2020(令2)コンクリート主任技士
11/29(日)にコンクリート主任技士の試験がありました。
1.試験概用
・試験場所:千葉工業大学(津田沼駅から徒歩5分)
・試験時間:3時間(13:30-16:30)
・問題:4択一(25問) 小論文1題
出来はどうだったかと言いますと,22/25(88%)でした。また問題の個人的な総評はまた今度しようと思います。今回は紹介と備忘録を兼ねて勉強方法や参考書を紹介します。
2.使った参考書
・コンクリート技術の要点’20
・コンクート主任技士 試験問題と解説 2019年度版
まず結論から言うとこの2冊があれば十分でした。逆に言うと両方ないとちしきの定着が出来ませんでした。(始めは過去問のみでやっていたのですが、過去6年以降は解説がありませんので理解が出来ませんでした。)
ちなみにコンクリート技士も2018に受けたんですけどそのときは過去問のみ取り組みました。(10年分だけで十分でした)
3.勉強方法
・4択一問題対策
過去問を10年分を3〜4周して、出てきた箇所を技術の要点にライン引きをしていきました。
今年は超遅延材の主成分が解答になる問題がありましたが,やはり知識の定着という意味で技術の要点は必須だと思いました。JCIが出版しているので試験に出る箇所や大事な部分はうまくまとめられていました。
・小論文対策
小論文の過去問を見ながらある程度予想を立てました。3つに絞り
■自分の経験談(特定の箇所のコンクリート打設)
-ここはなんでも良いと思います。感想文にならないよう1/4の切り欠きや7日以上の養生期間など数字を交えて知識のアピールをするよう対策しました。
■最新技術(超高強度コンクリートの製造)
-これはコンクリート技術の要点の新材料の箇所を覚えました。混和剤は開発がめざましいです。300N/mm2を超える高強度コンクリートが施工に使われたらどうなるかについてまとめました。
■IT技術
-これは現在の時勢に合わせて対策をしておきました。コンクリート打設担当者は負担が大きいので会社で行なっている取り組みを書きました。
大事なのは小論文の中に数値や知識を盛り込むことです。
コンクリート技術の要点の該当箇所の知識を必ず引用するように心がけました。例えば、
コンクリートの構造体強度の確認試験は150m2毎に行う→打設量が多いと毎回担当者が立ち会いに行のが手間→写真をクラウド上で承認することができるように監理者と協議して手間を省略 など
書く内容はなんでも良いと思います。択一で得た知識を数値等具体的にして盛り込めば書けるはずです
おわりに
いろいろ書いていきましたが小論文は採点方式が不明ですので4択一で8割以上取れるように勉強するのが1番いいと思います。
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