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潜在意識ガイド《 鶴さん 》の思考トレーニング【6】
潜在意識ガイド《 鶴さん 》に
インプットを止められた夫。
何を隠そう、わたしも
インプットを止められました。
もともと「学ぶ」ことが大好きで。
…いや。
そんな綺麗なものではありません。
求めれば求めるほど足りないと感じ、
得た知識もそこそこに次を探すタイプで。
資格勉強を始めれば、
家は色んなテキストで溢れます。
いざ資格を活かそうとしても、
「まだ足りない」
「活かせるタイミングではない」
そう言って、新しい知識を求め続けます。
知識は活かしてなんぼ。
そこの一歩が踏み込めなかったのです。
《 鶴さん 》のメスが入って当然。
止めてもらえてありがたいくらいでした。
「本はいらない」
「もうやめろ」
もちろん、直接言われることもあります。
しかし《 鶴さん 》はそれだけでは終わりません。
図書館と本屋さんは、
わたしからすると最高の狩場。
目新しい知識の宝庫ですから、
暇があれば通っていました。
そこに《 鶴さん 》が切り込んだのです。
新しい知識を探そうとしたのに、
手に持っていたのは全部写真集だったり。
写真がたくさん載っているガイドブックを買わされそうになったのも一度や二度ではありません。
図書館の不定期休館に見舞われ、
本を返すだけになったことも。
あの手この手を使い、
徹底的に文字と知識を排除してくれました。
《 鶴さん 》の特技は動きを封じること。
「インプットするな」
言葉で言われるより何倍も効果があります。
また、《 鶴さん 》に嘘は通用しません。
隠そうとしても絶対にバレるので、
言うこと聞かざるを得ないのです。
あの頃《 鶴さん 》が許してくれたのは
推理小説
海外ドラマ
綺麗な海の写真集
パズルのアプリ
Pinterest
カタカムナ
くらいでしょうか。
「もう知識はある」
「あとは動くだけ」
そう教えてもらいました。
《 鶴さん 》曰く。
インプットの適量は
自分が思う2~3割程度だそうです。
ご参考までに。