なんでもなくても最高だって思うよ。海で何か想うための一曲
みなさんこんにちは。近所の桜の花が咲いてウキウキしているnock3です。
朝の気温もだいぶ上がってきて、海に向かう車の中もやっと暖房を使わなくて良い時期になりました。海の水はまだまだ冷たいけど、やっぱり暖かい日差しの中で波乗りすると平和な気持ちになりますね。
海に行く目的はもちろん波に乗ることですが、当然、波が無い日もある。私がホームポイントとしている仙台新港は、一年を通してコンスタントに波が立ちますが、「えっ、湖?」というくらい穏やかな日もあります。波が小さい日なんかは、多くのローカルサーファーは波チェックしてすぐに帰ってしまいますが、私はクローズコンディションでもない限り海に入ることにしています。良い波がバンバンくるコンディションはもちろん好きなんですが、穏やかな海にパドルアウトして、サーフボードに座ってボーっと水平線を眺めるのも大好きです。
ボーっと波待ちしている間、いろんな想いが頭の中を駆け巡ったりする。仕事のことだったり、家族のことだったり、週末の予定だったり。さらには過去の記憶やしばらく会っていない友人のことを思い出したりもする。
先日ネットで音楽を聴いていたら、そんな波待ちの心境を思わせる曲に出会いました。
長澤知之 『広い海の真ん中で』
です。
曲は『後悔の念』に関するもの。海で波待ちしている時も、こんな風に後悔したことを思い出すこともある。だからと言って、それに苛まれるということはない。青空の下、海の上でユラユラと揺られていると、後悔や悩み、怒りや妬みなどの負の感情はスーッと消えていく感覚がある。
この曲における『海』は穏やかな状況で過去を思い返すという心境を表現したものだと思うけど、穏やかな海に身を置くことでそんな心境になれることもある。歌詞にあるように、海に居ることができるというだけで『なんでもなくても最高』だって思うことができる。
ずーっと海の映像を流し続けるこの曲の映像を見ながら、やっぱり海って良いなーと改めて思いました。
おわり