結婚を宝物にするために
2024年6月27日
最近すごく、わたし捻くれたなぁと感じる。
ただ同時に、だからこんな風に祝う仕事をしているんだと思う。
捻くれているからこそ思うことや考えることがあって、世間で一般的とされる結婚の在り方だけが美しく、まさに幸せなんだとは到底思えない。
必ず姓を揃えて婚姻届けを出したり、「これで○○家の一員やな」と肩を組んだり。せっかく多様化が進む令和でありながらも、気持ちとは異なる生まれながらの性別だけが正しいとされる制度。
これまで過ごしてきた自分の名前は、大切な自分そのものであり、簡単に変えられるわけではないし、籍を入れたから、家族になったからと、私の居場所は勝手に変えられないと思う。
「結婚」というものに幸せのイメージが大きく連なっていて、それを仕事とする人の中にもきっと、そんなことをいとも簡単に「当たり前」とする人が多いけれど、やっぱりそんな訳はなくて、その全ては諦められない権利だと思う。
私は、結婚おめでとう!幸せだね!家族みんなあったかいね。優しい時間!とだけ祝福したい訳ではなくて
「結婚」という時をともに過ごすふたりが、誰に嘘もつかない ありのままのふたりで考えること、想う気持ちを 見つめ、認め 祝えたらと。
どんな方法であっても、たったふたりにしっくりくるのであれば、まぎれもなく宝物となるのだろう思う。
p.s. 日付こそあるものの、日記というよりも仕事論のような話に。