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はじめてのnote|40を超えたポンコツ会社員が「経営者レベル1」にクラスチェンジする話

今更ですが、はじめてのnoteを書きます。

43歳、満身創痍の経営者レベル1が爆誕。

元々会社を興そうと思った時には、いろんな準備が整えられたら良かったと今でも思う。

20代で一つの仕事を徹底的にやり切り、30代でマネジメントに集中して組織として成果を出し、人脈、資金、業界知識を蓄えて満を持して起業。

起業した会社が軌道に乗り、次々と会社を興し、様々なイノベーションを生み出しながら、世の中の問題解決に影響力を発揮する40代。体力、知力、気力がみなぎり、ビジネスやプライベートが充実している事業家。

こんな夢のようなロードマップを計画し、最短距離でレベルアップを重ねてきた経営者の方々を何人も見た。

同じ年齢でこんなに影響力が違うのか、時間の使い方でこんなに変わるのかと、沸々としてしまう。

比較しても仕方ないけど、欲しいものを手に入れ、家族も健康で楽しそうな生活をしている人々を見ると、どうしても羨ましさを拭いきれない。

世の中の多くの人が挑戦し、勝負をかける40歳の時、僕は精神障害を発症して部屋から出られなくなった。今までのキャリアを続けることが難しくなり、10年連れ添った妻とも離婚することになった。

半ば自暴自棄で未経験の仕事に就いた。42歳の会社員、フルタイムで手取りは20万円いかなかったけれど、当時は恵まれた境遇だと思った。有難かった。いつもできない理由を探して、できない結果を受け入れている活力のない男を雇ってくれているのだ。

会社に迷惑が掛からないことだけを第一に考えていた。それが42歳の僕。

転機は1年後、43歳の時だった。近くに住んでいる母の病気や自分自身の体調の関係で、在宅勤務の併用を希望したが、会社から制度上難しいという判断でとうとう会社員を続けられなくなり、退職。毎月の生活が一層困窮する。

やむを得ず在宅事務の派遣バイトをいくつかこなしつつ、個人事業主として活動することとなる。時間の制約、家族の制約、精神障害の制約を考えてもそれしか道がなかった。

当時の僕をステータス表記してみる。

性別:男
職業:経営者
年齢:43
レベル:1
スキル:営業(比較的できる)、事務(早いがミス多い)、筋トレ(普通よりはできる)、極集中
制約:メンタル崩壊しやすい、マネジメントNG、日中勤務時間に一定制限あり、極集中発動すると、大体明け方になるまで寝れない
ルックス:ガチムチ無課金おじさん

ここから約3年後、自社が経営するパーソナルジムで満席を作り続け、3店舗の満席、自身の身体をバッキバキに、さらに経営者の学びのコミュニティを主催し、売上1億の事業を創出していくことになるのだが、当時は当然想像もしなかったわけで。

続く


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