30代後半異業種への転職活動#4
現在、転職活動中。30代後半から異業種への転職希望。
応募数を絞ってひとつひとつの求人に対して集中して対策している。
一次面接を通過して最終面接へ。最終面接対策がよくわからないまま、最終面接を迎え、
振り返るために書き出しておこうと思う。
9月中旬 最終面接対策〜最終面接
最終面接対策
一次面接でとりあえず程度に志望動機はきかれたものの、そのあとが人間性を見る質問だったように思う。最終面接では志望動機や入社意欲を深堀するのかなーととりあえず一次面接の練習を復習。
あとは最終面接でよくある質問を書き出して、答えられるようにする。
・同業他社でなく、どうしてうちなのか
・5年後どのような仕事をしたいのか
・この事業はどうなっていくと思うか
・どんな時に仕事のやりがいを感じるか
ただどの内容もすでに対策していた内容。
答えられるけれど、どう深堀されるのか心配。特に「同業他社でなく、どうしてここなのか」という質問。希望している職種は事務系なのでどの業界にもある。それぞれの業界をきちんと調べて、希望する企業の強みや魅力を把握しておかないとここはボロが出るぞ〜
正直いうとその業界を選んだ理由は「なんとなく」だから…
いつもそうなんだけど、直感というか気になったところかどうかか判断に大きく関わっている。そこから経営者の言葉や理念、実際に行っている活動や業績を確認するけど、似たようなところは結局直感判断。
(よく考えたら高校や大学も似たようなことしてたな…)
その判断がよかったどうかはわからないけれど、今回も似たような感覚で選んでるので言語化して説明できるようにしなければ。
最終的には、最終面接用のよくある質問も目を通しつつ、転職の軸となる自分の気持ちや思いを整理して人につたえられるようにした。
そして最終面接への心構えみたいな動画をみて、気持ちを整理した。
前回は緊張でほとんど眠れなかったから、今回はちゃんと体をやすめるために早めに間接照明にきりかえてお風呂にはいってから1時間〜1時間半後に横になれるようにした。そしてお風呂上りに念入りにストレッチをして体をほぐした。
季節的に涼しくなったおかげで寝苦しさもなく、ぐっすり眠れたおかげで、朝は気持ちよく起きれて「よし、がんばろう」と思えた。
最終面接内容
面接官は3人、役員(会社No.2方)、現場の長(一次面接にもいらっしゃった)・人事担当(一次面接にもいらっしゃった)
マスクをとって面接官紹介をお聞きし、マスクをつけて面接開始。
結論から言うと、面接は3時間半かかった。
事前に3時間程度時間をみていてほしいと言われていたので覚悟はしていたが、本当にこんなにかかるとは。(たまたま面接官の真後ろに時計があり随時時間を確認できたが、1時間経過した段階で内容がほとんど進んでなかった)
しかも話している割合で言うと以下のようになり…
応募者(私)2.5 :役員7:現場長0:人事0.5
なんだか感覚的には不思議な時間だなと思ってしまった。
どうやら事前に決めていた質問内容は特になく、書類(履歴書や職務経歴書のコピーに一時面接時に書き込んだもの)をみながら気になったことを質問しはじめ、わたしの答えから深堀したり、自らの考えや経歴を思い出して話してくださったり。そうとう自由に進めてくださっていたらしい。
(いま思い返すと、両隣にいたお二人の面接官は3時間半ほとんど座ってきいていただけなので大変だっただろうなあ)
そして一次面接と同様、学歴から深堀。
流れとしてはほとんど前回と同じような、何に興味をもってどう判断してきたのかという感じ。キャッチボール形式で行われた。
ただやはりそこは最終面接。深堀の仕方が以前よりするどい。
自分でもその回答で満足していた内容を、単語を拾ってさらに深堀していく。特に大学中退の話は長かった。ご本人もおっしゃっていたが、判断を否定したりその他の選択肢はなかったのかと責めているわけではなかった。
どういう考えでどういった行動をとって、その結果どうなったことをどう思っているのか。その中で人間性をみられていたと思う。
言い方は変だけど、自分軸を見直す時に転職エージェントの方に話をきいてもらいながら考えをまとめているような感覚に。
中高の得意科目、苦手科目の話の時にはどきっした。
その当時のことを振り返って実際のことをお伝えし、なぜ?という深堀にも正直に伝え際、「その科目が苦手なひとは、大人になってコミュニケーションが苦手というか個性的でチームとして難しいことがある」と言われたのだ。今までの経験で得たスキルや転職後活かせるスキルに「コミュニケーションスキル」とあげていたので、まさかここにつながるとは!と大ショック。「あなたがそうだと言っているわけではないが…」という前置きはあったけれど、合否を決定する面接官は考えがそうなのだから、ほしい人材とは合わないと判断する可能性が高い。
職務経験のある2社の退社理由や、その後の入社理由も深堀。
自分なりにはそれぞれ意味が有り流れもつながった話だったが、どんどん突っ込まれていく。なんとか答えられたけれど、最後の方はすんなり答えが出ず一度考え込んでしまった。
最終的には、そんなに自分の考え方や判断は浅はかで合格するに値しない人間なのだろうかと不安になって落ち込んでしまった。
また、質問に対して回答した後、納得しない表情をして「んー例えば○だとか△だとかはどうかな?」と再質問されることが何度かあった。こちらからしても「質問の答えになってない」と判断されたとわかり、回答へのプレッシャーが高まる。その後の回答が相手の満足のいく内容だったかどうか…なんとも言えない。そんなに質問の内容への読解力がないのか?とさらに不安になった。
いまこうやってまとめていて冷静に考えると、癖のある面接官だったと思える(役員レベルの人と関わりが少ないからそう思うだけかな)。
面接開始早々、20分間自分のことを語る面接官はいるのだろうか。「緊張していませんか?」という応募者の緊張を解く話をしてくださるのはありがたかったけれど、「なぜこの質問をするかというとね…」「この質問に”緊張していない”と答える人の方が個性的すぎるというか…」「割合で言うと…」と20分は話していた。
この時点で、話すのがお好きな人なんだなーとは思っていた。同じ職場で働く分には”こういう人もいる”と受け止め、何とも思わないけれど、面接の場で”部下に世間話をしているような話の内容・長さ”はさすがにビックリだ。
まあ、そう解釈しておきたいくらい、手応えがなく不安。
最終面接の逆質問
(一次面接でも同じ方法をとったのだが)質問する内容を忘れてしまうことを恐れ、「なにか質問がありますか?」と言われてすぐに「はい、いくつかありますのでメモを取ってもよろしいでしょうか?」と面接官に断りをいれ鞄からメモを取り出し、メモしておいた質問内容を聞いていた。
メモを読んで聞いているのが丸わかりだったと思うが、実際にメモをするのでおかしなことは言っていないし、一次面接でも実施したが何も影響はなかった。
・中途入社の社員に期待することや何を大切にしながら働いてほしいと考えるか?
・活躍されている社員の方の特徴があれば教えてほしい
・○様からみて御社の一番の魅力はなにか?
・理念は「〜」だが、体現するにあたり○様が大切になさっていることは?
・入社までに勉強しておくことや経験しておくことはあるか?
(一次面接で1日スケジュールイメージや実際の業務内容などは、現場長に確認していた)
念のため質問を5つほど用意していたけれど、1つの目の回答(もちろん役員の方の回答)がどんどん広がってほとんどの質問を網羅してしまったので、1つだけの質問に(なんでもきいて!と話したそうだったから、もう1つなにか聞いておけばよかったかなー)。
お礼状
一次面接同様、お礼状は出さなかった。
一次面接では翌日に合否連絡をいただけたことや、出さなくても失礼にならないこと、従業員数に多い企業なので人事の方の手をわずらわせたくないことを理由に出さないことに。
振り返りと記録
意外と大事なこと。
面接も終わり開放感からどっと疲れが出るけれどここが頑張り時。
面接会場から出た足でそのままカフェや喫茶店に入り、面接官の部署やお名前、質問された内容や回答した内容、感じたことや気づいたことをひたすらメモを取った(私の場合はWordにひたすら打ち込んだ)
一次面接後も一応記録しておいたことで、以前の発言と異なる回答をすることを防げるし、緊張して深く考えられなかった質問の意図や回答した時の面接官の反応から反省・改善することができる。
これは転職活動を進めるうえですごく大切な記録。
ただ闇雲にいろいろな企業に応募・面接を受けずに、以前の失敗から学ぶべき。