夜露死苦つれづれ日記
仕事の帰り道。
大阪・新今宮駅の改札を出たところで、2メートルはあろう黒人の大男とすれ違った。
黒のTシャツの胸に鮮やかに書かれた赤い文字を思わず二度見してしまった。
小さな文字の横書きで
熱血指導
その下に大きな文字、同じく横書きで
夜露死苦
の文字。
ぷっ、吹き出しそうになったわ!!
アンタ意味分かって着てるんかいな(笑)
「"夜露死苦" means hello. stylish expression.」とかなんとか適当なこと言われて売りつけられてなければ良いのだけど。
そのあと、妙に気になったので「夜露死苦」を調べてしまった。(オレはいったい何を調べているのだろう……)
1970年代から1980年代にヤンキーや暴走族の間で流行したらしい。全て漢字で書くことで威圧感を表現している……と。
しかも、レディース(女版暴走族)では
夜露死紅
と書き分けされていたという。
「苦しみを紅に変えてアタイら走り続けるのさ」なんつて。
イイ!! このワードセンス、めちゃくちゃイイ!!
その他にこんなものも流行っていた。
愛死天流(あいしてる)
愛羅武勇(あいらぶゆー)
よく考えたら、日本史の中でもヤンキーが生まれて人類史上はじめて書かれた言葉なのではないだろうか。
そういう意味でも、言葉を創り出す行為がなんだか尊く(←言いたいだけじゃないよ)感じられて、あの頃は「怖い」と思っていたヤンキーたちがなんだか
自分を表現するクリエイターたち
に見えてきたというと言い過ぎだろうか?
※最後に見出し画像を「ヤンキー」で検索して出てきた@栗林さちさんの絵、最高です!!この脱力感……愛死天流ゼ☆
☆ひとり66日ライティングランニング
やってます。66日ライティングランニングを脱落した人でも、そのまま自身で出来ることを考えたタグです。
#ひとり66日ライラン
#2日目
本家の【66日ライティングランニング】にご興味ある方はこちら……だったのですが、いったん募集が締め切られたようです。また次回募集も計画されているようですよ☆
また、やむなくライラン脱落者(←縁起でもないことを言うけれど予測不能な未来だから)になってしまった人は、気持ちの切り替えに"ひとり66日ライラン"タグを使ってみてください。立ち直ってからの再決意を大切に☆