放浪 2020/oct/13~

2020/oct/13

#幕岩
から
#ミズガキ
の駐車場に向かう。

カレーは続けて何食目だろう。流石に飽きた。カレーをたいらげる。後半のカレーは飽きてくるので白菜と納豆を入れた。ネバネバして見た目は良くないが美味くなった。

ネットに連絡が入っていて明日はトレランの方も参加する事になった。ココはWi-Fiが通じるし、充電もできてイイ。

天皇陛下の植樹祭サマサマだ。因みに、2001年天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、さわやかな五月晴れの下、この地で開催されて15億円掛かったらしい。ウッソウとした森林が見事に切り開かれ素晴らしい景観が八ヶ岳が展望出来る広場になった。その時に天皇陛下がお読まれになった歌

切り立ちし 瑞牆山の ふもと来て いろはかへでの 苗を植ゑけり

2020/oct/14
曇り。寒くはない。

車中泊の方と車中泊の方とやや車中泊の方とトレランの方との5人で

#カサメリ

に行く。

トレランの方も車中泊をするので、今回も凄いメンバーだ。
車中泊のグレードにクライミングが比例するかの様だ。クルマのカスタマイズが凄い方はクライミングも凄い。住まいは伊豆の方で、ミズガキには寒さの限界までいるらしい。仕事はしないらしい。カナダでワークホリデーをして日本に戻り、その後も放浪しているらしい。凄い。
その方でない方も、大学を卒業後にクライミングジムに就職してけれど、コロナで1ヶ月で解雇になり、車中泊生活。北海道などを転々として、暫くはミズガキにいて、11月からミカン農家の季節労働者になるらしい。凄い幸運な人の様に思った。
もう一人のやや車中泊の方も仕事はしているらしいけど、クライミングや沢に入っている時間のが多い。この方は車中泊どころか仙台で路上生活をしていたらしい。
それにトレランの方と自分の5人。トレランの方は裸足の#20km裸足マラソン
もやるらしい。女性の部門で優勝したらしい。山でも自家製のサンダルの様なのを履いている。

凄い方々だ。

クルマはエブリ、エブリ、エブリ、アクティーで、クルマには荷物ががワンサカなので、トレランの方のデカイクルマで不動沢に行く。自転車も普通に積めるとか言っていたけれど、どんだけイロイロなアクティブを楽しんでいるのだろう。
トレランの方のクルマは2駆動なので、滑って途中までしか行けなかった。
このクルマでスキーにも行くらしい?不思議だ。バックカントリーもやるらしい。
どんな仕事をしているのだろう。

ミズガキは不思議な人たちを引き寄せる何かがある。

カサメリでトレランの方の友人の山のガイドさんと会う。この方もミズガキで車中泊をズーーとしているらしい。ミズガキにはまじイロイロな不思議な方々がいる。いる。いる。
ヤマノイさんもいた。

#ちちくりマンボウ
はマルチの2ピッチを1本にした様な感じ。ルートファインディングもあり、ランアウトもあり、ムーブも所々にムズイのも出てきて楽しい。ロープは70mで丁度だった。60mだとどうなんだろう?

#ネコのヒゲ
はヌメリがあって落ちた。

#はるな
は指力が無くて繋がらなかった。

#ゴンベイ3
は足で立てなかった。

#ワニワニワニ
はまた落ちた。

相方のクルマがオーバーヒートらしい。
レッカー移動されて行くのを見て、相方のアパートに向かう。

カイロプラクティックの方から明日のミズガキに誘われたが、もう体も心も限界だし、天気も雨模様なので勘弁してもらった。

相方のアパートで、相方と季節労働者の方とスマホを教わりながら、キムチ鍋。1人500円。
車中泊の方々なのでとても安くすむ。そして美味しい。

結局、相方のスマホ oppo reno 3 A を譲り受ける事にした。

畳の上で熟睡。

2020/oct/15
雨は降らなかった。しかし、クライミングはムリ。体が完全にギシギシ。心も折れている。

朝にもスマホの使い方を教わってから、

#かまなし温泉

に行く。甲斐市内で68歳以上だと200円。

甲斐市の
#かまなし温泉
#神明温泉
#百楽温泉
は似た感じだ。

温泉に入ったらやや身体がほぐれたがクライミングはムリ。

横浜に向かう。

家でノンビリとスマホのデータの整備。

母が救急車に運ばれて入院したのたけれど、コロナの為に面会が出来ないらしい。
母は車椅子での生活になるらしい。
歳だから仕方ないけれど、落ち込んでいると思う。会って声を掛けてあげたいが出来ない。母は自分よりもっと動揺していると思う。
イロイロなリスクがあると思うけれど、面会をして声を掛ける事が出来る様にならないものか?医療関係者に囲まれて長生きするよりも、知り間合いの顔を見たいと思っていると思う。
5ヶ月の入院らしい。ズーと医療関係者だけに囲まれて知り合いに会えないのか?大変だな。
退院後も家には車椅子なので戻れずに施設に行くようになるらしい。
施設や介護などの事もよく分からない。調べられるのだろうか??

今の世の中は病院の様な所で息を引き取るしかない様だ。人間が長く生かされる様になっている。病院で最後を迎える。自分は家で近所の方に見届けられながら息を引き取ったのは妻のおじいさんしか知らない。
あの時は夏なのに1週間以上も家で過ごして斎場で見送った。裏側の除き穴から炎に包まれて真っ赤に燃えているのを観せて貰った。昔の方だから骨が太いと係の方が教えてくれた。
火葬までの間の毎日に部落の方々が来て大きな数珠の周に輪になって、昔ながらの儀式の様なおまじないをしていた。長い線香やロウソクを消さない様に見張り番を棺の側でしていた。自分も仕事をかなり休ませて頂いて見張り番をしていた。夏の暑い中、おじいさんの側でノンビリと横たわって、そよ風の気持ちよさを感じながら天井を眺めていた。

昔は長生きが幸せな事だったが、今は長生きは災いな事の様に思う。
スマホや車がまだまだ使えるのに方が古くなっとだけで廃品に回されるのも可哀想だけれど、昆虫などの様にガラスケースの中に並べられるのも可哀想だ。

自分の体も頭もが老いてきている。身体が、そして頭脳も心についていかない。心もその事を感じて慎重になってきている。

一昨日までの疲れがかなり残っていると身体が心に呼び掛けて遊べる環境が整っているのに休んでいる。

クライミングどころか歩けなくなったり、更にはベッドで体中にホースやコードが巻き付いてる状態は生活ではないと思う。

病院にはいきたくない。なので、もう、健康診断を3年間受けていない。一番はバリュームを飲むのが嫌だからだけど。

働いていた時に必ず健康診断を受けなければならなかった。受けたくないと養護教諭に言ったら、教頭が出てきて注意を受けた。

ある時、その健康診断で血圧に陽性が出た。医者にいって診断をして貰わなければならなくなった。しぶしぶ診断を受けにいった。診断で薬が渡された。ネットて調べて観た。一度服用すると服用し続けなければならない薬だった。自分はその薬を捨てた。養護教諭は医者に受けた診断書があるので、後は何も言って来なかった。そして一年後。血圧は正常になっていた。

片足のクライマーがいる。片足になったのはクライミングで落ちて足にボルトを入れたらしい。そして、その辺からガンが発生したらしい。足を開いてみるとボルトは溶けて無くなりガンがあったらしい。そしてその足を切って、その方はガンを広げない様に薬を飲まされたらしい。すると、髪の毛が抜けるなどの異変が身体に出てきたとのことで、その方も薬の服用を辞めて生活習慣の改善に取り組んだとのことである。その方は今でも健在でクライミングをしている。
その方の話を真似して自分も薬を捨てた。
薬と毒の違いはその量で決まると思う。世の中にある物は全て毒でもあり、薬でもある。水でさえも飲みすぎると中毒になり毒となる。

自分はチューブやコードをグルグルに巻きつけられて、医療関係者や機械に見守られなくてももイイ。そんな状態になる前に別な楽しいクスリを多量に飲んで、2~3日であの世にトリップしたい。
日本には違法だけれど、その様な国もある。

人殺しはダメな様に思うけれど、自分を殺すのは自分の勝手な様にも思うけれど、残された者の事を考えるとそうで無い様な気もする。

これは本能なのか?教育された事なのか?

踏んづけたアリに対してはあわれみを感じて、はたいた蚊に対しては安堵を感じる。

2020/oct/16
曇り。
クライミングは出来たかも。まだ少しクライミングをしなかった事に未練が残っている。でも布団から起き上がるのもシンドイ。
まるで修行をサボっている感じだ。

寝ながらスマホをカスタマイズ。

浜松駅に向かう。

なんとSIMカードが使えなくなっている。仕方ないのでコンビニでフリーWi-Fi。
¯\_(⊙_ʖ⊙)_/¯

マックスバリュで車中泊。

2020/oct/17
雨。
浜松駅で家族と会って街をドライブ。
神社とお城と杜に行った。雨なのにたくさんの観光客がいた。
浜松は家康の城下町らしい。
仙台は伊達の城下町だけれど、街の中にある浜松城と、街の近くの高台にある青葉城との対比が面白い。
青葉城では昔、アイゼントレーニングができた。江戸城はトラバースが出来た。浜松城は??

ホテルに入る。豪華なホテルだ。家族に車中泊でもイイと言ったのだけれど、1人も2人も値段が変わらないらしいので、久し振りのホテル。家族がお金を出してくれる。

ホテルはgo to Travelで凄い混み方だ。受け付けをするのに20分ぐらいも列を作って並んで待っている。
ココの人たちは上級国民なのだろうか?それとも中級国民か?どちらにしても下級国民では無いようなホテルだ。
とてもキレイなホテルで従業員の態度も格式が高すぎず、低すぎずにイイ感じだ。

会合に行く為にネクタイをする。以前にネクタイをしたのはいつなのか思い出せない。
タクシーが30分待ちらしい。タクシーも凄い混み方だ。タクシーを普通に利用できるお客さんたちだから、ココの人たちは中の上以上の国民かも。

久し振りの文明社会に入った気がする。仕事をしていた時は人間観察が仕事だった。退職後もヒマだと人間観察する。ココでは持ち物や服用などへのお金の使い方を基準にして人間観察をしている自分に気付いた。今までは山の中が多いので、人間観察より景色など自然への観察が多かった。環境判断を絶えずしていないと道に迷ったり、キノコを見逃してしまう。
働いていた時は頭脳や身体や精神などイロイロな基準で人間観察をしていた様に思うのだけれど、退職してからは人間観察はあまりしなくなった。パートナーを人間観察しようとしても、あまりに濃い〜〜人たちばかりなので富裕層とか貧困層とかの分類枠からはみでているので観察はしなくなった。年齢も住所も仕事も意味のないデータになっていた。

タクシーはやめて、相手の方々が車で迎えに来てくれる事になった。

家族の会合

浜松側が8人、仙台側が7人。家康と伊達の文化の交流だ。
関東で育ち、東北で生活をしてきた自分には浜松は上方だ。なんとなく上方の雰囲気を感じる。

ウナギと凧の話が面白かった。5月の連休に凧のお祭りがあるらしい。
来年もコロナが続くだろうからこのお祭りを計画に入れておく。

クライミングとは違う文化の多様性を感じる。ある面、海外のクライマーとの交流よりも不思議な多様性を感じたのが不思議だった。

宴会は豪華な食事だ。ウナギは養殖らいいが美味しいし、アサリ汁も関西系で美味しかった。
多分、この前の甲斐市の友人のアパートでしたキムチ鍋の宴会の代金と比較したらと一桁どころの違いでは無いように思う。ホテルの代金も入れたら今回のミズガキを中心に過ごしてきた9月から1ヶ月半で掛かったお金以上だと思う。

放浪とgo to travel との比較や上方と関東と東北の比較ができたのは良かった。
これからも多様性の大切さを感じ取れた。

ホテルのお風呂は温泉らしいが泉質も雰囲気も甲斐市の旭温泉が今回の放浪ではダントツだった。

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