【ノーコード 開発】ノーコード 開発のメリットとデメリットを徹底解説!
ご覧いただきありがとうございます。
公認ノーコード Adaloエキスパートの西澤志門です。
近年、DX(デジタル・トランスフォーメーション)が必須だと騒がれ、あらゆる業界でDXの加速度をあげていく必要がある中で、圧倒的にDX人材が足りていません。
そのような中で、スマホアプリ/Webアプリ等を「低コスト」「短期間」で開発できる「ノーコードツール」が注目を浴びています。
本記事では、ノーコードにてシステムを開発するメリットとデメリットを徹底的に詳しく解説します。
最後まで一読ください。
そもそもノーコードとは?
ノーコードとは?
ノーコードとは、「コードを書かかずに(プログラミングをせずに)スマホアプリやWebアプリを開発する技術のこと」です。
従来のスマホアプリやWebアプリを開発するためには、コードを書いて(プログラミング技術を使って)開発する必要があります。さらに、安くて数百万円~数千万円の開発コストと短くて半年~数年の開発期間を要するのも、コードによる開発の特徴です。
しかし、ノーコードの技術を活用すれば、はるかに「低コスト」「短期間」でスマホアプリやWebアプリを開発することができます。
また、学習コストも低く、DXの推進を加速していく必要がある中で、非常に効果的な技術だと言えます。
(ノーコードに関してさらに詳しく解説しているのでご覧ください)
ノーコードとローコードの違いとは?
「ノーコード」と同時に「ローコード」という言葉も耳にされたことがあると思います。
ローコードとは、「一部コードを書いて(プログラミング技術を使用して)スマホアプリやWebアプリを開発する技術のこと」です。
上記のように、ローコード開発では、少々コードを書く技術が必要になってきます。その分、ノーコードよりできること(拡張性)が増えるとも言えます。一方で、開発コストがノーコードより高くなる等のデメリットもあると言えます。
ノーコードが重要視されている背景
ノーコードが重要視されている背景として、後述するメリットはもちろんのことですが、とにかく「DX人材不足」である点が挙げられます。
近年の日本では、DX人材不足を補填するために、オフショア開発(アジア各国のエンジニアに発注するモデル)が多々ありますが、海外のエンジニアの単価は上がっていく一方です。ゆえに、オフショア開発での開発コストメリットは減少していくでしょう。
そのような中で重要視されてきているのが「ノーコード」です。
IDCによると、
上記のように調査結果を発表しています。
新規開発には、コストを抑え、スピード感を持った事業創造が欠かせません。
ゆえに新規開発には、ノーコードの活用が最適とも言えます。
(さらに詳しく解説させて頂いていますので、ご覧ください。)
ノーコード開発を導入するメリット
圧倒的に「低コスト」
ノーコード開発のメリット1つ目として、「圧倒的に低コストで開発可能」である点が挙げられます。
従来のスマホアプリやWebアプリを開発するためには、安くて数百万円~数千万円の開発コストが必要となります。
一方で、ノーコードによる開発であれば、平均30万円~300万円ほどの開発コストで開発することが可能となります。
つまり、従来の開発コストと比べ、50%以上の削減が可能です。
ものによっては、30万円以下での開発、70~80%の削減が可能となった事例もあるため、想像以上に低コストで開発することができると言えます。
圧倒的な低コストでの開発は、「リスクの最小化」にも繋がります。新規開発の成功は、極めて不確実性が伴います。そのため、とにかく「低コスト」=可能な限りリスクを最小化したうえで、スピード感をもったPDCAを回すことが重要と言えるでしょう。
圧倒的な「開発スピード」
2つ目として、「圧倒的な開発スピード」が挙げられます。
従来のスマホアプリやWebアプリの開発は、早くて半年、平均して半年から1年以上かかります。
現在の時代の流れの速さから考慮しても、ここまでの期間を要してしまうとマーケットの状況はガラリと変わってしまうでしょう。
一方で、ノーコード による開発は、早くて1週間で開発が可能です。
長くても数週間から1ヶ月前後で開発できます。
とにかくスピード感が求められる現代のビジネスにおいて、ノーコード による開発は最適な選択肢と言えるでしょう。
ランニングコスト(保守運用費)の低さ
3つ目に「ランニングコスト(保守運用費)の低さ」が挙げられます。
当然ですが、スマホアプリやWebアプリは開発して終わりではありません。
継続的に運用していく必要があります。ただし、開発したエンジニアがずっと伴走し、運用してくれるとは限らず、開発コストだけでなくランニングコスト(保守運用コスト)もかなり要してしまいます。
一方で、ノーコード 開発であれば、開発コストだけでなくランニングコストも抑える事が可能です。また、詳しくは後述しますが、ノーコード は学習コストが低いため、自社でノーコード を学び、保守運用は自社で回す方法が取れることも大きなメリットと言えるでしょう。
学習コストの低さ
最後に「学習コストの低さ」が挙げられます。
先述しました通り、保守運用コストを最小限にして回したい場合、ノーコード が最適です。
従来、エンジニアになるためにはかなりのラーニングコストを要します。(一般的に数年かかるでしょう)
一方で、ノーコード であれば、早くて数ヶ月、1年ほどである程度の知識と技術を得る事ができるため、DXの内製化にも最適だと言えます。
自社のDX化を促進したい/保守運用は自社で回したい等のご要望があれば、ノーコード による開発を強くお勧めいたします。
ノーコード開発を導入するデメリット
上記では、ノーコード開発のメリットをご紹介しましたが、少なからずデメリットが存在することも事実です。
下記にて、ノーコード 開発のデメリットをご紹介します。
「できないこと」が少なからず存在する
こちらのデメリットは、かなり重要です。
フルスクラッチの開発(コードを書いて開発すること)と比べ、やはり実装できる機能やUIのデザイン面で制限があることは否めません。
ただ、プロトタイプの開発や社内ツールの開発等においては、申し分のないアプリを開発できます。
初めからあらゆる機能を実装し、機能の豊富なアプリを開発しようとしない方が良いです。最終的にPMFし、売れる事が確信となった場合に機能を段階的に拡張していけば良いのです。
まずは、必須機能を絞って最速で開発し、仮説検証を繰り返す事が重要です。そのためにはノーコード 開発が最適です。
プラットフォームへ依存する
ノーコード はプラットフォームに依存します。
例えば、Adaloで開発するとなればプラットフォーム(Adalo)が何かの原因でフリーズしてしまうとアプリもフリーズしてしまうような事が起きてしまいます。
ただ、BubbleやAdaloは大規模な資金調達も実施しているため、急にサービスが停止するなどの可能性は高いと言えないでしょう。
(下記にて、あらゆるノーコード ツールについて詳しく解説しているのでぜひご覧ください。)
日本語対応をしていない
ノーコードは、主に海外のサービスになりますので日本語対応していない事が多いです。
日本語対応していないとは、開発環境が英語と言うことになります。英語に抵抗がある人は、ノーコード を学習する上で少々時間を要してしまう可能性が高いでしょう。
情報が少ない
ノーコード 自体が最先端のサービスであるため、ブログ記事等の教材が豊富ではありません。
年々教材は増加傾向にありますが、それらも英語での解説が多い傾向です。
そのため、英語に抵抗のある方は、少々時間がかかってしまいます。
学習に行き詰まったら、私にご連絡いただければ、何かお役に立てるかもしれません。遠慮なく、ご連絡ください。
まとめ
以上、ノーコード 開発のメリットとデメリットをご紹介させていただきました。
・開発コストを抑えて開発したい方/最速で開発したい方 等は言わずともノーコード で開発すべきです。
ただ、
・絶対に妥協できない点が、セキュリティやデザイン面である方以外の全ての方は「まずはノーコード でリスクを最小化し、開発する」ことを強くお勧めします。
最後までご覧いただきありがとうございます。
最後に
私、西澤志門は、ノーコード にてシステム開発のご支援をさせていただいております。
ノーコード による開発依頼、ノーコード /システム開発に関することでご質問やご相談等がございましたら遠慮なく、ご連絡いただけると幸いです。
下記のTwitterのDM、もしくはHPからご連絡ください。
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