「恋しい」の正体

一昨日は久しぶりに仕事で日本の方にお会いして、昨日はその人の事ばかり考えてしまった。その上時々うっすらと寂しさが襲ってくるのも感じた。もちろんその方はステキな方であったが、今朝になって、ああ、これは日本が恋しいのであると気がついた。二週間づつの隔離期間を挟んでまで、滞在出来る余裕はなかったので、丸三年帰っていないことになるし、更に今は飛行機がシベリアを迂回して四時間多くかかるとも聞くので、帰っていない期間は延長されていくのだろうと思う。移住したての頃に、収入を得ることと、ビザを取るために、次から次へと難問に出会うロールプレイングゲームみたいな毎日に、確か、六年帰らなかったこともあったが、一人だったし、あれはあれでかなり無理をしていたと思うが。

それにしても恋しいとはどういったもので、どうしてあげればよいのだろうか。実は昨日の朝は役所に行く用事があったので、朝食前にずいぶんとエネルギーを使った上に、朝食の時間がいつもよりかなり遅れてしまった。すると朝のみならず、昼ごはん、そして夕飯までも「ガツガツ」してしまったのだ。メニューも盛り沢山にしてしまう傾向にあり、それは寝る前までも続いた。そういう時に見る動画は食べ物の話題になるので分かりやすい。するとその動画の中に、朝食を抜くと、むしろ昼、夕食まで血糖値があがって、食べ過ぎる結果になるというものがあったが、正にその通りの1日になってしまった。胃は休めて置けば置く程いいだろうと都合よく判断をして、ナッツなどを持参してとるのを怠ったのだ。そんな朝の失敗から昨日は「渇望する一日」になってしまった訳だから、その流れで、食事のメニューを考えたり、お会いした方との距離を縮めたり、ましてやフライトチケットをとってしまうのは賢い行動ではないし、大体失礼だろう。その方にも。腸にも、日本のみなさんにも。

とはいえ、嬉しかったのは半分を米粉にしたパンケーキと、ココナッツミルクで作ったホイップクリームがめちゃくちゃ美味しかったし、家族も気に入った事だ。これならご褒美的に月に何回か、そして前後の食事を加減すれば、腸も許可してくれるかもしれない?様子見中。腸の調子がよくなり始めると、ついつい調子に乗って、冒険したくなってしまうが、消化のためにも時間効率的にもむしろ定番化するものを増やさなければね。だって腸が落ち着いていて元気なら安心して冒険に出られるのだから。ここまで読んでくださってありがとう。どうかよい1日を。また次回に。

いいなと思ったら応援しよう!