PostPrimeセンチメント指数について1[週足]編
PostPrimeセンチメント指数を理解する上で大事なことだと思いますので、こちらにシェア致しますね。
PostPrimeご担当者さまの説明
まずはPostPrimeご担当者さまの週足に関するご説明から。だいぶ前にご質問させていただきました。以下はその時の抜粋です。
読み易さを考えて、一部割愛・語尾を変更しています。
ご担当者さまにはとても丁寧にご対応いただきました。ありがとうございました。
PostPrimeセンチメント指数は、PostPrimeさんが開発されたものです。つまりPostPrimeさんの定めた仕様のお話ですので、それについて良いも悪いもありません。
この仕様を知った上でどのように使うかが大事な点と思います。
使用されていない算出期間がある
さて、PostPrimeの運営ご担当者さまの説明を、簡単に図式にします。つまり、使用されていない算出期間があるということなのです。
…このようにPostPrime側が週足で一つ前にデータとして”前々週のデータ”を表示する理由は、算出利用するデータに重複が生じさせないようにしたいからです。
下の図は、算出に重複が生じるケースを模式的に描いたものです。
上記のようにする理由は、センチメント指数が投票データの集計であることが背景にあるのだろうと推測します。
株価の日足・週足・月足・年足とは違う
比較例としてですが、皆さんは”株価”の日足(1D), 週足(7D), 月足(30D), 年足(YTD)を良く目にしていらっしゃると思います。
このデータには基本的にはその瞬間瞬間に必ず価格が一意(unique)に存在します。
株価というのは、投票データのように、サンプリングする母数(投票数)を気にする必要などありません。そのため、シンプルにルールに則った時間毎の算出が可能なのです。
PostPrimeセンチメント指数[週足]を、株価のようなやり方で集計するとなると、週の初めのデータ集計量は当然少なく(ボラティリティが高く)、週の終りに近づくにつれ集計データが十分以上に得られるようになるためデータに確からしさが伴ってくるようになります。このやり方ですと、週の初めと終わりにサンプリングデータの大きさの差が生じてしまいます。
PostPrime側は、おそらくは上記のような状況を避けるため、回答にあるような算出方法を定めているのでしょう。
以上です!
PostPrimeセンチメント指数について2[日足]編につづく
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