50日間世界一周#13|世界遺産、モンテネグロの城塞都市コトル
2024.6.12
11ヶ国目。モンテネグロです。
かつてユーゴスラビアの一部だったが、2006年に独立したモンテネグロ。高い山と美しい海が国の誇りだ。ほとんど雨が降らないモンテネグロの海岸には、ハリウッドを含め、世界中のセレブが青い海と太陽を求めてやってくる。
夏の間は、月に300万人(モンテネグロとクロアチア合計)もの旅行者が訪れるアドリア海の至宝。
現地の日帰りバスツアーで、モンテネグロのコトル湾にある2つの街、パラスコとコトルを訪問しました。
パラスコ
パラスコの街の見どころは、アドリア海で唯一の人口の島Our Lady of Rocks。教会島。
ここを訪れたら必ず訪問すべき名所です。
昔々、漁師が岩と祭壇を海で見つけました。
祭壇を持ち帰ったところ、翌朝には消えていた。
不思議に思いながらもまた漁に出ると同じところに祭壇が。これは動かしてはいけないものだと思い、毎日その周りに石を積み上げて人口の島を作り、教会を建てたという伝説が残っています。
島との往復をしているボートが出ているので(10€)、教会島に渡って見学できます。教会の祭壇裏には細い通路があり、下の方に穴が空いています。屈むのも困難な狭さですが、どうにか穴に腕を入れて願い事をして、祭壇を3周すると願いが叶うそうです。
コトル
世界遺産、断崖に城壁のある要塞都市。
カバー写真はコトル城壁です。
壁に囲まれた旧市街はこぢんまりしているけれど、崖に貼り付いた城壁が迫力です。さすがに、数時間の滞在では無理だったけれど、崖の上の教会に参拝する人が多くいるようでした。そして、小さな旧市街は迷宮のようで、これまでの旧市街の中で一番魅力的だと思いました。
ドブロフニクからの日帰りバスツアーで、約9時間。国境を超えてシェンゲンから出るのでパスポートは必須。通貨は2022年からユーロ。EU加盟を目指しています。
1日でも十分見れるけれど、コトルに1泊してゆっくりするのも良さそうです。もう少し色々見たいなと思う国でした。