万年シラフに越したことは無い
幸福。これをドラッグに頼って得ることを覚えてしまうと、子供の頃や、純粋だったあのころに普段シラフで感じられていた些細な幸せを感じることが難しくなっていく。現在現役でヤク中をやっている人なら理解できると思うが、トリップ中にいくら幸福を感じられたとしてもそれは幸せの前借りに過ぎない、いくらその時に気分が晴々として人生最高の気分でも、クスリが切れた時ほんとの自分の心が姿を表す。絶望的な虚無感、離脱感を感じまたクスリを使い一時的な処置で気分をあげる、生きる気力につなげる。このような生活を続けシラフでは経験できない領域の幸福を浴び続けて、自分の幸福のハードルはどんどん上がっていき最終的には常に薬に頼り、脳に幸せ物質を放出させずには仕事や学校、友達との交流でさえも何かに酔っていないと活動できない廃人が出来上がる。万年シラフで自分の感じられる幸福のハードルを低い位置に保ちながら小さな幸福を感じながら平凡な生活を送るのが1番なのであるという考えに最近主は至った。