイントに触れ、
母に負けじとボーっとしていきます。
すると予想通り、
施術に相当な反応を示す母の身体。
頭のポイントに触れたときのビリビリは勿論、
母の両手がピアノを弾くように
しきりに動いているのです。
しめしめ、これは目論み通り。
めっちゃ反応しているなと思っていたら…
「何これ、すごい熱いんだけど!」
「いや、これ何してるの?」
「触られてるところが熱い!」
「血が巡ってる感じする、え!?」
堰を切ったように色々と話し出す母。
本人曰く、気持ち良いのは勿論のこと、
何より血の巡りがギュンギュン
良くなる感覚があるんだとか。
「鍼してるとたまになる感じ。
でも、滅多にお目にかかれない感覚だわ」
あまりに心地良くてバグったのか、
3m先にいる人に話しかけるような
デカボリュームで母は話し続けます。
「え、コレ、気功なの?」
「あんた気功できるの?」
母の支離滅裂な大声発言をまとめると、
わたしの指から何かが出ていて、
それが温かいを通り越して熱いんだとか。
寒いと言われたことはありましたが、
熱くなると言われたのは初めてです。
アクセスバーズは、
本人の身体が求めていることが起こるもの。
母の身体は暖を求めているのかもしれない。
そう伝え、さくっと20分頭を触り終えました。
「いっぱい寝た気分だわー」
「すんごい気持ちいいねコレ」
ひたすら感想を話し続ける母に
気に入ってもらえて良かったーと
顔を向けてビックリしました。
目が。
め、目が。
めちゃくちゃパッチリしてるんです…!
施術前の1.5倍は
目が大きく開かれているのです!
本人も変化を感じたようで、
「世界ってこんなに明るいの?」
「すんごい視野広くなったんだけど」
「こんなに世の中って色鮮やかなの?」
「うちの電球眩しすぎない?」
視界がハイビジョンになったと
喜んでいたのですが…
「ちょっと待って…かゆい!」
「背中と肩がかゆい…かゆい!」
「血が回ってかゆいよナニコレ」
上半身がポッカポカでかゆくて、
かゆくてかゆくてかゆいみたいなのです。
あまりのかゆがり方に
我が子も心配するほど。
どこから持ってきたのか、
我が子が孫の手でずーっと
母の背中をさすってくれました。
「もう不思議しかないわ、何これ」
「あんたホントに気功じゃないの?」
疑われても無理はありません。
わたしが触れていたのはたった一箇所。
揉むでも押すでもなく、
触れているかわからないほど
軽く指を置いていただけですから。
「不思議なことあるもんだね…」
「わたしさ、そういうの信じないけど」
「いや、これ良いわ」
この言葉を裏付けるかのように、
翌日、母は珍しく大寝坊をしました。
かゆみは寝る頃にはおさまり、
目覚ましの音も聞こえないほど
ぐっすり深く眠れたとか。
寝坊するほど眠れたことも手伝って
不思議がりこそすれど、
すっかりアクセスバーズを信じた母。
母は翌日もわたしの誘いを快諾し、
頭を触らせてくれました。
そして、母のギュッと詰まっていたものが
2日目にいよいよ流れ始めたのです。
(次へ続く)
アクセスバーズは不思議体験を
するためのものではありません。
効果は人によってそれぞれ。
現れる反応も人や回数によって
まるきり異なります。
それを踏まえた上で、
次回もお楽しみいただければ幸いです。