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30代後半異業種への転職活動#1

現在、転職活動中。
30代後半から異業種への転職希望はかなり難しいと思っている。
私自身がキャリアとして数字で表現出来るものも無いので、能力を表現しづらいという難点もある。

それをわかっていながら、だいぶのんびりした活動をしているので、改めての現状把握のために記録をつける。
そして自己分析に悩んでいる方の参考になればいいな〜と思い、転職活動で学んだ事も残しておく。


6月末に退職

前職は6月末に円満退職。
ただ7月中旬まで何度か手伝いに赴き、離職票などいただけたのは7月後半。
(かなり特殊な状況で、会社から直接言われたわけではないが「手伝いにこなければ退職金も、離職票も…という暗黙の圧があった。)
そこから失業手当の手続きを行い、本格的に転職活動を開始。

7月末から転職活動を開始

■職務経歴書作成

職務経歴書の作成についてエージェントに相談し、時間をかけてでも「転職の軸」をしっかり考えた方がいいとアドバイスを頂いた。
・なぜ退職したのか
・転職で何を得たいのか
まずは、自分の言葉で思ったことを書き出していく。
面接で伝えるようなかしこまった言葉ではなく、今の自分の気持ちに素直に書き出していく。

そして今度は自己分析をすすめていく

①自分の経験を書き出す

「5W1H」を活用

 Where どんな会社だったか
 What 何の商品やサービスを扱っていたか
 Who どんな人と関わったか
 How  仕事はどのような進め方をしていたか
 When  スケジュール等どのくらいの期間で行っていたか
 Why 会社(もしくは自分)は何のために、何を目指していたか

②さらに掘り下げてみる

「STARの法則」を活用し、自らのスキルを見つける

 Situation状況 何を頑張ったか
 Task課題 何が課題だったか
 Action行動 実際何を行ったか
 Result結果 行動した結果どうなったか

以下の動画の話が非常に参考になった。就活生向けだったと思うけど、自分の軸を考えるきっかけになった。

・「〜社に入りたい」から「〜社で何をしたいか」に変化している
・自分で決めているようで決めていない事が意外と多い。半径5mのことで決めてしまっている
・自分のモヤモヤを一度言語化し、現状を把握する事が必要
・今までの経験から、好きだった嫌いだった事を把握する
・うまくいった体験・記憶を思い出す。
 上方比較の心理(上には上がいるという)が出やすいが、
 自分なりにしたことはなにか?
 過去の自分と比べて変化したことはなにか?
 そこが自分の価値につながる
・上手くかなかった事を自分のせいにするのは違う。
 自分が本当に向き合わないといけない課題に向き合えていない証拠。
 もし他責していいならなんと言うのか?
 上手くいかなかった事をやり直すならどうするか?
・自分も視野を広げる。なぜ頑張れたのか?
・自分軸の作り方は、自分の頑張った事を自覚する事。
 自分らしさが詰まっている。


「ポータブルスキル」を活用して、自分のスキルを把握する

自分の強みと弱みを理解する。

ポータブルスキルワード(3分類、24種類)
『対人力』
○推し進める力:主張力、否定力、説得力、統率力
○相手に合わせる力:傾聴力、受容力、支援力、協調力

『対課題力』
○創造的思考力:試行力、変革力、機動力、発想力
○論理的思考力:計画力、推進力、確動力、分析力

『対自分力』
○即決派:決断力、曖昧力、瞬発力、冒険力
○慎重派:忍耐力、規律力、持続力、慎重力

↓それぞれの内容は以下のサイトを参考に。
https://www.hr-doctor.com/news/management/engagement/management_24portableskills-3themes?content=management_24portableskills-3themes

HRドクター 採用×教育チャンネル様

③内容を元にエピソードを作る

結論から述べ、具体的なエピソードを述べる。
私はこんな人間です(スキル)。〜といった事に対し〜を行い〜という結果を得られました。

ここまでが非常に時間がかかった。
最初は考えれば考えるほど、自分の価値がわからず、逆に短所ばかり思い出してしまって気持ちが萎えてしまった。
でも何気なく見始めた、キャリアを考える動画を見て、すべてが目からウロコ。キャリア会社に勤めているとはいえ、年下の方々がキャリアについて討論している一つ一つの言葉にぶんぶん頷いて必死にメモを取った。

■履歴書作成

学歴や職歴の記入内容を、再確認しながらまとめておく。
正式名称や資格取得年など、意外と把握できていない。

8月頭 職種・会社への志望動機をまとめる

気になる職種を見つけ、その職種で働きたい理由をまとめ始めた。
希望勤務地内に2社あったので、それぞれの会社への志望理由もまとめる。
この辺りでやっと志望動機も時間がかかる事に気づく。
前職と職種は異なるが、業種は近いものがあったため、まだよかった。
会社のHPや関連したネットニュースを読み漁り、理念や実際の実績、現場の方の言葉から志望理由絞りだす。

が。
いざ求人応募しようとして、資格必須な事に気づく。
もちろん持っていない。
職種を調べた時には「資格はあってもなくても出来る」と書いてあったので、働きながら資格取得目指すかな〜なんて軽く考えていた。
ただ求人には「資格必須」の文字。
急いで調べると、受験資格に専修学校2〜3年が必要の文字。
求人情報をしっかりと読み込む事の必要性を自覚した。

8月中旬 大手企業に求人応募する

改めて求人を見直した時に、寝かしていたひとつの求人が気になった。
この地域で数社しかない大手企業の求人だ。
たまたま希望職種の内容で、たまたま応募資格も満たしている。
ただ書類選考と面接の他に、適性検査と作文がある事、履歴書と職務経歴書が専用用紙な事がひっかかっていた。
適性検査と作文なんて、就活以来何も手をつけていないし、転職用の適性検査の勉強なんて一度もした事がない。
おまけに大手は福利厚生が整っていて、倍率がかなり高い。
迷ったあげく、改めて会社のことを調べる。実はこちらの会社は、私にとって福利厚生や安定よりも、経営者の考え方がすごく魅力的でこの会社で働いてみたいと初めて思えた会社だった。
ただ全くわからない業種、技術者でないと中途採用は難しいと、雲の上の存在だった。
それがたまたま求人に出会えた
前職での人間関係から、自分がなにができるか、どの会社なら雇ってくれるかでなく、「こんな人と働きたい」という働き方がしたかった。
自分の思いを改めて思い起こし、重い腰をあげた。
よし、せっかくだからやるだけやってみようと。

前回のように、先に書類作成に必要な情報をまとめる。
業種を調べ、会社を調べ、経営者の言葉を改めて読み返して志望動機や自己PRをまとめる。
(業種調べがだいぶ時間がかかった)
応募し、専用書類をいただいてびっくり。記入欄がだいぶ小さい。
おまけにデータでなく、書面でいただいたので書き直しがきかない。
(紙質が独特すぎてコピーがバレてしまうタイプ)
ひとまず練習用に何枚もコピーしてまとめた内容を書き出してみるが、半分も書けない。まとめ直すのに時間がかかり、さらに記入にもかなり時間がかかった。あんなに緊張して書いたのは初めてだった。
なんとか応募書類を郵送処理し、ここからは適性検査と作文対策に没頭した。

大手会社ということもあって、書類選考結果の連絡が20日以内。
(面接後も20日以内の連絡)
この20日間、どうするかすごく迷った。
30代後半での転職、書類選考すら通るかどうかという状況なのはよくわかっている。通常ならバンバン応募してすすめていくべきだ。

でも私は結果がくるまで、他の求人に応募しない事にした。
理由はいくつかある。
①面接、適性検査、作文の対策を何もしていない。
 とりあえず対策に取り組み、その後時間があれば応募すればいい。
②地方は特に人手不足、面接後に即決採用も多い。
 万が一すぐに内定頂けた場合、第一志望の大手の結果待ちで1ヶ月以上も
お待たせできない。
③年齢的に応募できる求人が少ない。
 興味のあった求人について色々確認した結果、求人期日がだいぶ先な事、
今まで求人掲載回数が多い事から、求人自体はなくならなそうと判断。
(それはある意味心配な状況ではあるけど..定着率低いのか?)
あっちもこっちもと気が散漫になるより、数少ない求人ひとつひとつにじっくり取り組みたかった。

という事で20日間じっくり対策を行った。
面接対策、SPI対策、作文対策。
長すぎだ。でも対策をすればするほど、しないといけない事が出てきて全然終わらなかった。

8月下旬 大手会社の書類選考、不合格

あんなに時間をかけて、結局不合格の連絡が届いた
ダメならダメでしかたないけれど、もっと早く連絡できなかったんかい?とついボヤいてしまった。

8月下旬〜9月頭 求人応募、書類選考結果待ち

現在はここ。
なんと退職して2ヶ月以上経って、求人応募2社というのんびり過ぎるだろう活動記録。
自分でもびっくりする。もう無職状態なのに。
でも今もう1社応募するかどうか、まだ悩んでいる。
気になる求人は応募してある求人と業界が違いすぎて、頭の中がしっちゃかめっちゃかになりそうで怖いからだ。
これくらいのマルチタスクこなせないと転職しても役に立たなくない?と自分でもツッコミをいれたくなるが、実際一点集中にしないと「混乱して面接時に頭真っ白になる」という自分の姿が浮かぶほどなのだ。
あーどうしよう。




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