2022/08/28 オタクのことが大嫌い!
ガチ恋しているユーチューバーのイベントへ行った。
起床即昨日の悪い飲酒のせいで二日酔いだし、顔はキモいし頭は痛いし、本当にもうどうしようという気持ちで、顔面の塗装はいつも通り全然終わる気配がない。イベント前にプレゼントと手紙を用意しようと思ったのに、当然そんな余裕はない。サイン会なのでサインのできるものを参加者自身で持参してほしいとのことだったのにそれすら準備できなかった。情けない。オタク失格である。
道に迷いそうになりながらもぎりぎり開演前に会場にたどり着いた。近くに明らかに目的地が同じらしい女性がいたおかげである。ありがとう女性。
自分の番号の席に座る。隣にはもう人がいて、足を組んで座っていたので怖いなと思った。私も1人の時とかであれば足を組んでしまうことがあるのでまったく人のことを言えないのだけれども。
イベントの序盤はトークショー形式で、推しメンがゲストと一緒にひたすら毒やら草やら生き物やらの話をし続けていた。これがもう本当に面白くて面白くてたまらない。やっぱり私は知識が豊富な人、それを他人をバカにする思いを含まずに話せる人が好きだな……と思った。あと顔と話し方が好きすぎる。
それなのに! 目の前に座る客は寝始めるし上記の隣席の客はずっとスマートフォンをいじっているし、勘弁してくれ。どうして来たんだよ。帰れよ。私は現場に行くのが好きなオタクだけれど、現場に行くたびに周りのオタクの粗探しをしてしまうので本当に現場が向いていない。これだけ多様性が謳われる世の中なのだから、オタクの悪口を言う私が悪いんだろうな。いや、どう考えてもマナーの悪いオタクが悪いだろ。
トークショーの後は質問コーナーがあったのだけれど、件のスマホ客も挙手をしていたので怖かった。ここ数日自分と違いすぎる人種に触れる機会が多くて、人間不信が加速する。
サイン会が始まって自分達のブロックが呼ばれるまでの間に私側ではない方の隣の席に座る人に急に話しかけていたのも怖かった。性格の悪い質問をしようとしていた、面白半分で来た、暇すぎて(おそらくトークショーの間に)会場のレンタル料と純利益を調べていた、などと笑いながら話していた。どうして笑えるのだろう。恐ろしい。出演者や会場スタッフ、そして周りにいるファンたちに失礼だと考えないのだろうか。演者にガチ恋している私が悪いのか?
私じゃない側の隣の席の客を選んで話しかけていたのだけは、ふーんよくわかってるじゃん……と思った。
オタクの悪口はどうでもいい。
推しメン、顔が好き。近くで見る推しメンは目が澄んでいてキラキラとして見えた。若さか? 客たちに対して淡々と対応しているところも良かった。そう見せているだけかもしれないけれども。
推しメン、またイベントやってほしい。でもまた周りのオタクの悪口を言ってしまったら、ごめん。
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