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【後編】もしも芸能人誰でも1人付き合える券が手に入ったら、私は畠中悠と付き合いたい

もっぱら畠中さんが好きです。

え、畠中さん?
伊藤さんじゃなくて?
と思う方も多いでしょう。

そうです。
伊藤さんは、パーマだし、見た目も悪くないし、垢抜けて芸能人オーラ出まくってるし、面白いし、女の扱いが天才的に上手いです。

伊藤さんの魅力について語った前編はこちらから
(後編からでもお楽しみいただけます)

一方その頃、畠中は。


M-1初登場からほぼ変わらない見た目。
優しい化け物感。

なんか、なんていうんですかね。

都市伝説に出てくる方のトトロというか。
おもフラとか2ちゃんで出回ってる画像の方のトトロというか、なんかそんな感じですよね。
(同世代にしか伝わらない例え)


では何故そんな畠中さんと付き合いたいのか。


それは畠中さんが圧倒的に優しいからです。
(ちなみにここからの話は全て畠中さん自身の絶対評価であり、「伊藤さんと比べて」とか「他の芸人さんと比べて」という話ではありません。)

どこがどう優しいのか、とか具体的なことを聞かれたら上手く答える自信はないのですが、なんかもう優しいじゃないですか。
なんていうんですかね。

少し語弊があるんですけど、変な奴特有の優しさというか。


畠中さんを語る上で、絶対「優しい」より先にトークテーマにしないといけないのが、この「変さ」ですよね。


オズワルドのYouTubeを見ていたり、ラジオを聴いている人なら分かると思うのですが、畠中さんって本当にネタ中の畠中さんのままなんですよね。

畠中という名字は母音が多くて誰かに口の中に何か入れられそうとか、平気で言い出しかねない人間なんです。(多分)

それくらい、凡人には出来ない、突飛なのに何故か筋が通っている主張をする人なんです。

それを決定づけるエピソードというか、畠中さんがおっしゃっていた論説があって。

海の幸の頂点はアワビ。
山の幸の頂点はマツタケ。
山と海という大自然の双璧をなす存在の各頂点が、アワビとマツタケ。
(それぞれ形をリアルにイメージしてください。).
.
.
こんな偶然があるか?
これは神様がわざと仕組んだことに違いない。


私はこの論説をオズワルドのオールナイトニッポン特番で初めて聞いたのですが、聞いた瞬間めちゃくちゃ感動しました。

こんなすごい大発見ない、と思いました。

そうです、畠中さんはもう神に近いところまで到達しているのです…………っていうのはまぁ冗談で。


まぁこんなことを考えてる時点で変な奴ということはわかりますよね。
持論強めの変な奴。

イメージだと、かまいたちの山内さん、ニューヨークの嶋佐さん、もう少しコアなところでいくと、デルマパンゲの迫田さんなんかもこのライン上にいると思います。

私はこういう持論強めの人間が好きで好きで堪らないのです。

そしてかまいたち、ニューヨーク、オズワルド、デルマパンゲ。
めちゃくちゃ最強の漫才師ばっかりじゃん。
大好きこういうタイプの漫才師さん。

ニューヨークはまたちょっとだけ違うけど、基本ボケの持論が展開されまくってツッコミがひたすら振り回される系。
まじ大好き。


では何故、こういうタイプの変な奴が特有の優しさを持っているのかと言うと。
(これもある種、私の持論でしかないのですが。)


こういうタイプの人は、確固たる持論があって、自分の世界観やこだわりが強くて、芯が強いです。

だから、自分のこだわりの部分に関しては、決して譲ってくれないめちゃくちゃ頑固な人なのですが、一度自分のこだわりがないところに置いては、本当に興味関心がないです。
だから、あなたの好きなようにして良いよ、という優しさ・寛容さを持つことが出来ます。

さらに、自分自身のこだわり・尺度・世界があるので、それ以外の部分において他人に劣等感や嫉妬、僻みなどの感情を抱くことがあまりありません。

さらに自分に対して自信があるケースも多いです。
(マイナス面として、自分の短所にあまり目を向けないケースも多いですが)

「自分はこれは出来ないけど、これは出来るからな」
という風に考えることが出来るので、比較的ポジティブで明るい人が多いような印象もあります。

こうして、劣等感・嫉妬・僻みなどのマイナスの感情から解き放たれ続けている彼らは、心にゆとりがあるので優しい人が多いのではないかと思います。

しかし自信がない分野においては、こちらが驚くくらい自信がない場合があり、すぐに頼ってきたり甘え上手だったりする人も多い印象があります。
だから本当にピュアな気持ちで真っ直ぐ褒めてくれるし、尊敬してくれたりします。
そういった部分も含めて私は「優しいな」と感じてしまうのです。


こんな私の持論だけではなく、なんかの番組で「伊藤だけ売れても別に全然嫌じゃない。伊藤が活躍してくれたら嬉しい。応援する」
とコメントしてらっしゃるなど、実際に畠中さんの優しさを裏付けるエピソードもあります。

そしてまぁ何より面白い。
畠中さんの哲学はめちゃくちゃ面白いです。
『ここオズ』の『教えて畠中先生』というコーナーをぜひ復活させて欲しい。

もし畠中さんと付き合えたらめちゃくちゃお互いの哲学を論じ合いたい。
そしてそれを脳のセックスと呼びたい。


すいません、ちょっと欲望が散らかりました。


あともう、背が高いです畠中さんは。
男の人に包容力を求めるタイプの女なので、男の人なんて大きければ大きいほど良い。
背が高くてムッチリしてる男の人ほんと好きです。
北海道の広い土地で、遮るものもなく大きく大きく育ったのでしょう。

あとさくらももこ先生のエッセイを読んで芸人を目指したとかもめちゃくちゃ良い。

ほんとめちゃくちゃ性格が良い。
穏やか。
絶対居心地いい。




そして私は気づいてしまった。

私多分、かまいたち濱家さんと好きな人間の種類全く同じだと思う。

山内さんのこと大好きなのは言わずもがな、以前かまいったーTVにオズワルドがゲスト出演した際、濱家さんは計10回くらい畠中さんのことを可愛い可愛いと言い、メロメロになっていた。
伊藤さんのことなんて見えてないんじゃないかというくらい畠中さんにメロメロになっていた。
そして迫田さんと濱家さんも大阪時代から仲が良い。


あと濱家さんB型末っ子というとこも同じなんですよね。
B型末っ子はこういうタイプの男が好きなのかな…?
(調べたら畠中さんもB型末っ子だった)


まぁそんなことはさておき、最近眠れない夜が続いています。
理由は東京で独りで暮らす寂しさとか、仕事のストレスとか、将来の不安とか、寂しさとか寂しさとか色々あるんですが。


眠れなくて、寂しくて、つらくて、不安で、夜に押しつぶされそうになったとき、私は最近よく歌を聴いています。
中島みゆきさんの「ファイト」とか、鬼束ちひろさんの「月光」とかを聴いて人知れず泣き濡れているのですが、その中で今最も私の心を慰めてくれている曲を、どうしても紹介したかったんです。

なんなら、この曲を紹介するためにこの記事を書いたと言っても過言ではありません。

それが、畠中さんが作詞作曲された『コンビニエンスマン』という曲です。

正直私のこの3,000字近い記事を読むよりも、この曲を聞いた方が100倍畠中さんのことを知れるし、好きになれると思います、
畠中さんの良いところ詰まりまくりで、私たちの心も撫でてくれる一曲です。

それではお聴きください。
畠中悠で『コンビニエンスマン』



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