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事業と向き合うプロダクトマネージャーの日常~ プロダクトわいがや会のススメ

こんにちは。プロダクトマネジャーのたけまさです。
気軽につぶやいた夏休みの宿題に予想外のいいねをいただいて驚きました...!!
初回は誰でもすぐに実行しやすい、プロダクトわいがや会のススメです。

プロダクトわいがや会とは?

新しく企画しようかなぁ段階の課題や機能について、誰でも参加して自由に発言できる場です。

株式会社ペライチへの出向時代にCOO安井さんと開発の企画をしているときに、たまにはみんなでワイワイガヤガヤしてみようか。と会話したのがはじまりです。

なぜやるのか?

実は直接what/howを決めるビジネスや開発ポジション以外のメンバーの意見が、問題として顕在化する前に集められる機会ってありそうでないのです。

また、わいがや会はステークホルダーのやんわりとした事前調整の役割も兼ねています。「いつかくるぞ」と心の準備をしてもらいましょう。笑

秘密保持の関係で具体的な情報開示がしにくい場合は、解決策の手前の「課題設定」の状態で開催することをおすすめします。

様々なポジションの参加者が増えるほど、異なる視点でのFBを手に入れることができます。

基本的なルール

自由に発言していい。否定しない。オチはなくていい。結論もださない。
ただただ発散の場として活用します。

段取りとテンプレート

以下はわたしが作成したのものです。自由に編集してつかってみてください。10人以上集まるなら60分くらいがちょうどよいかなと思います。

#わいがや会の目的とゴール
- 目的:テーマに対して、自由にアイデアや意見を交換する場
- ゴール: アイデアや意見がたくさん集まった状態。決めるMTGではない!

#今回のテーマ
- どうする!?ユーザーがXXしちゃう問題!!!
※カジュアルにしたいので、釣りタイトルくらいでちょうどいい

#背景の共有(10分)
- 前提
- 起こっている事実
- あれば目的/仮説/いま考えていることなど

#他社の事例(10分)
- 他社や競合が近い課題にどう対応しているか見る/触ってみる時間

#わいがやアイデアを出してみる時間(40分)
- Google spreadsheetでどんどん自由にかいてもらう
- ファシリテーターは記述者になど話を振り深ぼる

意外と同じ課題でも向き合うポジションが異なると、違う視点あることに驚きます。告知はSlackのgeneralなどでしつつ、是非1回やってみてください。

おわりに

PlatformやSaaSの場合は事業=プロダクトです。仕様の決定に直接関わる以外のメンバーが話ができる場は、一緒に事業をつくっていく仲間としてモチベーションになります。

社内メンバーのお話を聞く時も「意見と事実」をやんわり意識しながら、掘り下げてみましょう。


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