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いまだ真夏|直島ひとり旅
香川県、直島は9月半ばで最高気温35℃です。
瀬戸内海の島にひとり旅。
香川は3年ぶり、直島は5年ぶりの訪問です。
今回は、3泊4日。直島と小豆島を巡ります。
平日に1泊2日の直島滞在。アートフェスティバル前なので人も少なく、炎天下以外は最高でした。
新しくできた施設もいくつかあり、
とても満足度が高かったのでご紹介します。
高松空港からフェリまで直行したので、直島滞在は1日半でしたが、見るところが多いので、全部見るには1泊以上した方が良いと思います。
直島は大きく3つのエリアがあって、高松からのフェリーが着く島の西側、宮ノ浦エリア、東側の本村エリア、南側の美術館エリアです。
今回、特に私が良いと思った場所を書いていきます。好みもありますが、私が次回1日で廻るとしたら行きたい場所をピックアップしてます。
ネタバレ含みますので、ご注意を。
美術館エリア
地中美術館
李禹煥美術館
ヴァレーギャラリー⭐︎
ベネッセミュージアム
杉本博司ギャラリー⭐︎
⭐︎この3年以内の新設
メインはいくつものギャラリーが並ぶ美術館エリアです。ここはベネッセの敷地なので、自転車も車も入れないこですが、無料バスが往復していますし、それぞれ歩いて10分くらいの距離なので、天気が良ければ海岸線を眺めながら散歩するのがオススメですが、生憎の炎天下だったのでバスを利用しました。
地中美術館は予約必須です。
安藤忠雄の設計で、館内には3人のアーティストのスペースがあります。自然光のみで見るクロード・モネの睡蓮、ウォルター・デ・マリア、そして光のアート、ジェームズ・タレル。以上です。が、それぞれの作品だけでなく、建造物を含め美術館全体を体験として楽しむことが目的なのです。
タレルは、南寺との違いが印象的。こちらの「オープン・フィールド」は30分かけて変化する光に吸い込まれるよう。没入感がすごい。入替制でゆっくり見れず残念だったが、またこの作品を見に行きたい。
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杉本博司ギャラリー 時の回廊も予約必須です。
展示数は多くないのですが、空間を広く使った展示で、ゆったりと鑑賞するのがよろしいかと。
パリから移籍してきた、硝子の茶室「聞鳥庵(mondorian)」が建物の前にあり、茶室を眺めながらお抹茶をいだくという、不思議な体験ができます(お茶代はチケットに含まれています)。
モノトーンで光を表現した写真、吸い込まれそうな海など、いつまでも見ていられそう。
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有名な草間弥生の黄色い南瓜(タイトル写真)、草間弥生と安藤忠雄のコラボ作品、ヴァレーギャラリーもこのエリアです。
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◆このエリアおすすめランチ:直島食堂
本村エリア
「家プロジェクト」6ヶ所
安藤忠雄ミュージアム
本村エリアは今回初訪問。宮ノ浦から自転車で15分くらいの近さです。
ここは、古い住宅街で、その中の古民家などをリノベーションして美術展示しています。
とは言っても、安藤忠雄ミュージアムや、美術館エリアの芸術家の作品もあって、見逃せません。
南寺(家プロジェクト)
先述の光のアート、ジェームズ・タレル。
元々お寺だった場所に安藤忠雄が設計した建物内部が一つの展示となっている。
地中美術館の「光」と対比して、こちらは「闇」を見る展示。真っ暗な空間に5分もいると、僅かに明るい暗闇が奥の壁側に見えてくる(照度は入った時から変わっていないが、明らかに見えるようになってくる)。そちらに向かって歩いていくと、まるで深夜の雪山で曇り空の月明かりで薄墨色が浮き上がるような空間が広がる。こちらも雪山の魔物のように吸い込まれそうな感覚だ。
今回、最初に訪問して、一番良かった作品です。
入替制、チケット購入時に時間指定あり。
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護王神社(家プロジェクト)
このエリアの少し小高い丘に登ると、結界が現れる。杉本博司が設計。社殿とその地下にある石室をガラスの階段が結んでいる。
海側の斜面から石室に入れるのだが、とても神聖な空間となっている。
この神社の模型が、先述の杉本博司ギャラリーに展示されています。
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◆このエリアおすすめスイーツ:直島ジェラート
アートフェスティバルでなくても、これだけ見どころが揃っています。前回はフェスティバル中で期間展示もあったものの激混みだったので、常設展示は時期を外してゆったりと鑑賞するのが良さそうです。
ちなみに、7割くらい欧米の方でした。
シーズンオフはゆっくり見れて良かったです。