子供の頃、嫌いだったもの……ネバネバネバー納豆
社会人ライティングクラブ「放課後ライティング倶楽部」に入っていると、毎週土曜日になると課題が提示される。(書きたい人だけ書くスタイル)
8/17の課題は
「子供の頃、嫌いだったこと」
お題は趣旨に沿っていれば変えて良いので少し 変えて投稿してみました。
※推奨BGMテイラースイフト「We Are Never Ever Getting Back Together」
フジテレビ系ドラマで話題になったテラスハウス主題歌。ネバーネバーネバーって変えて歌ってください(笑)
(では、どうぞ!)
子どもの頃、食卓にはじめて現れたソレは異界のナニカであった。
もう漂う匂いが食べ物のソレではない!!臭い臭い臭いー!
言われるがままに混ぜるとネバーネバーネバーっと糸を引いて、口の中でGetting Back Together(ヨリを戻す)なんてまっぴら御免状況。
どうしてこんな臭くて変なものを食べないといけないのか、父親はなぜ納豆を食べさせようとしたのかそのときは理解出来なかった。
そこから優しさか策略か、マイルドな初心者コースが始まった。
・生たまご
・刻み青ネギ
・かつお節
・刻みノリ
コレだけ入れて混ぜて混ぜて混ぜるとフワッフワとなる。ネバーネバーネバーから少し遠くなる、もう邦楽だよね。香りももう別物だ。
うん、食べれる!!
しかも美味しい😋
それからいつしかネギを刻んだりナニカを入れるのがだんだんと面倒になっていく。。。歳だね。
スーパーで買ってきた納豆パックのままタレを入れてかき混ぜる。
今でもその頃の名残りで混ぜて混ぜてフワッフワにするのだが、家族からは「気持ち悪いからやめなさい」と言われて凹む。かの美食家魯山人もフワッフワ派だったのに……
いつしか何も入れなくても納豆の豆の味が堪能できて、匂いにも慣れてしまった。
父親が食べさせてくれたなっとう。
なぜ食べさせようとしたか今なら分かる。
古来の日本人が作り出した知恵の食べ物。健康的かつ、【美味い】からだ。
うん、なっとうくぅだね。
おあとがよろしいようで♪