見出し画像

四工大からB日程で東工大院 建築学系に合格した話

こんにちは。
 私は東京工業大学大学院 建築学系をB日程で外部受験し、見事合格することができた"がんばってこ"と申します。

 学部3生年の冬頃、私が調べた範囲では東工大院の建築学系を外部受験しB日程で合格した人の体験記を見つけることができなく、入試の情報を集めるのに苦労しました。

 そこで私の合格までのプロセスをnoteに連載し、これから東工大院を目指す建築学生の皆さんの役に立てればと考えています。
 また、「大学院に入ってからの授業てどんな感じなの?」「普段の研究室生活ってどんな感じなの?」と大学院に進学してからのことが気になる学生さんもいると思うので、noteに後々更新していけたらと思います。

前置きは以上にして本題に入らせていただきます。
 私は”環境・社会理工学院 建築学系"をB日程で外部受験し、合格することができました。

今回は、

  1. 私の受験時のスペック

  2. 勉強時間

  3. 受験までのスケジュール

  4. 指導教員に外部受験をすることを相談すべきか

について書いていきたいと思います。


1.私の受験時のスペック

東工大院を受験した時の私のスペックは以下の通りでした。

大学:四工大
TOEIC:700点
GPA:3.2
研究分野:建築構造学

 大学の成績は取れていましたが、いざ東工大の過去問を解いてみたら全く解けない状態でした。



2.勉強時間

 私は人に比べて容量が悪いので合格するために1500時間、8か月間(1月~8月まで)かけて勉強しました。2月あたりから近所の自習室を借り初め、午前:4時間、午後:4時間のスケジュールでこなしていました。
 勉強時間の管理におすすめなアプリはStudyplusです。自教材も登録することができ、自分が今月どの科目を一番勉強しているかを可視化することで偏りなく勉強することができたと思います。



3.受験までのスケジュール(2022年ver)

1月 院試の勉強開始。 しかし自分で過去問を解いてみるが苦戦。
2月 TOEICの勉強に力を入れる。ここでTOEIC700点を取得。
   ここから先、TOEICは一切勉強していない。
3月 オンライン研究室訪問に参加したところ過去問の解答を
   得ることができる。また大学院説明会に参加する。
4月 過去問の解答をみながら自分なりの解答ノートを作成してみる。
5月 卒研の研究テーマが決まったので実際に研究室訪問に行ってみる。
   志望先の研究室の教授が書いた論文を読んでみる。
6月 志望研究室が決まり志望理由書を作成。
   過去問は反復して何回も解く。
7月 過去問を反復しながら、東工大の指定の教科書を読む。
8月 毎日ひたすら過去問を繰り返す。
8月17日 東工大B日程 筆記試験
8月19日 東工大筆記合格者発表
8月23日 東工大B日程 口述試験

 私が受験した年はコロナ化ということもあり、オンラインでのみ研究室訪問を行っている研究室もありました。東工大のサイトで研究室訪問の受け入れ日時とzoomのurlが記載されている紙が掲示されるか、研究室のサイトで開催日時が伝えられるかもしれません。毎週サイトを確認して情報を逃さないようにすることをお勧めします。

 また合格してからのビジョンを確実なものにするために又はどのような研究室があるのか把握するために、入試試験はどのようなものなのか把握するために、大学院説明会には必ず参加すべきだと思います。



4.指導教員に外部受験をすることを相談すべきか

 私の場合、指導教員の教授は学部3年の2月に決定したので、配属後すぐに教授に「東工大の院を外部受験することを考えています。」と伝えました。私の大学の場合、内部推薦で大学院に行くか企業に推薦で就職するかの二択だったので早かれ遅かれ教授には質問されていたと思います。
 大学によっては自大の院に進学しないなら自分で研究テーマを考えてねというところもあるらしいですが、私の場合はなかったです。


 皆さんから頂いた質問や相談も随時このnoteに書き込んでいきたいと考えているので、noteにコメントまたはTwitterにDMよろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!