中高生部門グランプリ〜スマホに食らい付くように「第58回宣伝会議賞贈賞式」を観た話(5)
どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。
人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。
ただでさえ長いタイトルに、今回からサブタイトルをつけることにしました。
そりゃ同じタイトルで(1)だの(2)だの連番をつけられたところで何の興味も誘わないということにようやく気づきまして(遅っ!!)
さて、前回の投稿では、飲み会or宣伝会議賞贈賞式ライブ中継の二択から後者を選択。
会社休憩室にて、テーブルの上にスマホスタンドを立てて、YouTubeライブ再生スタート。
おや?「ライブ」と聞いていながらも、過去に遡って追いかけ再生が可能なことに気付く私。
ある意味ラッキー‼️リアルタイムならば、もうそろそろ贈賞式も終わり間際の時間だったのに、「イチから観れる‼️」と♪テンションが上がった。
コロナ禍で執り行われる式典の様子が、少し離れたアングルの映像で映し出される。
司会の方が出てきて、最初は「中高生部門」の発表。
ハッキリ言ってこの「宣伝会議賞」における「中高生部門」は、「一般部門」レベルだと思う。社会人が持つ知識以外は、思考の柔軟性も含めて中高生でも同等レベル。もしも部門統合されることがあるとしたら「脅威」でしかないとふと思う(でも、それが公募グランプリの持つ定め……)
各賞が矢継ぎ早に最前面のスクリーンに映し出されていく。思っていたより早いな……
そして、あっという間にグランプリ。
<河合塾>オンライン授業が浸透する中、河合塾に通う価値を感じるキャッチフレーズ
みんないまどこ?
受賞者:秀平 晃一さん
評者の方からのスピーチで「実は最終前に落ちていた作品である」ことが伝えられる。(えっ!?)
各審査員が持つ「ワイルドカード(最後まで残したい推し作品)」から復活して、最後にグランプリをかっさらったという劇的裏ストーリーが明かされる。
この展開、吉本興行が主催するお笑いレースの「M1グランプリ」でいうところの、「敗者復活戦から勝ち上がって、そのままの勢いで優勝した【サンドウィッチマン】」のよう。
コロナ禍で受験する不安を表す、今しか書けないコピー。
と評されての受賞。
うーん、と唸った。
これはスゴい……思い付く気がしない……
正直に告白するけれども、自分が同じ目線に立てる気がしなかった。
これは自分が塾通いの生活をしたことがなくて、特に競争社会のようなヒリヒリした生活を送ったことがない経験が大きいのかもしれない。
いきなり打ちのめされた気分になりながらも、贈賞式は続く。
いよいよ、一般部門の発表だ。
(つづく)
ではまた、どうぞお越しになってください。
2021.03.17(木)@3-011
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