日記（2024/4/1）

2024年4月1日

4月が始まった。いつものように自宅のベットで目覚めたら、窓の外に大きな桜が広がっていた。近くの桜名所はまだ2分咲き程度だったけれど、家の隣にある桜の木はもう満開だったみたい。部屋の窓からは桜だけでなく、ほのぼのとした保育園がみえる。8時半ごろになると、いつも子どもたちの声がわやわやしてきて、とても気持ちがいい。桜を見るために、ベランダに出てぼんやりとしていると、奥に見える保育園は今日が入園式だそう。入り口に「入園式」と書いた演目のようなものが出ていて、わぁ。と声が出た。とても素敵な日だと思う。あまり見すぎていてはいけないと思い、部屋の中に戻る。

気分が良かったので、桜を見ながら素敵なブランチを食べることにした。昨日の夜ご飯の残りパスタをメインに、サラダとソーセージと目玉焼き。これはこのお皿だなとお気に入りを選び、ワンプレートに盛り付ける。
お皿選びはいつも好き。この前ギャラリーの接客をしていて「このお皿を使いたくて、もう一品作ったりしてます」と伺って、ときめいた。そうゆう小さな暮らしの変化を担っていることが嬉しい。

お腹いっぱいになりながら、引き続き仕事を進める。

今日はたくさん任務がある。お仕事のTODOリストが長いし、クリーニング屋さんに行きたい。今日2周年を迎える友だちのお店にも行きたい。冷蔵庫が空っぽだからスーパーにも行かなきゃ。予定を決めることが、私にとってはハードだから、今日は考えるだけで勝手に焦っている。でも、任務と名付けたことで、少しわくわくしながら、予定より早く仕事を終えれた。（拍手！）

夕方には家を出て、初めて行くクリーニング屋さんに。祖父が生前に実家でクリーニング屋をしていたので、これまでは自宅でピンピンのシャツが着れた。もうそれは叶わず、初めてGoogleマップで「クリーニング屋」と検索して、近くて営業中と出るそこに向かった。
お喋りなおばちゃんがいて、これは取れるかな〜頑張って見るねえ〜 と優しく対応してくれて、嬉しい。ものの5分ほどのやりとりだったけど、なんでか家族が増えた気分になった。（洗濯にまつわる会話が家族内のものだったからかな？）

そのまま、友だちのお店まで１時間の運転。ぼんやりしていたらすぐについた。お店には、さらに友だちや知り合いが居たり来たりして、店主の魅力を重ね重ね知る。それぞれぽつぽつと会話して、たまにみんなで話して、またぽつぽつ会話が続いて、居心地が良くてついつい長居してしまう。２周年おめでたい。素敵なお店、私も店主のことが大好きだなぁと、帰りの車で思いながら、また一瞬で伊勢に戻った。

無事に買い物も済ませて、さらに家に帰ってから豚汁を作って、華々しくこの日の任務を終えた。

最近やりとりをしている人がいて、その人との会話がたのしい。お仕事でも文章を書いたりしている人だそうで、見慣れたLINEの中で交わす、その人の言葉も心地よくて、私はほわほわしている。

私はついつい文字量が多くなるけれど（この日記もそう）その人は短い言葉に、余白がたくさんあって、景色がもっと広い。私が文字を重ねて伝えようとすることを、例えば３文字で表せる。私もいつかそんな風に喋ってみたいと憧れます。

今日も気づいたら寝ていた。