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カップ焼きそばでやってしまったショックなアレ

どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。

人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。

たまに食べたくなるジャンクなアイツ。

ザ・カップ焼きそば。

なんだろう、あの濃厚な味
気持ちだけ入れました感満載の野菜。
お湯を入れて待つ、あの独特な三分間の空白

一人暮らししてたあの頃。寒い冬に狭いシンクへカップ焼きそばのお湯を捨てたら、漫画のように「べコン」「ボコン」と音を鳴らしてたのが愛らしく懐かしいなぁ……

あいや、過去はどうでもよくて現在に話を戻そう。

本日はテレワークだったので、お昼に食したのはそのジャンクなアイツのひとつ「日清ソース焼そばからしマヨネーズ」‼️(やったね☆)

お昼休みになったので、仕事に区切りをつけて台所に向かう。

お湯はポットに沸かして置いてあったので、すぐさま作りにかかる。

カラフルな表側のフィルムを外し、中の白い「肌」を露出させる。

普段は読まないけれど、書かれてある手順通りに「1番ここからはがす」から「2番ここまで」と書かれたラインまで蓋を開ける。

中に入った二つの袋を取り出して横に置く。

蓋に書かれた注意書きを軽く読みながら、そのうちひとつの袋に手を掛ける。

なになに?「からしマヨネーズは温めないでください」?はいはい、分かりました分かりました。お湯を入れた後に閉めた蓋の上に重し代りに置いておくアレね。んなモンやらへんやらへん。

とか考えながら、袋を破って麺の上に振り掛ける。この瞬間、たぶん0コンマ何秒の瞬間、スローモーションに見える。

(あーーーれーーー、これってぇーーー、入れたらーーーーあかんやつーーーーちゃうのーーーーん?!!!)

これが瞬間的に時間を超越した私の思考を声にしたもの。

チキショウ!!もうどうやっても不可逆
こうなったらお湯を入れるしかないやないかい!!!〜〜〜〜〜っ……なにこの敗北感。
入れたくないけどお湯を入れる。

三分待つ。

ここまで楽しくない三分間は久しぶり。(前にもあったんかい!!はい、ありました。いったいアレは何年前だろう…)

「ピピッ」とタイマーが鳴る。

「3番湯切り口」と書かれた小さな蓋をはがして、カップを傾けて中のお湯をシンクに流す。

中から溢れ落ちる色付きのお湯……「さよなら、ソース…短い付き合いだったけれど」と心で思う私。


今回の失敗原因は、頭で別の考え事をしながら無意識に袋を開けて流れのままに中にぶちまけてしまったこと。完全にカップラーメンの「乾燥野菜」のつもりで中に入れてしまっていた。

もうそのあとは、冷蔵庫にある調味料で代用するしかない。

手当たり次第に、「とんかつソース」「ウスターソース」を手に取って、次の一手に悩む。

見渡した中で、勢いだけでなんだかエッジの効いたものを手に取ってしまった。

うなぎの蒲焼のタレ」だ。

なんか違う?いや、あの味は何にでも適応してくれるはず!!無根拠で入れてみた。

添付の「からしマヨネーズ」を入れて混ぜて食べてみる……甘い

そうか、日清焼きそば添付の「ソースの粉」が美味しい理由が少し分かった気がした。

商品の説明ページに書かれてあることは…

スパイスのきいたコクと香りの特製ソースが決め手の手軽に楽しめるカップ焼そば。からしマヨネーズが特製ソースを引き立てます。

そう!!スパイスだった。

じゃあ、次から七味とかクミンとかスパイス系入れたらイイんやな、OK!!

って、まずその前にソース入れるなよ、ってね。

はい、久しぶりにやってしまいましたが、みなさんはくれぐれもソースを先に入れ…って誰もやらねーわ!!

(おわり)

ではまた、どうぞお越しになってください。

2021.04.17(金)@5-013


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たつのこ龍次郎(りゅうじろう)
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