北海道で感じた事を真面目に
北海道で行われたフリースタイルバスケのバトルイベントSOFにジャッジとして呼んでもらい11/11(金)〜14(月)まで北海道にお邪魔していました。
実に濃厚な4日間で、お世話になったWhiteaの家と会場のBallerzを往復するストイックな日々でした(合計5往復位しました笑)。
そこで感じたフリースタイルバスケの熱を書いていきたいと思います。
まず一番に感じたのは北海道のボーラーたちがフリースタイルバスケの可能性を心から信じている事です。
僕らのやっているフリースタイルバスケはとにかく人に伝わり辛い。
バスケでもないしダンスでもない、見てもらってどんなものかなんとなく伝わるという代物です。
昔から右往左往しながらこのカルチャーの魅力を伝えようとしてきた僕らですが、最近のSNSの流行りなどを見ると、純粋なフリースタイルバスケのスキルだけでは魅力を伝えるのが難しいと感じていました。
しかし北海道のボーラー達は、純粋にスキルや中身を洗練させていく事で魅力を伝えていこうと本気で取り組んでいました。
ここは僕にとって大きな発見でした。
本質を伝える事に全神経を集中して発信していく。
最近の僕に欠けていた部分を直球で見せてくれて目が覚めた感覚でした。
コロナの影響もあり中々会う事ができなかった各地方のボーラー達が毎日日付が変わるまでフリースタイルバスケをして楽しく過ごしている姿も印象的でした。
僕らが10年前に無心でボールを触って語らい合っていたフリースタイルクレイジーなDNAが、確実に下の子達に受け継がれているのを見て嬉しくなりました。
バトルに関しても少し触れたいと思います。
どのバトルも自分のやってきたスタイルをぶつけ合うガチンコなバトルばかり。
相手の実力にリスペクトがあるからこそミスをするのを覚悟で大技にトライしていく。
そこでメイクして勝つボーラーも、ミスをして負けるボーラーも、得るものはすごく大きかったんじゃないかなと思います。
久々のバトルという事もあり勝ち切る強さや戦略の部分はやや粗かったように思いますが、ガムシャラに勝利を目指して技を打ち続ける姿はとても尊く心を動かされるバトルがいくつもありました。
長年バトルから離れている僕を、またバトルしたいなって思わせたんだから本物のバトルがそこにはあったんだなと思います。
最後に盟友Whiteaに関して。
同い年だけど全く違う人生を歩んでいる僕ら。
会った時、誰よりも何でも話せる相手です。
今回も色々な話をしましたが、変わるず先を見据えているカッコ良さは健在でした。
この人がいるからフリースタイルバスケを現役で続けているし、この人に認められていたいからスキルを磨き続けています。正直な所。
僕の進んでる方向や考え方がブレていないかチューニング出来るのはこの人だけだと改めて感じました。
今回もいっぱいお世話してくれてありがとう。
ご家族も巻き込んで4日間大変お世話になりました。
さて今回北海道で感じた事を改めて文章に起こしてみました。
あまり振り返りの文章を残したりはしないのですが、せっかく色んな所に行けて色んな事を感じる事が出来る生活をさせてもらってるので、文字に残して誰かの目に触れるようにしておかないともったいないと思ったからです。
僕の経験や感じた事が誰かの糧になればこんなに嬉しい事はありません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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