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4c邪王門のすゝめ
どうも、散名です。
1年ほど前に組んでからずっと愛用している4c邪王門についての思想を垂れ流しておこうと思います。
以下常体とさせていただきます。
4c邪王門とは?
短くまとめるならば、
「《百鬼の邪王門》や、《蒼き団長 ドギラゴン剣》で、全力で《切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜》で火力を出して、《単騎連射 マグナム》や《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》でトリガーケアしながらぶん殴るデッキ」
である。
このデッキの最強カードは冗談抜きでカツキングであり、次点でドギラゴン剣である。
リスト
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以下、このリストで解説を進めていく。
注意として、このリストは「CSで勝つ」ことを目的とした構築ではなく、「4c邪王門として一番パワーのある構築」を目指した構築である。
各カード解説
《豊潤フォージュン》
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時代は変われどもほぼデドダム。単色、リソースが減らない、盤面に獣が残らない、という点で採用。
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》
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主に下面を使う。マナに逃した多色を終盤で拾ったり、落ちてしまったチェンジ先のカードを拾ったりする。4邪の1枚は結構触れるので一枚でいい。
《天災 デドダム》
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本家デドダム。「2025年のカード」と揶揄されてきたがそろそろ時代が追いついてきたようで環境最強の2デッキには採用されていない。しかし種族シナジーの無いデッキと色が噛み合わないデッキを除くと今でも現役なので2025年までの残り一年もこいつの顔を見ることになりそうである。
《鬼ヶ大王 ジャオウガ》
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cipにほぼ《デビル・ドレーン》を構えた阿呆の化け物。いまだにこいつのリソース確保力は狂ってると言い続けている。
《切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜》
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キーカード。バグ。五条悟。このデッキのこのカードの他の36枚はこのカードを擁立するための一種のスケープゴートである。マナにあって強く、4ターン目に出して強く、邪王門から捲って強く、盾にあって強い。俺だけ8枚使わせて欲しい。
《百鬼の邪王門》
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コンセプトカード。打点の増強、カウンターなど攻守のあらゆる場面でカツキングを持って来れるカード。
《龍素記号wD サイクルペディア》
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さっき打ったフォージュンの再利用、手札から唱えた邪王門をもう一度唱えられる、シャラップでLOケアなどなんでもできる秀才時。デドダムでドレーンが墓地に落ちた時のペディアはマジで最強。
《秩序の意思》
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《一王二命三眼槍》が少ない今、用命の多い除去。封印というピーキーな除去ではあるが、盾を回収した際に能動的に使える点を評価して採用している。墓地に落ちたらペディアで打てるのもポイント。
《五番龍 レイクポーチャーparZero》
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異様に名前が洒落てるけど意味は池にポチャっと落ちるでお馴染みいけぽちゃくん。5ターン目まで確実に生き残るリソース回復に山固定にブロッカーにJDまでついてるバケモノ。すべてが4邪と噛み合っているため採用している。
《忍蛇の聖沌 c0br4》
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邪王門のハズレを解消してくれる神カード。邪王門から捲れたら面が一つ多く並ぶ上、トリガー付きの黒単色という超絶優等生。PJ抜いて3枚目とかも全然アリ。
《闘争類喧嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
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ペディアから撃つことで邪王門で余分に肥えた墓地を聖地してくれる。最低限の初動になったり墓地メタになったり上面で出して面処理しつつマナ回収することもある。
《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》
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最強のフィニッシャー。主にカツキングからチェンジして降臨する。相手ターンまで続く粛正の呪文ロックは未だ強力。ラブ出してターンエンドするとかなり展開が美味しい。一度使うと最高のカードということがわかるので是非使ってほしい。
《飛翔龍 5000VT》
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最強クリーチャー。出したらほぼ次のターンが帰ってくるし、ほぼ生存する3点が平然と並ぶ。邪王門から出せないのが痛いが。現代DM最強のカードなので、ラフルル+VTでほぼEXターンを再現して殴るのが強力。
《デビル・ドレーン》
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何年経っても再録されない最強呪文。3コストになってしまった大王といった感じで、大王の5枚目としての役割や大王ではできない芸当を可能にする神のカード。プレ殿はやめてください。
《勝熱と弾丸と自由の決断》
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便利な呪文。めんどくせぇ小型を下に引っぺがしたりメタクリの効果を無視して邪王門で展開したり、ペディアで打って実質JDSAを作り出すことも可能。
あると便利ってだけ。無くても全然いい。けど強いから入れちゃう。
《一王二命三眼槍》
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年々枚数が減っている延命カード。LOケアや邪王門から出るとなんか弾数が増えたりする謎の槍。抜いてもいいが差し色の1枚がたまに仕事する。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
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登場から8年、未だ現役の皆が憧れたハムカツ団の、4c邪王門というデッキの団長。マナゾーンから大王を踏み倒して邪王門を撃てたり全体SA付与で火力が上がる。絡むのと絡まないのでは火力が大違い。
《時の法皇 ミラダンテⅫ》
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こちらも登場から8年。殿堂解除に関してはバスターよりもダメだと叫ばれているドレミ団の救世主(ドレミ団の団長はミラクルスター)。ロック性能は凶悪で、ラブと一緒に並ぶとマジのEXターンである。
採用候補カード
《単騎連射 マグナム》
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お手軽クリーチャー封殺カード。今回はダンテに席を譲った形。邪王門から出てくる、コブラから出てくるなど直接の動きに絡められるクリーチャーだが色が弱い、手札に抱えておけないので不安定という点を加味してクリーチャートリガーケアをダンテに任せている。
《サイバー・ブレイン》
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令和6年でも通用するシンプルにしてベストなドローソース。初動が引ければポチャの方が強いと思っているのでポチャに枠を譲っている。
《奇天烈 シャッフ》
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呪文ケアカード。ラブの方が強いので不採用。個人的に4邪にシャップ入れたら負けだと思っている。
《アーテル・ゴルギーニ》
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3面除去、蘇生が可能のクリーチャー。強いが4以下クリーチャーがデドダムしかいないので旨みがないと思ったので不採用。ボンキゴやシャッフを採用するならかなり強いと思う。
《百族の長 プチョヘンザ》
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地上戦最強の男。他クリーチャーをマナに送りたくない場面が結構あったので不採用。ただ相当欲しいし強い。
デッキの回し方
至ってシンプル。山札からコンボ始動、コンボパーツを拾う。
こちらが攻める必要があるのなら邪王門で山札から出てきたカツキングでドカン、ラフルルバスターで締めてゲームセット。
相手が殴ってくるデッキならどっしりと構え、邪王門から出てきた山札のカツキングで面処理しながらカウンター。
リソース管理、ゲームメイクが相当難しいデッキではあるが、カードパワーは尋常で無いほど高い。生半可なデッキには80点の動きを叩きつけるだけでもかなり強い。ただし80点の動きを出すまでが本当に難しい。一つのデッキを極めたいタイプの人間が一度回すと虜になるデッキ。
あと、コスト6以下の赤と黒の非進化クリーチャーのみならず、光以外のカードなら大抵のカードを取り込めるデッキなので相当カスタマイズ性が高い。
長らく4邪の欠点だった値段の高さだが、使うカードの度重なる再録によりかなり安価になった。4桁円行くカードはおそらくカツキングとドレーンとコブラくらいじゃないだろうか。しかし800円くらいのカードがかなり多いデッキではあるのでしんどいかなとは思う。
ちなみにカツキングの神アートがリリースされたことにより超高級美少女艦隊を組むことも可能。狂人は是非。
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おわりに
最後までお付き合いいただきありがとうございました。4c邪王門、使えば使うほど味がするデッキです。だいたいのことは俺が答えられます。良ければ俺と一緒に4邪研究、しませんか?お待ちしています。