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|大きな違い|ウェブコンサルティングとWebマーケティングの違いを解説


ウェブコンサルティング/Webマーケティング

ウェブに関わるシゴトで耳にするキーワードだと思います。

しかし、

[実際にどのような業務を対応してくれるのか?]
ということは分かりづらいのではないでしょうか?

そこで今回は、

ウェブコンサルティングとWebマーケティングの違いについて
解説していきたいと思います。

ウェブコンサルティング

ウェブコンサルティングは[顧客のビジネスを踏まえたウェブ全体]で専門的見地から顧客のウェブにおける課題解決のための【ウェブ戦略】を立案し、常に客観的視点で顧客の目的達成を叶える最善を考え続ける【軍師】

[業務内容/範囲]
【ウェブ課題理解/ビジネス理解/調査・分析/ウェブ戦略/戦術の立案】
顧客のウェブ課題の相談だけではなく、顧客のビジネスを理解することから始まります。その後に、ウェブ上での3C分析(自社サイト調査/競合サイト調査/キーワード調査)を行い、アーンドメディア(SNS)やペイドメディア(ネット広告)を踏まえて、オウンドメディア(ホームページやランディングページなど)への集客施策をどのように計画するかの全体像【ウェブ戦略】を立案し、さらに各メディアでの集客方法やコンテンツ企画を検討する【ウェブ戦術】までを設計していきます。

これらを行うことを[導入ウェブコンサルティング]と言い、この[導入ウェブコンサルティング]での設計の下、ホームページやランディングページを制作したり、SEO対策やMEO対策などの施策を実行していきます。

ウェブコンサルティングを行わずに施策を開始してしまうと、局所的な対応となり、後々さまざまな点で不具合が発生したり、つじつまが合わなくなったりし、結果ツギハギだらけのウェブ施策となり、成果に繋がらなくなってしまうということが起こります。

但し、このウェブコンサルティングという概念はまだ世間一般的には浸透しておらず、ウェブ集客できていないので、ホームページを改修したり、SEO対策のみを外注したりすることがよく見られます。

また[導入ウェブコンサルティング]後、施策や制作を行い、運用フェーズに入って継続的にコンサルティングを行うことを[運用ウェブコンサルティング]と言います。

次に説明するWebマーケティングと似ている点がありますが、【コンサルティング】は企業の課題に対して、解決策を示し、その発展を助ける業務のことで、コンサルタントは役員や経営者と接するため、起業家精神が必要とされ、経営的な視点や知見を以て行うものとなります。

しかし、コンサルタントと名乗ることに資格や経歴を問われることは無いため、経験値の浅い素人でもコンサルタントと名乗れば、コンサルタントになるということで顧客側からすると注意が必要です。

また、近年は何にでもコンサルティングと命名される傾向があり、ただの営業職でも〇〇コンサルタントと言って、結局は自社の商品やサービスを売る営業だったりする場合があるのでこちらも注意が必要です。

[コンサルタント]---------------------------------------------------------
・分野の専門家として、知識経験がある
・局所的ではなく、全体的視野があり、常に客観性を持ちあわせている
・経営的な知見があり、顧客のビジネスを理解し、解決策を見いだせる
・自社のサービス商品の売り込みだけをしない[客観的アドバイス]
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Webマーケティング

Webマーケティングは[ウェブの市場(マーケット)]での販促やブランディング活動を行うこと、自社のオウンドメディア(ホームページやランディングページ)やセミオウンドメディア(YouTubeやnoteなど)、アーンドメディア(SNS)への流入のために広告運用やプロモーションを行う。ウェブ戦略を踏まえてウェブ戦術として実施策を実行し、運用管理すること。

[業務内容/範囲]
【ウェブ戦略におけるネット集客施策/コンテンツ企画/データ解析】
Webマーケティングには、全体として行う【トータルWebマーケティング】と局所的な部分を担当して行う、【パーツWebマーケティング】があります。[ウェブ戦略]を踏まえた施策全体を行う場合が【トータルWebマーケティング】でSEO対策のみ、ネット広告のみ等、部分的なWebマーケティングを担当する場合が【パーツWebマーケティング】となります。

Webマーケティングを謳っている会社でも、得意不得意もありますし、特化している会社もあります。

そのため、【パーツWebマーケティング】の場合は、ウェブコンサルティングを行う会社がPM(プロジェクトマネージャー)の役割までを担うケースもありますし、社内のウェブ担当者かウェブマーケッターがその役割を担うケースもあります。

このように、
Webマーケティングは、[導入ウェブコンサルティング]で明確になった【ウェブ戦略】を基に、ウェブ上で実施策を行うことを指します。また[運用ウェブコンサルティング]の中でWebマーケティングまで担当するケースもあります。

両者に上下関係はなく、パートナーシップを組んで顧客のための最大価値と課題解決を目指す関係なのです。


また、関連するキーワードに
[ウェブ担当者]と[Webマーケッター]というものがあります。

ウェブ担当者(ウェブタンとも言います)は、社内のウェブの窓口として、実作業(更新作業や媒体出稿など)や外部のパートナー(ウェブコンサルティング会社やWebマーケティング会社)の窓口を担当します。

Webマーケッターは、社内社外問わず、ネット広告出稿や管理、SNS運用などWebマーケティングを実務で行います。社内の場合、一人で[トータルWebマーケティング]を実行するのは難しいため、社外のWebマーケティング会社と連携を取りながら対応します。Web解析士などの資格を持ち、各種メディアでの経験を踏まえベテランになると[トータルWebマーケティング]を実行できる人も存在します。

このように、
ウェブだけではなく、リアルも含めて総合的にウェブ全体での戦略を踏まえて対応するのは、一朝一夕では難しく、マンパワーでの対応もできません。そのため、各種プロで対応していくことが、企業にとっても必要になっているのです。

[ホームページ]を作って、
[SEO対策]すれば、集客できる!

時代はとうに終了していることを理解し、各種プロと組むことこそ、
企業がこれからのウェブ時代を乗り越えていく方法なのです。

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