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みどりの食料システム戦略
農林水産省は2050年までに食料・農林水産業の
生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する
「みどりの食料システム戦略」という策定をしています。
こういった取り組み自体は素晴らしいと思います。
この「みどりの食料システム戦略」の内容はというと💁♂️
< 2050年までに目指す姿 >
●農林水産業のCO2ゼロエミッション化の実現
●低リスク農薬への転換、
総合的な病害虫管理体系の確立・普及に加え、
ネオニコチノイド系を含む従来の
殺虫剤に代わる新規農薬等の開発により化学農薬の
使用量(リスク換算)を50%低減
●輸入原料や化石燃料を原料とした
化学肥料の使用量を30%低減
●耕地面積に占める有機農業の取り組み面積の割合を
25%(100万ヘクタール)に拡大
(国際的な有機農業の基準で)
●2030年までに食品製造業の労働生産性を最低3割向上
●2030年までに食品企業における持続可能性に配慮した
輸入原材料調達の実現を目指す
●エリートツリー等を林業用苗木の9割以上に拡大
●ニホンウナギ、クロマグロ等の養殖において
人工種苗比率100%を実現
どうですか?
ネオニコチノイド系農薬に代わる新規農薬等の開発。
有機農業の取組面積の割合を100万ヘクタールに拡大。
化学農薬・化学肥料の使用量を低減。
必要な事ももちろんあります。
ただ、必要無いと思う点もあります。
新規農薬の開発。
これは今もうすでに開発に入っていますが、
【 RNA農薬 】
です。
ん?RNA?…ピンと来た方もいるんではないでしょうか。
昨年、
”ワクチンに適したRNAは医学目的だけではなく、
農薬として害虫の駆除にも利用できる可能性がある”
との記事が英誌Economistにも掲載されました。
RNA農薬、特定の生物の遺伝子を操作し
影響を与えるので、ネオニコチノイド系農薬等よりも
安全性が高いとされています。
(ネオニコチノイド系農薬もできた当初は
比較的安全なものとして開発されました。)
これをきいて、あ!いいね!それ!とは
僕はならないです。
遺伝子を操作するものを撒く。今はただただ恐怖です。
自然界に人間がそんな事をする権利は
微塵もないんでよね。
とにかく、他の上の課題もそうですが、
何か新たなものをつくり出すんじゃなく、
なぜ、足るを知るという事を
いつまでたっても考えないのか。
無いものをつくりだすより、
あるものを見つめ直す時代やと、思います。
種子の事と同じく、RNA農薬、
みどりの食料システム戦略もこれから注目していきます。
シェアしてもらえると嬉しいです。
みんなでいいね!って言える事を
みんなで考えていきたい。
農は全ての人にとって大切な食の事◎
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