『お風呂場の能力者』雑記243

・最近洗顔用の泡立てネットを買いました。これ、めっちゃ泡出る。

・泡〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!って感じで、ほんとに想像以上の泡が湧き出てきてびっくりした。心が大爆笑した。生成された泡で顔を覆っていく時も、えもいえぬ感覚があって笑った。心が。心くんがこんなに笑ったの、久々だぜ…。

・もっと早く買っておけば良かったなあなんて月並みなことを思いました。しかしまあ、仮に幼少期(小学生くらい)までの自分にこれを渡したら、ずっと遊んでいたなと思う。

・特に風呂場で、こういう『現象』で遊ぶのがめちゃくちゃ楽しかったのを思い出す。ペットボトルを浴槽に沈めて、浮上しようとする空気の力を感じるだけで面白かったし、そのまま水中で空気を逃し、震えながら上昇する泡を見るのも面白かった。

・シャンプーを使ってシャボン玉を作るのもいっぱいやった。(シャンプーで作った場合でもシャボン玉と呼んでいいのか?)

・手に出して、泡立てる前のできるだけ原液に近い状態で手の指の間に膜を作り、息をやさしく吹き掛ければシャボン玉のようなアレができる。コツを掴めば割と簡単だが、シャンプーの消費が激しいから辞めろと親に言われていた。が、辞めない。風呂場での悪事なんてそうそう現行犯逮捕できるものじゃない。

・風呂場はそういう、『現象』の宝庫だったと思う。そして現象とは、現代化学を知らない子供からしたら魔法みたいなもんなのだ。子供とは、浴槽にゆっくり腕を沈めて渦が生成されるのを見ながら、自分は「竜巻を操る風属性の能力者」になったのだという妄想に陶酔する生き物なのだ(渦と竜巻を同系統に並べるくらいの知識量)

・え、これやってたの、ぼくだけじゃないですよね?

・泡立てネットを渡したらどんな妄想に浸っていたかな。単純に泡を操る能力者…だとちょっとダサい。泡を泡ではなく、念とかチャクラみたいなファンタジーエネルギー概念として捉えて、それこそ螺旋丸でも作って鏡に塗りたくっていたかもしれない。

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