【観心寺音絵巻トリップ】光と音、意識と時間(番外編)
どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。
人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。
※今回の番外編。写真多めで少し長めです。
でも、最後に是非読んでいただきたいことも書いています。なにとぞ‼️
前々回の投稿では、意外や終わらず。
日曜日の外は雨。前日に現場を見ていた自分の中でムクムクと「好奇心」が湧き起こる。
好奇心
おもむろにPeatix(電子チケットサービス)を立ち上げて、当日チケットを確認。【ライブ配信専用】がまだ販売中‼️しかもたったの500円。
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興味の源泉は、大きく分けて三つあった。
1.生で観たあの会場の雰囲気がどんな風に映る「配信イベント」になるんだろうか?
2.イベントの裏側を知りたい。(自らの想像力)
3.晴れた時とは違う。いわゆる【雨により生まれる制限】をどんなふうに乗り越えるのだろうか。
雨が与えたモノ
配信イベントが始まってすぐ『なんじゃコレは〜⁉️』と思う。
【雨による制限】があると思っていたのに、【雨による魅力】しかなかったからだ。
部屋の中で雨に濡れずに目と耳の二感で配信映像を見ていた自分と、観心寺会場で砂利道を歩いたり雨や風を感じながら目と耳と鼻と触感の四感を使って見ていた人たち。
どちらにも等しく【雨による魅力】は、感じることができた。
前日、確かに総指揮者のサキタハジメさんは言っていた。「私たちの創るものは、雨や風、山や川などの自然と一緒に楽しめるものになっている」と。(少し言葉は違うかもしれないけどニュアンスは合ってるはず)
LIVE
LIVE中継だから巻き戻しも効かない。
「見逃したり、感じ逃したら、オワリ」だ。
LIVE感、これも大きい要素だと感じた。
スマホで視聴しながら印象的なシーンをキャプチャした写真を使って雰囲気を伝えたい。
初めは水のせせらぎの音が流れているのだけれど、どこかで雨の音も混ざっている気がした。
下の映像は始まりに映っていた境内の木々なのだが、よく見ると雨が降り注いでいるのも分かると思う。
曲が始まる。
複数カメラによる幻想的映像
複数のカメラアングルで撮った映像が重なり合って切り替わるエフェクトが、また雨の中でとても映えていた。幻想的な美しさだ。
それぞれの顔
・サキタハジメ(指揮・ミュージカルソー)
・森崇(サウンドキュレイト)
・池田安友子(パーカッション)
・山下憲治(ピアノ)
・上沼健二(ドラム・パーカッション)
・大森ヒデノリ(五鈴丸)
・えぐちひろし(ギター・オッカサン)
・大嶋奈央子(コーラスetc)
・田島隆(タンバリン)
もうひとつ配信の強みは、出演者の姿が良く見えるということ。現地では肉眼のためにどうしても全体像しか捉えられない。それがこんなにもはっきりと個人や演奏の手元が見える喜び♪
僧侶の登場・読経シーンは、リアルな朱色の金堂に対して情熱的な赤のライティングで強く訴えかけてくる。連続写真の移り変わりで私が「美しいなぁ」と感じた雰囲気も伝わるだろうか。
前日は階段の下から現れて境内広場で舞い踊っていた「幻の花の妖精たち」も登場。舞台の上で赤いライティングに照らされて、前日とはまた違った雰囲気を醸し出していた。
最後に
是非読んでほしいものがある。
宝楽陸寛(ホウラクミチヒロ)さんという個人のFacebookページだ。
彼はこのイベントの運営会社であるNPO法人SEIN(サイン)の代表者である。
彼は観心寺のある河内長野市を地元として活動しており、市民自身によるまちおこし(ニュータウン革命)をバックアップする、いわば裏方の人だ。
彼の投稿には、この観心寺音絵巻が五年の歳月をかけて創り上げられたこと、また57歳の若さで亡くなられたお父様が観心寺に眠っていることを書いている。
彼がどんな想いで走り切ったのかを察する。
みんなの背中を押して創りあげた音絵巻というイベントは、きっとお父様も見ていたと思う。弘法大師空海、楠木正成の魂も時代を超えて見ていたかもしれない。
この2日間で全部「繋がった」んだよね。
本当に良いイベントだった。
来年も行われるなら是非また観たいし、これを読んでいる貴方にも心からオススメしたい。
ではまた、どうぞお越しになってください。
2021.04.01(木)@4-011
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