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お母さんの負担を減らすと、家庭はもっとあたたかくなる。
ども、野寺誠です!
— 「頑張りすぎない仕組み」をつくろう —
「母親の負担が減ると、家庭はもっとあたたかくなる。」
前回の記事では、
「お母さんが自分を大切にすることが、家庭全体の幸せにつながる」
という話をしました。
でも、そうは言っても 「どうすれば負担を減らせるの?」
と思った人もいるかもしれません。
今回の記事では、「お母さんの負担を実際に減らすための方法」
についてお話ししていきます。
ポイントは 「頑張るのをやめる」のではなく、
「頑張らなくてもいい仕組みをつくる」こと。
それができれば、
お母さんが一人で抱え込まなくても、家庭はもっとあたたかくなっていきます。
1. 「家事の負担」は、減らしても大丈夫。
まず、お母さんの負担の大きな部分を占めるのが「家事」ですよね。
でも、家事って 「やらなきゃいけないこと」ではなく、
「家庭が快適になるためのもの」 なんです。
だから、「お母さんが無理をしてやるもの」じゃない。
家事の負担を減らすためには、次の3つの視点を持つことが大切です。
①「完璧」をやめる
• 料理は「ちゃんと作らなきゃ」じゃなくて、「楽できる日」を作る。
• 週に1回はお惣菜や冷凍食品を活用する。
• ご飯と味噌汁だけの日があってもOK。
• 掃除は「毎日やらなきゃ」じゃなくて、「できるときにやる」。
• こまめにやるのが難しいなら、ルンバやお掃除ワイパーを活用する のもアリ!
• 洗濯物も、畳まずにカゴに入れる方式にすれば負担が激減する。
「家事をちゃんとやること」よりも、「お母さんの心に余裕があること」のほうが、家庭にとってずっと大事。
まずは、家事のハードルを下げてみよう。
②「やる人」を増やす
• 「家事はお母さんがやるもの」ではなく、「家族みんなでやるもの」です。
• お父さんにも「手伝って」じゃなく、「一緒にやろう」と声をかける。
• 子どもも小さなことからお手伝いを。できる範囲でOK!
• 家事は「分担」ではなく「共有」 すると、お母さんの負担はぐっと軽くなる。
• たとえば「洗濯物を干すのは誰の担当」ではなく、「できる人がやる」こと。
• 「料理はお母さん」じゃなく、「みんなでカレーを作る日」もアリ。
「お母さんが全部やるのが当たり前」じゃなくて、
「みんなでやるのが当たり前」な家庭にしていこう。
③「家電」に頼る
• 便利家電をどんどん活用する!
• 食洗機、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機…
• どれも「贅沢品」ではなく、「お母さんを楽にするための道具」!
「家電に頼るのはズルい」と思う人もいるかもしれないけど、
お母さんが楽になって笑顔が増えるなら、それが一番の正解。
2. 「子育ての負担」は、一人で抱えなくていい。
子どもがいると、「お母さんが見ていないといけない」
「お母さんがちゃんとしないといけない」と思いがちですよね。
でも、子育ても 「お母さん一人で抱え込まなくていい」 んです。
①「全部やる」から「見守る」にシフトする
• 「子どもの世話を全部やる」より、
「子どもができることを増やす」ことを意識すると楽になる。
• たとえば、靴を履かせるのではなく、「自分で履くのを待つ」こと。
• ご飯を食べさせるのではなく、「自分で食べる練習をする」こと。
• 手を出しすぎずに見守ることで、子どもも成長して、お母さんの負担も減る。
②「人に頼ること」を許可する
• 「お母さんがずっと一緒にいなきゃ」じゃなくて、
「預けられるところには預ける」てもいいのです。
• 一時保育、ファミサポ、祖父母、友達… 頼れる場所があるなら頼ろう。
• 「申し訳ない」と思う必要はない。
お母さんの余裕は、子どもの安心につながる。
3. 「心の負担」を減らすために大切なこと
家事や子育ての負担を減らしても、心の負担が重いままだと、本当の意味で楽にはならない。
だからこそ、お母さんの心を軽くするために、こんなことを意識してほしい。
①「できなかったこと」より「できたこと」に目を向ける
• 「今日も家事が全部終わらなかった…」ではなく、「洗濯はできた」「子どもと笑えた」 に目を向ける。
• できなかったことを責めるのではなく、できたことを認める習慣を。
②「ひとりの時間」をつくる
• 5分でも10分でもいいから、お母さん自身のための時間を意識的につくる。
• 好きな飲み物を飲む
• 音楽を聴く
• 一人で散歩する
• カフェに行く
お母さんがリフレッシュする時間を「ぜいたく」ではなく、
「必要なもの」として大事にしてほしい。
お母さんの負担を減らすことは、家族の幸せにつながる
「家族のために頑張らなきゃ」と思う気持ちは素晴らしい。
でも、お母さんが楽になることが、家庭をあたたかくする一番の近道 なんです。
家事も、子育ても、心の負担も、少しずつ「楽にする方法」を見つけていきましょう。
「お母さんだから頑張らなきゃ」じゃなくて、
「お母さんだからこそ、楽になっていい」です。
あなたが笑顔でいられることが、何よりも家族の幸せにつながるから。