焼きそば実食〜カップ焼きそばの作り方〜侮れぬでっせ編
たくさんのnoterたちが書いた「カップ焼きそばの作り方」を夜に読み出したら熱に当てられた。(マガジン by 秋峰さん)
翌日、スーパーで購入した4つのカップ焼きそばがこれだ。
・明星食品 一平ちゃん お好み焼きソース味
・日清食品 U.F.O ラー油マヨ油そば
・明星食品 焼きそばでっせ ソース味
・日清食品 デカうまWマヨソース焼きそば
その中から選んだのはコイツだった。
どこからツッコミを入れたら良いのだろうか。
大阪感を前面に出しまんなぁ〜(笑)
しかし明星食品さんはどうしてわざわざ言わなくてもいいはずの「ソース味」と銘打ったのだろう……
「でっせ」と「ソース」が掛かっているのだろうか?
例えば俳優、一ノ瀬ワタルばりの会話に見せかけて「焼きそばでっせ」→「ソーッスなぁ」とでも言いたいのか。
なぞがなぞを呼ぶッスなぁ〜。
パッケージに書かれた2つのコピーにも惹かれた。
『3種スパイスの香り&旨みソース』
『おかず&おにぎりにめっちゃ合う!』
ん〜いいじゃない?
特に惹かれたのはコチラ。
『具なし』
マジか!
正直、"振り切ってる"って思った。
あとで調べたら「でっせ」シリーズが他に三つもあって、全部具なし系。自分でアレンジできるのが売りのようだった。(納得)
会社の食堂に持ち込んで、日清さんの狙い通りにおにぎりをセットする。ついでにバナナ半カットも。(ミニオンばりにバナナが好き☆)
カップを裏返してちょうど真ん中上側にある、封をした「つぶつぶロード」のでっぱりをつまんで下へ引いていく。
ペリペリペリー……どこからか聞こえてくる 開国シナサイヨー のカタコトの声。あ、オレか。
プラ包装を剥がして、無垢な姿にする。
とにかくオレまっしぐらに四隅の中から「1番」を探し出す。
つまみを起こして「2番」この線まではがします、を目指して
ペリペリペリー……再びどこからか聞こえてくる 黒フネノッテキタヨー のカタコトの声。あ、またオレか。
中からスパイス袋を取り出して、お湯を入れようとするが、ここで少し問題が発生する。
会社の食堂なので、お茶やお湯も出せるウォーターサーバーを使おうと決めていたが、なんせカップ焼きそばにお湯を入れるのは初の試み。
まわりの人がどんどん「煎茶」や「ほうじ茶」ボタンを押して「コップ」に入れていく中、私だけがカップ焼きそばを片手に並んでいる。恥ずかしい。
温度は91度と表示されている。
少し低めだが、まぁなんとかなるだろう。
問題はサイズだ。
デカいカップ焼きそばは、入るのか?!
角を奥にして容器の三角部分を入れるため、ギリギリ入った。あぶねー……
お湯ボタンを押す。
チョロチョロと出てくる時間が長い。
周りの目が気になる。
早く終わってくれーと願いながら、内側のラインまで入れてそそくさと去る。
あとは三分待つのだが、テーブル席に戻ってまたお湯を捨て戻るのが面倒くさい。
汁物を捨てるエリア近くにカップ焼きそばを両手に立ち尽くすワタシ。
ぢっとパッケージの文字を読み続けるワタシ。読むのに一分も要らない。長いぞ!
ジラジラと焦らされてから三分経過。湯切りしてテーブルに戻る。
ペリペリペリーと蓋を開けきると、開封(国)センキュー とオレの声が聞こえる。
取り出していたスパイスの封を切り、半分だけ麺の上にまんべんなく振りかける。
箸を使って下から掘り起こしてスパイスを下側に埋め込んでいく。
残りの半分をまた白くなった麺の上に振りかけて、袋上部をデコピン3回で残り粉を振り落としてラストふりかけ。
また下から上への対流を作り出してまんべんなく混ぜるのだ。ここに偏りがあるといけない。
さぁ実食だ。
麺をいい塩梅の量すくって、箸を上下させることでひとくちの量に減らしていく。
よし。
ズビズババ
食感は、少しもっちりとぼっさりの間。
ふわりとやってくるスパイスの香り。おおっ、スパイス強めだ。いいね!
ふたくち目は、くちいっぱいに頬張りたい。
箸の上下動を最小限にして、大口を開けて喰らいつく。
ズビズ、モグモグモグ
おにぎりを開けて焼きそばの残り香で頬張る。
めっちゃ合う!
コピーに偽りなし。
ただ、やっぱり具材がなくて寂しいが、これは仕方ない。
あとは一気に食べてしまった。
湯切りに三分待って二分で食べたと思う。
やるな、焼きそばでっせ。
次はオリジナルの具材を入れてあげよう。
焼きそばでっせ君、また会おう。
今日は明星 焼きそばでっせの開封記念日だ。
(おわり)
※ありがとう。焼きそば様。
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