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続2・短く書けない病の人
私は病にかかってる。
その名も『短く書けない病』だ。
ライターとしてレベルアップするためには克服すべき、もしくはうまく付き合っていく病だと実感している。
ただ、書きたくても書けない人たちから見れば羨ましい長所でもあると「希望」に変換して自分を慰めていたりもする。
前回からのつづきだが、病になるには「原因と環境」がある。
あくまでも私の場合、ではあるけれど重なる部分は自分なりの対処法が自然と導き出せるはず。
さぁ、一緒に深掘りの旅に出てみよう!
<原因>
1. 寄り道が好き
コレな!
めちゃくちゃ心当たりがある。
ってか、コレが大問題なんだけれど……(大汗)
海に向かって叫びたくなるくらい「寄り道」が
好きだあああぁぁぁ!!
……話の展開の流れで「お、面白いんじゃーないかい?」もしくは「伝えたい!」の自分アンテナが引っかかってしまうともう止まらない。
どんどん本筋から逸れていく……あなたの元にはもう、戻れない。。。
対処法→ 「ソレ本当に必要ですか?」と自分に問いかける。
2. 無駄が好き
この話を持ち出すと「間違ってる!」のご指摘が入りそうな予感もある。(でも書く)
たとえば綺麗な文章を書きたい、読ませたいのなら「もうChatGPT(チャットジーピーティ)やCloude3(クロードスリー)などのチャットAIサービスでイイじゃん?」のところまで技術革新は進んでいる。
(参考)私はこのXの呟きを読んで驚愕しました…… →ヤムラさん
実際ChatGPTはライターにとっての脅威でありながら頼もしさを感じるレベルまで成長している。驚くほど綺麗な体裁の取れた文章を出力するのだ。
ただし、余計なものを省いている。
じゃあ、そのAIには無い「余計なもの(無駄)」を書いてやろうじゃないか。
反骨精神がふつふつと湧いてしまうのだ。
対処法→ TPO。時と所と場合を選ぼう。たとえば無駄を省く日と遊ぶ日を決めて書く。
3. たとえ話が好き
実際に話をする時でもたとえ話が好き。
話が長くなりがち。
でも、ハマったときの相手の驚きと納得感のリターンには中毒性がある。要注意。
対処法→ 頭の中に「?」がつくようなたとえ話は書き終えたとしても、思い切って削除すべし。
4. 思考の流れを見せることに喜びがある
書きながらライブ感を共有できると思っている節もある。そういう文章を自分が読むのも好きだ。なぜこんな結論が出たのかをまるっと共有して読み手と同一化したいのかもしれない。
対処法→ 自分でも多すぎる気がするので、数を減らすべし。
5. 過剰に自分の想いを伝えたくなる
ぁぁぁあああ……切ない。これはみなさんにもあると思う。書き手としてアツく伝えられたら、伝わったらどれだけ嬉しいか。
だだし、「私が私が」の文章は読んでいてしんどくなります。
対処法→ 書き手側のカメラ(視点)を、自分固定にしない。たくさん動かすこと。
6. 過剰に装飾している
普通に「嬉しかった、悲しかった、マル」は誰も望んでいない。そんなものは夜空の星ほど溢れてる。唯一無二の表現を追い求めたい。
対処法→ 過剰にならぬように、がポイントだろう。ポエムの世界観を展開するときだけはお許しいただきたい。
7. 構成ができていない
アイタタタタ……心当たりしかない。
書き方は人それぞれだけれど、私の場合はタイトルありき。そこから書きながら思考展開していって一気に書き出す。最後に読み直して整える書き方なんです。
66日ライティングランニングをやっているときは、読み直しの時間はいつもよりかなり少なかった。時間取れなかったのが痛い。
対処法→ タイトルを決めたあとで、まずはあらすじ箇条書きしてみると言うのはどうだろう?
単なる思いつきだけれど、やる価値がありそうだ☆
8. 自分で書いている文字数感覚が掴めていない
放課後ライティング倶楽部のウエダヤスシさんは、メンバーに対して読み手が何文字読むのに何分掛かるか、を説明してくれたことがある。
しまった! よく考えたらこの感覚をおざなりにしていたことに気づいた。あと何分で何文字書ける、も同じだった。
対処法→ やってみよう! 自分が読み手として100文字、200文字、300文字読むのにどれほど秒数をかけているか。自分が書き手として100文字、200文字、300文字書くのに何秒必要なのか。
9. 書き出しきった文章を削り捨てる勇気がない
誤解が怖い。分かりやすさを最優先にしたいから読者のために補足文章をたくさん残したい。
本当に伝えたいことも遊び心も含めて全部持って帰って欲しい。
いや、無理。(←今、冷静になって分かるから分かる)
読者も読みはじめた時点で他のページからやって来てる訳で、片手しか空いてないかもしれないよね?
対処法→ バランス感覚をもっと研ぎ澄ます必要がある。ということは、他者の記事を読んでみて理想的なバランス感覚を自分で探るしかない。最後に削り捨てるために、読者をもっと「信頼」しませんか?
<環境>
10. 書く文字数を決めていない
これは大きい。いつも本当に何文字くらいにしようと考えて書いたことがなかった。
今回もそうだ。気づけばもう2,000文字を超えているのだから。(じゃあ終わりなさいよ! って聞こえた。ハイ……)
対処法→ その日の書きたい内容を箇条書きし、時間帯によってだいたいの文字数を決めるのはどうだろう?
11. 書く時間を決めていない
コレまた耳が痛い話。
私はSNS症候群でもある。
現代人の多くがハマってるけれど。
でも、必要な栄養素だから読んで食べる。(←イイ表現)
たとえば私の場合、平日の出勤時間は電車通勤の徒歩時間を除いたら30分程度の集中時間がつくれる。往復で60分。
お仕事も残業多めだから、業務終了後に取れて+60分だろう。ここにSNSの読み時間、他者のnote読み時間を費やしてしまうとほぼ時間がなくなる。ライラン時には残念ながら読みたくても他のライターさんたちの記事が読めなくなってしまった。(ちなみに遅読……)
対処法→ 書く時間を最優先にする。あとはインプット時間の短縮(速読法や読み方を変える)。SNSの時間を減らすなど。
12. 推敲不足
読み直しの時間が作れなかった。
言い訳にしかならないけれど、本当に推敲不足が露呈していたと思う。
対処法→ もう少し書くための計画性を自分の中に持ち込む、生み出すように意識する。
(おわり)
★66日ライティングランニング
ゴールテープまであと10日! にして……
脱落しました。。。orz
0時過ぎても投稿できなかったんです……原因としては色々あります。もう言い訳はしない。
ただ、今回やってみて思ったのは、ズルは罪悪感が湧くということ。もともと途中でも0時前に投稿していたのは良しとしたい。これは完璧主義を捨てる練習にもなるメリットがある。
でも、イケないのは、ほとんど中身がない状態で投稿→続きを書いてる途中で寝落ち→翌日午前中に完成させるズルいパターン。幾度も繰り返しており罪悪感の蓄積がスゴかった。
せめて、気合いで寝落ち前に書ききりたかった。
☆ひとり66日ライティングランニング
を始めます。
凹んでたり休んでたりしたらこれ絶対続かないヤツだから。自分のことは自分がよく分かってる。
私は私のやり方でやってみる、そんな1日目。
#さようなら66日ライラン
#ひとりライラン
#1日目
66日ライティングランニングにご興味ある方はこちらをどうぞ☆
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