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のどぐろ爺



お久しぶりですのどぐろです


みなさんは元気にどうお過ごしでしたでしょうか

のどぐろはクリスマスイブもクリスマスもお仕事で大変忙しいです

なのでじゃがりこ食べようかと思います

じゃがじゃが

りこじゃが



今回何故お爺ちゃんなのかと言うと

最近亡きお爺を思い出すことが多く
また
お爺は変わった人間だったことから

忘れないよう覚えてる事を残しておこうと思います


まずお爺の紹介の前に
私の家の紹介もしていきたいと思います

かつてののどぐろ家族

①お母さん
②お父さん
③お兄ちゃん
④のどぐろ
⑤弟
⑥お爺
⑦お婆
⑧ジジちゃん(お爺ちゃん兄)
⑨ババちゃん(じじちゃん嫁)

の9人家族でした

早速やや複雑なのどぐろ家
家系図をまとめました

のどぐろ家系図

お婆が元々養女で来ていて
その後結婚してるので、お爺はじじちゃん夫婦にとって弟でも息子でもあるみたい

これが今の社会じゃ通用するのかな

昔、結構適当




あとはお爺の紹介です

のど爺


とにかく酒が好きな人で

お酒や煙草のおつかいによく行かされたり
お酒飲みながら軽トラ運転して田んぼ落ちてたり
お酒がないと空ボトルを投げてきたり

初期アル中ぽい〜!


あとのイメージは

•俺は警察官と仲間だから酒飲んでも見逃してくれるんだって言ってた

•気に入らないご飯やおかずだとテーブルから落として食器ごと割ってた

•何故かセンキュセンキュ〜!が口癖だった

•ババちゃんとはすこぶる仲が悪い
(学校に行かせてくれなかったんだか何だか)

•酔うと口が悪くなるので親族の集まりは喧嘩ばかりだった

•よく立ちションしてた



あんまりいいイメージは無いかも!


そして私の家ではお爺ルールがあって

•夕飯は自宅で(外食×)
•夕飯時はお喋り禁止
•夕飯時のTVはニュースのみ
•基本お爺の言うことは絶対(女は侍女)

でした

なので家族で夕飯外食は、未だに行ったことがありません

因みにのどぐろ中学生テニス部でしたが、女は部活をせずに家で家事を覚えろと怒られました
(無事反抗期で乗り切りました)



印象に残ってる思い出は2つあって

1つ目は
昔お爺に縄跳びで手足縛られて夜外に投げられたこと

カラスに食べられて死ぬかと思った


当時何故か縄跳びで縛られた後脱出するのにハマっていたのどぐろ
お爺の機嫌が悪かったようでギチギチに縛られて外に投げられました

夜だし外だし玄関先の階段三段転がって動けなくて、えんえん泣いてたな

その後お母さんがこっそり助けてくれました



2つ目は
お婆、お爺を殺そうとする

元々お爺はお婆の妹とデキてたとかなんとか
だけど年上のお婆がまだ嫁に行ってないからお婆と結婚したんだって

そんなかんだでお爺とお婆は仲良くなかったけど
お婆がストレス溜まりすぎて殺そうとしてたな〜

「お前さ殺してオラも死ぬ!」
って泣きながら震えて包丁構えてて
それを見たお母さんが叫んで

「殺せるもんなら今すぐ刺せ!」
ってお爺が笑いながら煽るもんだから、
のどぐろ、お婆を止めたよね〜


ドラマティック〜


今はいいネタになってるよ、センキュセンキュー






怖いようなイメージはあるんですが
楽しかった思い出もあります

兄弟3人を軽トラの荷台に乗せて砂利道ドライブしてたのがすごく好きでした

夏の日の夕方田んぼの水回りです

私の特等席は運転席の屋根上

風が気持ちいのよ


そのあと荷台に移動して外枠によっかかってたら
後ろにパカっと開いて頭から落ちました

運転中だったのと、砂利道だったので痛かった気がする
意識が朦朧とする中走り去ってくる軽トラ
気づいていないお爺
やばくね?と相談してる兄弟
意識が途切れ、気が付いたら病院帰りの車でした
医者、連れて行かれたっぽい


家に帰ったらじいは珍しく怒られたようで
しょぼくれてお酒を飲んでいました

わら


お爺が病気になって入院してからも
病院から電話が来て何かなと思ったら

「お爺が看護師にセクハラをするのでご家族から注意してもらえませんか」

とのことでした
(後にのどぐろの職場となる病院)

あれは看護師さんごめんだけど
お爺元気だね〜って家族で笑っていました


入退院を繰り返して数年

その後施設に入って寝たきりになった頃、お爺は泣き虫になりました

あんなに威勢が良かったのに、会いに行くだけで泣いてしまうようになりました

いつも帰りを心配してて
「暗くなる前に早く帰れ」
なんて言う癖に
何回もありがとうとばいばいを繰り返して全然帰してくれないの


喋れなくなる頃、目だけは開いてたので、最近の家族や猫の写真をよく見せて喋りかけてました

うちの家族は皆目が細いのだけど
この時のお爺は目をまんまるきらきらにしてたな

弱いけどちゃんと手も握り返してくれたな


最後お別れした時
お爺はちょっと笑ってた気がしました


謎に顔が広いお爺

お葬式お通夜は多くの人が来て
参列者は泣いてる人よりもお爺が昔は〜
なんて思い出話してくれる人が多かったです

昔から何かしらしてた人だったのね


私の人生の中でしっかりと色を残した人でした

尊敬はしないけど面白い人でした

嫌いだったけど大好きでした


そっちでは喧嘩ふっかけずに
皆と仲良くしててよね



また会おうぜ

 



のどぐろ








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