心斎橋SDGsシネマ祭〜台北カフェ・ストーリー〜モノの価値は人が決める(2/2)
どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。
人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。
前回の投稿では、SDGsシネマ祭で映画「台北カフェ・ストーリー」を観てきたことを書いた。
観れる方法を調べてみた
めちゃくちゃオススメしたいのだけれど、今のところ観れるストリーミング視聴サービスが見つからず。。(以前はAmazonPrimeでも観れたようなのですが現在は「このビデオはご利用いただけません」…)AmazonではDVDの取り扱いありのようです。
視点
さて、私は物語を創りたい側の人間だ。
今回映画を観るとき、その視点と純粋な観客としての二つの視点を持って楽しんだ。
以下、物語を創りたい側として、私が感じたこと。
1.物語は対比させる存在が必要
→姉と妹
2.対比に対して中立の存在が必要
→この映画では「母親」
3.ストーリーの軸は最低三つ以上は必要
→謎の男の存在
→石鹸というアイテムの存在
→店がどうなっていくのかという興味
→あなたならどう?という主体的問い掛け
4.主題表現のためには些細なことには拘らず、多少強引な手法もある
→登場人物が「なぜそうしたのか」という動機省略=観るものに思い切って【委ねる】
→物語進行の「選択肢」のひとつである
5.時間軸を戻す手法はよくあるけれど、やはり興味を惹く展開となる
→少し話に厚みが生まれるというか
キーワード
映画の中でも何度も出てくるキーワードに【物語】がある。
私はドイツの児童文学作家であるミヒャエル・エンデを勝手に「師」と仰いでリスペクトしまくっている。
著書「はてしない物語(映画ネバーエンディングストーリーの原作)」を読んでいても、私たちが生きているのは「自分が主役の物語」なんだ、ととても強く思わされる。
この台北カフェ・ストーリーでも『人と人が出会うと物語が生まれる』という部分がとても大きい。
自分が紡ぐ物語にはどんな人物が現れて、それぞれが出会うことで誰が何を変えるんだろう?
少し遠い目になりつつ、また視線を手元に戻して頑張ろうと。どうか誰かの心に触れられますように。
ではまた、どうぞお越しになってください。
2021.04.06(火)@5-003
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