神社に一人で通う8歳。と神さま

私の娘は神社が好きです。それは家の向かいに、そこそこ大きな神社があるから。
神社から、太鼓の音が聞こえると「いってくるねー」と元氣に出かけていく。彼女は何を思い神社に通うのか。


▶8歳が神社に通う5つの理由

①シンプルに氣持ち良いから

子どもの感覚はとってもシンプル。娘は、物心つかない赤ちゃんの頃から、こだわりの強い頑固者です。
布おむつじゃなきゃダメだし、寝かしつけ不要、自分の眠い時に寝る!そんな子です。
そんな娘が、私が神社に行きなさいと言ったところで行くはずがない。
ただ、行ったら氣持ちが良いそうです。

②宮司さんの祝詞がカッコイイと思うから

仏教系の保育園(近かったから)に通っていた娘。
神様、仏様が大好き。住職や、宮司さんの装束が格好良いし、お経や祝詞を格好良いと思っています。
確かに、大人の目から見てもあの凛として清いお姿、素敵です。

③神社の空間が好きだから

「瞑想と同じ感じ」と娘は言います。
「何も思わなくなって、すーーっとするの」
私にはその感覚がイマイチ分からない。でも、いつも表情をコロコロ変えて、お喋りが止まらない娘が、神社では「無」の状態になっているのをしばしば見ます。
この話を聞いて、そういうことだったのかと納得しました。

④宮司さんと仲良くなったから

これはもう娘の特技。どこの神社に行っても、いつの間にか宮司さん禰宜さん達と仲良くなっています。娘の方から話しかけるというより、話しかけられて答えているうちに覚えていただいている様です。
娘にとって、神社は必ず優しい人がいる安心な場所でもあるようです。

⑤願いがすぐ叶うから

したたかな娘。しっかりお願いごとをして帰ってきているようです。
お願いごと上手なようで「スイカが食べたいです」など、そんなお願いをして帰ってくると、すぐに誰かがスイカを持ってきてくれる。よく食べ物のお願いをしては、即叶っていくと言います。
他にも〇〇さんに会いたいなぁ…みたいな願いなど、小さなお願いをしてはしっかり叶えていく。中々のやり手です。

▶神様・仏様って何?の答え方

私は、八百万の神の存在を信じています。
それは日本の神や、世界の神など。
そして仏様、お釈迦様の教えを学んでいるところです。

子どもに対してどう教えていくのか

私は、一つの宗教に偏ることなく信仰するということを肯定しています。
「神様って何?」そんなピュアな質問に対して、簡単に答えは見つからず日々の暮らしの中で教えてきています。
また、神を信じる人と信じない人がいることも。

神様、天使、龍、お釈迦様

娘にとってはすべて同じです。
私の捉え方も近しいものです。
修行をして悟りを開く仏教以外は、人をサポートしてくれる存在と捉えています。(実際にはエネルギーの質が全く違うので、同一では無いですが…)

「ママ、龍がおるー!」

たまに娘が窓の外を見て言います。それは、龍のカタチをした雲であることが多々あります。あれは違うぞ。そんな時もありますが否定しません。
「おーよく見つけたねぇ。守られてるね。ありがとうございますって伝えるんだよ」そんな風に伝えます。
子どもは神様からのサインを受け取る達人。
ピュアな今の感覚を、失わせないため、サインを見つけるコツを教えているところです。

目に見えない力を信じられる子でいて欲しい

これは私のエゴです。
神の存在というか、目に見えないエネルギーの存在を信じられる人であってほしいと願います。

それは、3次元で生きるにあたって、舵取りがしやすいと考えるから。
スピリチュアルに傾いて、現実を見ないという生き方は推奨しないのですが、確かにエネルギー体の存在が私のそばにあり、メッセージをくれたり、サポートをしてくれていると感じています。

だから、子どもが大人になった時にも、サポートの存在を信じられれば、この世に絶望することは無いと思うのです。

愛ある世界に生きる子どもたちへ。
争わず認めあう世界になりますように。

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