すばらしき哉すばらしき世界
どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。
人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。
映画の無料優待鑑賞券が家にあった。
有効期限は2021/2/28まで。
このご時世だし、大抵のものは「延長」になっているものだと思い込んでいた。
朝の営業開始時に映画館に電話問い合わせしてみたら「申し訳ないのですが、そちらのチケットは記載通りとなっております」…
なぬぅっ!???
マジか…このご時世にも関わらず、厳しい対応じゃあないか…
仕方ないので、観たい映画があったのでダッシュで、観に行った。
役所広司主演、西川美和脚本・監督作品『すばらしき世界』を。
もともと、糸井重里さんがほぼ日のエッセイで「事前にプレスプレビューで観た」ところ、「自分は滅多にそういう風に観た作品のことを書かない」という前置きの中で、大絶賛していたことで覚えていたからだ。
観た。
140分がアッと言う間だった。
役所広司という役者の深さはどこまでなんだ?!と、もう改めて「日本アカデミー賞」「ブルーリボン賞」でTOPを獲る役者たる理由を再確認した。
ヤクザもんで、キレやすくモロい男…
そして、その男がカタギの世界に馴染もうと努力することを傍で手助けする四人の人物。
陰で支える俳優陣も見事なまでの迫真の演技。
物語は静かに丁寧に語られていくけれど、哀しくて哀しくて…
観終わった後は、マスクの上の方が涙でビシャビシャに濡れていました。
コレはもう、今年イチオシの一本です。オススメ☆
ではまた、どうぞお越しになってください。
2021.02.28(日)@2-009
#毎日エッセイ #365日 #VisionOceans #note
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