『パイナップルの進化論』雑記244

今日はジンギスカンを食べました。いうてもスーパーで300円ちょっとのラム肉と28円のもやしを買ってきて焼いただけ。でもめちゃくちゃ美味しい。
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肉は羊肉が一番好き。牛と豚なら牛の方が好きだし、クサみというか、ちょっとクセのある味の肉の方が好きかもしれない。鶏肉は食感が良いので別ベクトルで好きだけど。
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ジンギスカン、どう味つけるのが正解なのかよくわからないまま毎度適当に作っているのだけど、とにかくいろんな調味料をすこーーーーしずつ入れてる。塩胡椒、醤油、酒、にんにく、焼き肉のタレ、オイスターソース、バター、エトセトラ。を、本当に少しずつ入れる。ラム肉そのものの味が好きなので、味付けは薄めで良い。もやしを美味しく消費するための必要最低限を目指してる。
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そういえば前に、自分と同じくラム肉が好きだと言っている友人がマトンカレーを作って美味しく食べた、と言っていた。価値観の違いを感じた。
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自分もマトンカレーは好きだ。しかし自分で作ろうとは思わない。なぜなら、ラム肉が手元にあるというのにそれをカレーに沈めカレー味にしてしまうのは勿体無く感じてしまうからだ。
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自分にとってカレーがマトンカレーになるのは明確に進化なのだが、ラム肉がマトンカレーになるのは退化……とまでは言わないが、正規ルートからは外れた分岐進化のようなイメージがある。
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よって、例えばカレー屋に行った時にメニューにマトンカレーがあれば喜んで頼むのだが、ラム肉を買ってきて自宅でどう調理しようという時にマトンカレーを作ろうと思うことが、少なくともこれまでの人生ではなかった。
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これはその時にただそう思ったというだけの話なので、自分と知人のどちらの方が真にラム肉を愛しているのかとかそういう話ではない。
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他にも、酢豚のパイナップルにも似たような構造を感じている。酢豚に入っているパイナップル、自分は全然アリだと思うけど、酢豚を作るためにパイナップルを買ってくるということはしない、というかできない。たぶん、仮に買ってきたとしてパイナップルだけで食べる。酢豚→パイナップル入り酢豚は進化だが、パイナップル→パイナップル入り酢豚は退化なのだ。パイナップル入り酢豚がお店で売っていたら買うけど、自分の手でパイナップルという食材を退化させるという選択は取れない。
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あ、でもパイナップルが乗ったハワイアンピザはめちゃくちゃ好きだ。パイナップル→ハワイアンピザは、これも正統進化ではない分岐進化な気はするが、この分岐は推していきたい。ニョロトノみたいなもんだ。

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