小学生の知育玩具に「翻訳機」はアリ?
こんにちは。nocoroです。
この夏、悩みに悩んでポケトークを購入しました。
このシリーズは1万円弱~あるのですが、画面の大きさと機能を熟考して、一番高いシリーズ
POCKETALK S plus「35,000円くらい」のものを選びました。
8歳と、40歳手前の母娘が正直な意見を元にレポをお伝えします。
そもそもどんな機械?
ポケトークは、小さなスマホ型の多機能 翻訳機です。
主な機能を紹介します。
真ん中にある、ホームキーのようなボタンを押しながら話すと、
①即時に翻訳されます。
他に
②書籍などの文章をカメラで撮って、翻訳する機能
③翻訳された文章のニュアンスが合っているかの確認、逆翻訳機能
④外国語へ翻訳した文章の、発音練習(合っているか確認できる)機能
おまけに、
⑤通貨などの単位変換機能
⑥英語/中国語の会話レッスン機能
8歳女子のレビュー
《1時間ほど操作練習して、どこまで使えるかみてみました》
※DATA
性格:短気。自分が出来ないと判断したら機嫌が悪くなる
知能:説明を理解する能力が低い、自分でやってみて理解するタイプ
他人の説明は聞けず、複雑な操作は出来ない。
語学力:全く無し
翻訳の機能
日本語→外国語→日本語
翻訳の方向チェンジは、画面上の中央ボタンを押すだけ。
翻訳された言葉を、真似するシャドーイングにハマりました。
こんにちは→hello と出た場合、
「hello」の文字をタップすると何度でも発音を聞けます。
発音速度も変えられるので、ゆっくり聞くことも可能でした。
発音練習機能
練習おもしろーい!
日本語から外国語に翻訳した言葉の発音練習が出来ます。
「発音練習」という項目を選ぶと、
自分が発音した音が、どんな風にAIに聞こえているか確認が可能。
ちゃんと発音できると、ピローンと音が出るので達成感があるよう。
出来たー!!!となるまで延々とやっています。
8歳にとっては、面白いゲームのようです。
カメラ翻訳機能
業務用スーパーで買った外国の食材。
何て書いてあるのか調べたのですが、断念。
モヤモヤしてて出来ないっ!!!
ピントが全く合いません。私が何度かトライしてやっと翻訳が出来たのですが、小さな文字には向いていないようです。
他機能
使い方を覚えられません。
また英会話レッスンは何言ってるのか不明で出来ませんでした。
40歳手前の母レビュー
※DATA
性格:飽きっぽい、取説を読まないタイプ
語学力:英語・中学英語レベル、外国映画は字幕派
/仏語を1年勉強したことがある/旅行用
デジタル偏差値:PC少々、スマホ基本操作
翻訳の機能
まずは、合っているか分かる「英語」で試す。
Google翻訳より自然、な気がします。
ネイティブな友人に使ってもらったところ、自然な翻訳だからこれなら大丈夫!とのこと。
※スラングは聞き取ってもらえなかったり、変な翻訳になって爆笑していました。
他、フランス語、中国語、ヒンディー語、ラトビア語(現在勉強中)でお試し。
結果:フランス語→発音に違和感なし、ほか言語よく分からない(笑)
ヒンディー語:日本に来て10年のネパール人に聞いてもらったところ「大丈夫、合ってるよ~」とのことでした。
カメラ翻訳機能
GOODポイント▶試しに英文を翻訳
・違和感ない日本語に翻訳可。
Google翻訳だと、いかにもカタコトの意味不明翻訳になる文章も、自然。気に入りました。
NGポイント▶
・ピントを合わせるのが難しい。
・何語か分からない言語だと、翻訳が難しい。
・大きな書物は不向き!
→画面に入る文章が多くなりすぎて、翻訳こそ出来るものの、画面に入る文字数が多すぎて見えない。
発音練習
楽しいです。
でも発音練習よりも、私は翻訳機能の「外国語→日本語」に切り替えて、正しく認識されるかを練習する方が良いみたい。
映画を一時停止して、シャドーイングする練習にも使える!
これは、語学練習に使える!
他機能
・通貨などの単位変換機能
旅行中には使えると思う
・英語/中国語の会話レッスン機能
AIと会話するので面白い。でも、1回やれば良いかな?レベルのゲーム感覚。
性能
私が住んでいるのは田舎です。
ポケトークはwifiで衛星の電波を拾って、翻訳をする機械なので「電波が無いと使えない!!!」
これは盲点でした!!!
電波妨害のある、建物に挟まれたり、トンネル近くだったりすると翻訳が出来なくなります。
総合レビュー
私の「外国旅行用の練習」に使えて、かつ「娘が遊べたら良いな~」そう思って購入しポケトーク。
意外なことに、娘がドハマリして1か月ほど遊びたおしています。
英語を覚えてもらおうと思ったのですが、娘がハマったのは「ヒンディー語」発音がしやすく、楽しいそうです。
覚えが、とてつもなく遅い娘ですが「20語程度」覚えたようです。
また多言語で「ありがとう」の比較をして楽しんでいたり、それを自分でノートに書き留めたりして、どや顔で自慢してきます。
図書館で「世界の文化の棚」の前にいることも増えました。
これは、予想外かつ嬉しい変化!!
ポケトークがきっかけで
言語や、文字のカタチに興味を持ち、
その言語がどの国で使われているのか興味が出たようです。
子どもにはスマホを渡してyoutubeを見せるより、
ポケトークで遊ぶのが良いかも。
そう思っています。
また、しばらく使ってみて追加レビューします!