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10/18-10/24
10月18日月曜日
途端に寒い朝に、当たり前のように毛布が恋しくなってしまう。
いつもより1時間早い出勤で少し、わたわたする。
日中は全てにおいて、あまり上手く交わすことができずに何だか自分のできないことや欠点ばかりを見てしまった。
不器用だし、上手く立ち回れない、思っている言葉をすぐに探し発せない、私らしく振る舞いたいのに、いまも誰かの振る舞いを真似してしまう。
嫌なところはたくさんあるけど、
その私で、何かを成し遂げたいし、価値のあるものをつくりたい。
昨日読んだ本のことを、ずっと頭で繰り返す。
春が終わることに読んであまりにも救われた「違国日記」の最新刊。
他者を他者と認識して、必要以上に傷をつけることも傷を負うこともせずに、それぞれを認め合うこと。大切なことが全部全部詰まっているような気がする。
「なりたい私になる」なんて回口にしたことか。
朝ちゃんみたいに、私だけの地震に頭が痛くなったことも思い出す。
あんな風にその事実を見て、誰かに伝える方法も似ていて、
私朝ちゃんなのかも、とかも思った。笑
私は私で、あなたはあなた、と学んだばかりなのに変なの。
以前はレンタルをして1巻から読んだけど、やっぱりそれは手元においておきたいな。
今日の夜は、最近一緒にお仕事させてもらってる方と初めてのご飯会。
お酒好きだよ!という話から二人で飲みに出かけることに。ひゃ〜嬉しい。
初めて伺うお店で、この街の素敵なところをまた一つ知れたような。
お喋りが楽しい。
この1年、お酒を飲みに行くことが本当にめっきり減ってしまって、喋りながら言葉を整理する場があまりにもなくなってしまったんだけど、その時間が持つ可能性を改めて見たような夜だった。
10月19日火曜日
朝から、歯医者。夏の終わりころに突然親知らずが痛くなってしまい、歯医者に通い始めた。初めていった時にその勢いで親知らずを一本抜歯したものの、奥に潜む虫歯を見つけてしまい、今日はその治療に向かう。
比較的、歯医者が苦手という意識はないけども、それでも口の中でキュイーーーンと鳴り響く違和感は心地よくない。淡々と進められてゆく治療。ひとまず、今日で通うのもお終いに。
定期検診を強くおすすめされ、歯医者の商売っ気を感じた。
お昼過ぎから、楽しい方々とお食事会。美味しいお料理とワインをたらふくいただいて、幸せな心地。
食卓を囲むってやっぱり幸せだなと思う。
昨日お喋りした皆さんは、みんな何かした自分のしたいことを表現してる人たちだったから、すごく刺激になった。
私は私が思う価値をもっとカタチにしてゆきたい。
会は締まり、その後もう一軒だけご一緒することに。
昨日も伺ったrecipiさんに。
素敵な空間で二日も過ごせる満たされ感。
初めてゆっくりお喋りできた方もいて、勉強になったし
恵まれているんだから、もっと頑張りたいと思った。
楽しい一日。
10月20日水曜日
ずっと仕事に明け暮れてた。
この日のことをあんまり覚えていない、のはなぜだろう。
ひとつ、頑張りたい仕事が直近であり
企画案を出しまくり瞑想。いいものができたと思う。
夜は、懐かしい友達とzoomでお喋りした。
東京で一緒に遊んだ二人で2ヶ月ぶりの近況報告だったけど、
みんな各々人生を進めていて、なんか生きた心地だった。
頑張りたいことが山ほどあるので、
しっかり頑張って、成果を見たいなと思う。
10月21日木曜日
朝から今月末の結婚式のmtg。そのプランナーさんにとっては初めて担当したお客様の結婚式。
懐かしい、その感情。感覚。
私だからできることもあるのだろうけど、私もまだまだ考えたらずなところが多いんだろうな、と思うと、もっともっとインプットも必要。
ずっとみんなで結婚式の話をしている、考える一日がなんかたまらなく嬉しかった。
インスタにも投稿した「own sunny wedding」のこと。
(この言葉にずっと価値を感じているので、この日記もそう名付けた。)
ownには「それぞれ」の他に「欠点を認める」という意味があるらしい。
どんなときもできるだけ、それぞれの良いところもやなところも、
朗らかに認めてゆけたら、わたしにもあなたにも優しくなるのでは、と思う。
この言葉の価値をずっと信じていたいし、いるんだと思う。
10月22日金曜日
朝からパン屋のお手伝い。
途端に寒くなってしまったので、温かなスープを出すことに。
心くばりがつくづく素敵な方。
夕方、バタバタとしながら別のお仕事先に伺う。
来年行うイベントのご相談。たんとアドバイスをいただき、真っ直ぐにくらう。比喩ではなく、糸が切れたように泣いていた。
私は昔から悔しいの感情が一番涙する。悔しいからもっと良いものにしたいと、思う。ずっと頭はぐるぐると考える。
半分嗚咽しながら車を運転して、よくわからない気持ちになってきたので、目薬とお水を買いに車を停めて、必要以上にぐるぐる走っていてガソリンが減ってしまったので、ガソリンスタンドによる。
悲しいけど、感情が揺らぐまま、味を感じれないご飯を食べて、
少しだけ歩きに行く。夜の空を見ながら、ひとしきり例のイベントの可能性を今一度考える。
もっともっと疑って、伸ばしていく。
わたしであることを諦めない!
10月23日土曜日
ハッとする。昨日はどうやら寝落ちしていたみたい。
3時ごろまではなんやかんや考えごとをしていたみたいだけど、そのまま大きなクッションに埋もれて、眠ってしまった。
幸いにも目覚ましより1時間ほど早く起きれたので、出来損ねた仕事を朝イチでとりかかる。無事に完了。
今日もパン屋さんのお仕事。これまで働いていた結婚式やカフェとはまた違い、テイクアウト業なのでお客さんとの数分の細やかな接客、勉強になることが多い。
一週間の中でも何度も通ってくれる方もいれば、一回でたくさん手にとってくれる人もいたり。
食パンにしても、4枚の方もいれば8枚の方もいたり、山型やら角型やらいろいろ。
いろんな人がいるんだな、と常々思う。
17時からは突然のワクチン接種。
なんか、あまりにもスムーズに打ち終えて、不思議な気持ち。
みんな対応することに慣れてきたんだな〜とコロナが広まってからの月日を感じた。
ユニクロによって、会いたい方に会いに行き、帰宅。
ご飯を食べて今に至るが、いつか左腕が痛くなってくるのか、ドキドキしてる。
明日は結婚式のお手伝い。あ〜たのしみ。
良い景色を見たい。
10月24日日曜日
結婚式のお手伝いの日。
朝から仕事の先輩の車に乗せていただいて、会場となる素敵なカフェに向かう。
待ち合わせ場所までの道中でいつものお気に入りの橋を通ったんだけど、朝だからか、今日だからかすっごく素敵な景色で、一人で歩きながらおおー!と声を漏らした。澄んだ、気持ちのいい景色で、今日の結婚式がより楽しみになる。
森の中の食卓。いつもお世話になっている、花屋さんがプロデュースする新しい結婚式の形で、いつもの場所で行う結婚式とはまた違う空気感。
新しい経験はいつだって楽しいし面白いなあと感じる。
この日はフォトグラファーの他にカメラを構える人が2人いて、その3人が代わる代わる自分の望む画角に入り込み、その瞬間を収めていて。その動きがまさにプロの仕事すぎてすごくすごく刺激を受けた。
プランナーとしてこの日を過ごすSさん(人の名前を公開する日記に書くのはいいのかな...と悩んだので頭文字にしてみる)は目が会うたびに笑顔で、穏やかに指示や声をかけてくれて、プランナーってそこが一番大切だよなと改めて気付かせていただいた。
「みんなに助けてもらってて、笑顔でおらんなんて最低やん!笑」と
ふと会話の合間に口にしていて、そうだよな、と耳に残る。
少人数の結婚式だからこそ、そこに集まる方の心の動きに、それぞれが気づくことが多いのでは。結婚式を挙げるお二人も、二人を祝うみなさまもずっと記憶に残る時間になるのかなと思った。
無事おひらきして、撤収。
撤収を思いの外早く済ませれたので、みんなでご飯に行くことに。
みんなでワイワイ喋りながらのご飯は楽しい。
なんか不思議な感じ。この4年ぐらいの間にこうゆうお仕事終わりのお疲れご飯を、いくつもの場所で経験させてもらったな。
フレンチのお店と、結婚式と、東京の結婚式と、ギャラリーと、、何度立ち止まったって本当に恵まれているなあと頑張りたい糧をいただく。
すごく、わたしのための一日だった。
ワクチンの反応はあまりなく、熱も平熱より少し、腕も少し痛いくらいだった。
お酒を飲んで、最近のことをずっと頭でめぐりながら寝ていた。
(メインの写真は何にしようかと悩んだのだけど、ひとまずその週の一番のお気に入りにしてみる)