作業遂行歴面接OPHI -Ⅱを自分でやってみてわかったこと 〜MOHO、OPHI-Ⅱ〜
人間作業モデルMOHOの評価法の一つである「作業遂行歴面接第2版 OPHI-Ⅱ」を自分自身に行い(自己記入)、学んだことがあったのでシェアします。
作業遂行歴面接第2版 OPHI-Ⅱとは
人間作業モデルに基づく、面接による生活史の評価法。a)面接、b)評定尺度、c)生活史物語(ナラティブスロープを含む)という3部構成である。
このうちa)面接 で使用される「質問リスト様式」というものがあり、この質問リスト様式に自己記入しました。
OPHI-Ⅱをやってみて自分にもたらされた変化
自分の作業役割の明確化ができた
僕は現在、仕事や家庭、養育者、信仰者といった役割をもっているが、それらが自分にとってなぜ大切なのか、どのようにそれらの役割を担っていきたいかが整理され、動機づけされ、前向きにそれぞれに取り組めるようになった。
自分にとってより価値のある日課を行えるようになった
自らの日課を検討することで、状況をメタ認知することができ(広い視点で捉え直すことができ)、家族への感謝が生まれた。
自分にとって大切なことをもっと行えるような日課に変わった。
自分の日課の中で最も大切なことはどんなことなのか気づいた。
自分を取り巻く人々や環境についての理解が進んだ
まわりの人々や環境から自分がどのように影響されているかを知ることができた。まわりからどれだけプラスの力が与えられているか教えられ、感謝した。そしてその中で自分が行うべきことが見えてきた。
自分の価値、興味、個人的原因帰属についての理解が進んだ
仕事や信仰生活において自分が何を重要視しているのかが確認できた。その目指す方向に進むのを妨げていることや助けてくれることが何かわかった。
まとめ
自分にOPHI-Ⅱを行うことで、作業従事(=行い、考え、感じること)が変化し、作業適応が促された。